前回の632で、船舶の用船契約における運賃を取上げたことから、日本郵船や、三井商船、川崎汽船などの日本の船会社が運航する、外航商船隊の現状はどうなっているのかその実像を、追ってみました。
そういうと、かずさんは、30年ぐらい前に四国の港で働いていた頃、入港した日本郵船の貨物船で船員として乗っていた中学校の同窓生に、偶然出合ったことが有ります。確か、鳥羽の商船学校に入学したという消息を聞いていましたが、今では、日本の船会社の船に日本人の船員が乗っていると言うのは例外みたいに少数らしいです。
以下、主に日本船主協会さんの資料によります。
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次の質問のうち、正しい数字に最も近い値は①~③(又は⑤)のどれでしょう?
質問は、全て2000総トン以上の、外航、内外航共用船が対象です。
Q1 日本の外航商船隊の総隻数は?
① 1000隻 ② 2000隻 ③ 4000隻
Q2 日本の外航商船隊のうち日本隻のものの割合は?
① 10% ② 30% ③ 60%
Q3 日本の外航商船隊が船籍を置いている国で、一番隻数が多いのは?
① リべりア ② 香港 ③ パナマ
Q4 日本の外航商船隊の、平均船齢は何年でしょう?
① 5年 ② 10年 ③ 15年
Q5 2007年の日本の外航商船隊2305隻について、船種別に隻数が多い順に並んでいる組み合わせはどれか?
① フルコンテナ船・・・鉱石運搬・バルクキャリア・・・タンカー
② タンカー・・・フルコンテナ船・・・自動車専用船
③ 鉱石・バルクキャリア・・・タンカー・・・自動車専用船
④ 自動車専用船・・・フルコンテナ船・・・タンカー
Q6 2006年の世界の海上荷動き量は69億8千万トン。このうち日本の輸出入貨物量シェア%は?
参考に、金額ベースでは、日本の世界貿易額に占めるシェアは、輸出入ともに4~5%ぐらい。
① 5% ② 10% ③ 15%
Q7 2006年の世界の海上荷動き量は69億8千万トン。このうち、日本の外航商船隊が運んだ荷動き量のシェアは?
① 5% ② 10% ③ 15%
Q8 2006年の日本の外航商船隊の、総運賃収入は?
① 1兆円 ② 2兆円 ③ 4兆円
Q9 2006年日本の輸出量(トン)のうち、日本商船隊が運んだ量のシェアは?
① 30% ② 50% ③70%
Q10 日本籍船舶には2名以上の日本人船員が配乗する必要がありますが、いまや、日本籍船といっても船員の殆どは外国人です。
世界の商船に乗り込む船員数は120万人と言われていますが、日本人は5000人ほどです。では、国別に見てもっとも船員が多い国はどこでしょう?
① フィリピン ② 中国 ③ インドネシア
(正解)
1 ② 2007年(年央) 2,305隻
2 ① 2007年の総隻数2305隻のうち、日本隻船は91隻の3.9%
3 ③ 2007年の外国籍2214隻のうち、第1位はパナマ1597隻、りべりア124隻、香港98隻の順番。
4 ② 2007年の総隻数2305隻の平均船齢は8.6年。
参考に、船齢が一定以上高い船で運送する場合の海上保険は、割増し保険料が必要ですが、そ の船齢は、バルク船は10年、定期コンテナ船や自動車運搬船は30年となっています。
5 ③ 隻数が多い順の船種別では、鉱石・バルクキャリア822隻、タンカー508隻 、自動車専用船317隻、フルコンテナ船262隻、一般貨物船237隻
6 ③ 2006年 日本の海上荷動き量は9億6千万トンで、シェア13.7%。輸出入別の量では、輸出1億4千万トン、輸入8億2千万トン
7 ② 日本の外航商船隊が運んだ量は2006年7億9千万トン、11.3%。
8 ② 2兆6千億円。うち日本の輸出入の収入1兆4千億円。三国間輸送の収入1兆2千億円。
9 ① 輸出の日本商船隊の積取比率36.4%。(輸入は60.7%)
10 ① おおよそフィリピンが22万人、中国、インドネシアがそれぞれ8万人ぐらいです。
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Sea-NACCSは昨年10月に更改されて、NVOCC、海貨、輸出入者の三つの利用者業種が追加されました。また、更改にあわせて、既存業務の改善、業務の新設、運用方法の改善などが行われました。
この結果、更改前の2008年9月末と、2008年12月末の利用者数を比較すると、企業数で、1489社が2257社(152%)、事業所数で3879所が5386所(138%)と著増しています。
とりわけ、船会社が39社から115社 と約3倍に増え船舶代理店も284社から678社と2.4倍です。
どこかの教室のポスターで、「世界の船旅を考えている方へ ダンスを覚えていきませんか?」とのコピーがありました。いいな~~(^。^)
そういうと、かずさんは、30年ぐらい前に四国の港で働いていた頃、入港した日本郵船の貨物船で船員として乗っていた中学校の同窓生に、偶然出合ったことが有ります。確か、鳥羽の商船学校に入学したという消息を聞いていましたが、今では、日本の船会社の船に日本人の船員が乗っていると言うのは例外みたいに少数らしいです。
以下、主に日本船主協会さんの資料によります。
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次の質問のうち、正しい数字に最も近い値は①~③(又は⑤)のどれでしょう?
質問は、全て2000総トン以上の、外航、内外航共用船が対象です。
Q1 日本の外航商船隊の総隻数は?
① 1000隻 ② 2000隻 ③ 4000隻
Q2 日本の外航商船隊のうち日本隻のものの割合は?
① 10% ② 30% ③ 60%
Q3 日本の外航商船隊が船籍を置いている国で、一番隻数が多いのは?
① リべりア ② 香港 ③ パナマ
Q4 日本の外航商船隊の、平均船齢は何年でしょう?
① 5年 ② 10年 ③ 15年
Q5 2007年の日本の外航商船隊2305隻について、船種別に隻数が多い順に並んでいる組み合わせはどれか?
① フルコンテナ船・・・鉱石運搬・バルクキャリア・・・タンカー
② タンカー・・・フルコンテナ船・・・自動車専用船
③ 鉱石・バルクキャリア・・・タンカー・・・自動車専用船
④ 自動車専用船・・・フルコンテナ船・・・タンカー
Q6 2006年の世界の海上荷動き量は69億8千万トン。このうち日本の輸出入貨物量シェア%は?
参考に、金額ベースでは、日本の世界貿易額に占めるシェアは、輸出入ともに4~5%ぐらい。
① 5% ② 10% ③ 15%
Q7 2006年の世界の海上荷動き量は69億8千万トン。このうち、日本の外航商船隊が運んだ荷動き量のシェアは?
① 5% ② 10% ③ 15%
Q8 2