浜松市の子ども空手道場☆浜松スポーツ少年団【武道禅空手 流拳會-Rukenkai-】

~浜松市の各地区で毎日5時台から始められる子供カラテ道場
★積志★西部★白脇★高台★冨塚地区 道場日記~

井口道場 予定表

月初めにチェック! 各道場の変更予定などを掲載してます                             5時台から始まる 浜松こども空手教室! 井口道場だより 

流拳會の所属する、日本武道総合空手連盟のHP

日本武道総合空手連盟公式HP

9月2日 浜松白脇教室

2010年09月06日 | 教室の出来事
今から二年半前‥白脇教室にサポート指導員として二ヵ月ほど顔を出していた私。


ある日の稽古後、床に座っている私の背中にノッかってくる子供が。当時、小一だったダイスケです。『ヤンチャだけど、とても愛敬のある子だなぁ‥』という印象でした。


それから間もなくして、諸事情により豊橋各教室の指導員として行かなければならなくなった私。豊橋の緊急事態に、白脇教室の子供達には挨拶も出来ず去ることになったわけです。


それでも、白脇教室の子供達を忘れることはありませんでした。豊橋に行ってからも『白脇の子供達はどうしてるだろう‥入会したてで泣いていた、ハヤトやリョウタは大丈夫だろうか‥』そんなことを時々、考えてもいました。


大会を通して、時々は彼らとも出逢えました。審査会中の忙しい中なので、多くは話すことも出来なかったのですが、頑張っている彼らの成長を見ながら、安心したのを覚えています。


そんな私が豊橋で出逢った子供の一人、当時、青帯のリュウト。


豊橋飯村教室の第二部、高学年の部に参加し始めた二年生のリュウト。不安からか、私の手を握ってくることもありました。


そんなリュウトとの二年間も、私としては忘れられない想い出に。飯村教室の稽古後、いつも五人くらいの子が残り、二十分程度の稽古を重ねてきたのですが、その中にいたのもリュウトでした。

五人の中から二人、全国大会での優勝者と準優勝者が生まれ、そして黒帯を取得したことは、私の中でも至上の喜びとして、心に強く残っています。


そんなダイスケとリュウトが、全国大会・決勝の舞台で向かい合っている‥。


二年間、勝ち星の無いダイスケ。過去二回のリュウトとの対戦は、圧倒的なリュウトの勝利だったようです。


【ケガもあり、大会前はあまり練習も出来なかった‥。お母さんは僕の習い事のために、働きに出てくれている‥。サッカー部の部長をしてくれているお父さん。サッカーやカラテに通う、すべての子供達に優しく、そして時にキビしさも含め、声をかけてくれる‥。家から距離のある、高台教室・第二部の強化練習にも通わせてくれている、お父さん、お母さん‥。一緒に稽古してきた仲間達のために、そして自分のためにも‥】


『すべての期待に応えたい!』


相当なプレッシャーだったでしょう。一試合から四試合まで、試合が終わるたびに‥ダイスケは泣いていました。


様々な感情が絡み合っての涙。その戦いぶりは、ダイスケの良さが全部出ていて、それは神懸かっているようにも見えました。


『あのリュウトが‥ダイスケが‥向かい合っている』


決勝戦の試合内容は互角でした。その差は、審判の印象的なものなのでしょう。


努力型のダイスケ。負け続けても、あきらめることなく稽古を重ねてきた。この二年間にも物語はあり、その涙はとても重い(想い)ものに。


ダイスケは後輩達にも、ひとつの『道』を残しました。

【負け続ける中でも、あきらめない‥】

結果はどう出たとしても、そのプロセスの中にこそ、本当の『学び』はあるわけで、今の時代、逃げようとすれば、いくらでも選択肢や逃げ道はありますが、やはり日本人として、日本の文化や風習の中で生きるうえで、続けるコト‥やりきるコトには、とても大きな意味があり、そこで養われるチカラこそが、やがて大人になった彼らを支え、未来の日本をも支える、とても大切なものに繋がって行くのだと思います。


子供達の『純真』‥『真剣』‥【真】の中には、本当の感動があります。

ダイスケ、リュウト、おめでとう!


今までも、今も、これからも‥。彼らは私の生徒であり、いつまでも我が子であると思うのです。(^-^)

8.29東海地区昇級審査会&茶帯ト―ナメント

2010年09月05日 | 教室の出来事
☆お疲れ様でした。


皆様のおかげで、東海地区では初となる少年茶帯ト―ナメント、そして昇級審査会を無事終えることが出来ました。暑い中の応援、そして色々と御協力いただきましたことを、この場を御借りしまして心から御礼申し上げます。m(_ _)m


◆それではカンタンに審査会や大会の様子を書いて行きたいと思います。

まずは昇級審査会。ここ最近はブログにもよく書いてきましたが、各教室の統一感、集中力の高まり、そして組手慣れしてきた子供達の動きとヤル気を見ながら『次の大会は面白くなるナ‥』と感じてはいました。段階としての技術レベルが多少たりないとしても、きっと、この意識の変化がチカラになり、彼らを助けて行くのだろうと。


もちろん多少の井口教室同士の同門対決も含むのですが、参加者のじつに半分以上の子供達が勝利することが出来ました。

私も第一コ―トの責任者として係をやりつつ観戦していたのですが、子供達はじつに気合いも入っていたし、帯や経験の差にかかわらず、帯下が帯上に勝利する場面なども数多く観られたのです。

基本、移動稽古の審査でも、大きく気になる子はいませんでした。もちろん審査は試合だけではありません。基本、移動稽古、礼儀作法も含め、全体を通してのものなので、そのような意味でも、全体的に子供達は良く頑張ってくれたと思います。


ただ、更なる『高み』を目指すなら、一つひとつの動作をもっと丁寧に出来るよう、これからも心掛けて行きましょう!(^-^)



◆さて、東海地区では初となる少年部・全国大会『少年茶帯ト―ナメント』ですが、予想を上回る結果となりました。


二年生、緑帯のサワ。初参加のサワは、絶妙な距離感で相手を圧倒。見事一本勝ちで初戦を突破。準決勝では最重量の選手の圧力に押され敗戦となりましたが、今やれることを精一杯やったという感じで良かったです。


そして同じく緑帯、五年生のカイトも初参加。時々、涙を浮かべながらの激しい組手稽古を重ねてきたカイト。まだ組手にクセがあり、そのスタイルを修正中だったので、一、二回戦と茶帯の選手を破り、三回戦進出を決めたのには驚きましたし、良くやったと思います。まだまだ強くなれると確信しているので、これからのカイトも楽しみですね。


シュンヤ、リョウガ、マサナオ、リョウスケ、カユウは一回戦敗退となりましたが、それぞれの子に光るものがあり、これからを期待させる戦いぶりでした。中でもマサナオは積極的な組手を見せてくれました。保護者の方々の間でも、最近のマサナオの成長ぶりは話題となっています。


そして四年生、茶帯のダイスケ。


ケガもあり、大会前も一ヵ月くらい稽古を休んでいたので、本人の中にも不安はあったでしょう。

それでも、大会二週間前の調整ではスグに組手感覚を戻していたので、一回戦を突破すれば、決勝進出もある‥と私はマワリに話してもいました。

そして…。決勝の相手は、私が青帯から茶帯までの二年間、指導に関わってきた豊橋教室のリュウト。


決勝で向かい合う二人を見て、私の中に、とても感慨深いものが‥。


試合内容は、互角。‥良く頑張った二人とも。


書きたいことは色々とありますので、またダイスケやリュウトについては、白脇教室ブログに書こうと思ってます。


全国大会、準優勝。浜松教室全体としては過去最高の記録となったようです。


過去二年間、勝ち星に恵まれなかったダイスケ。そうとうのプレッシャーの中での四試合となりました。


☆来年も東海地区での開催が決まった茶帯ト―ナメント。現在、浜松各教室での稽古は充実してますし、みんなの『ヤル気』もみなぎっています。

子供達の頑張りを『誇り』に思いますし、次回からも、きっと沢山の『一生懸命』に出逢えることでしょう。(^-^)

浜松西部教室

2010年09月03日 | 教室の出来事
浜松に来て数ヶ月。一番キビしいことを言ってきた感のある西部教室ですが、日々、集中力は高まり、シッカリと統一感も出てきました。


審査会へ向けた稽古。涙を流しながらの組手を重ね、子供達は少し逞しくなったようです。


結果は出る‥。


今回の審査会。初参加の幼年生たち以外、小学生の参加者全員が試合で勝利することが出来ました。


そして西部教室を代表して全国大会に初参加した緑帯のカイトは、茶帯の選手達を破り、三回戦進出をはたしたのです。


試合での結果は出なかったけど、幼年生たちの基本・移動稽古での頑張りも良かった。特にヒマリの気合いは、まさに『叫ぶ!』と言った感じで。

他の先生方も、幼年生たちの頑張りに感心していたほど。


審査は試合だけではないですからね。試合の勝敗だけでなく、全体を通しての頑張りが必要とされます。そのような意味では、幼年組もホントによく頑張ったと思います。

予想以上の活躍を見せてくれた西部教室の子供達。


新たなるスタ―トをきった‥そんな感じでしたね。(^-^)

8月31日 浜松積志教室

2010年09月03日 | 教室の出来事
今日は審査会の反省会から。


みんなの目が、じつにイキイキしています。


積志教室、参加者のほとんどの子が試合に勝利!『だから先生ホメてくれ!』と言わんばかりに瞳が輝いているのです。


よくやった。涙を浮かべながらの組手稽古だったもんなぁ‥。よく頑張った。


そんな充実感の中で行なう反省会は、とても楽しいものになりました。


今回、参加出来なかった子達にも、その『熱』は伝わり、そして『希望』が生まれたことでしょう。


こんな笑顔が見たかった。


みんな、また少し強くなった。強くなったぶんだけ、優しさが持てるとイイ‥。


さぁ、少し休んだら、更なる高み‥目指そうか?(^-^)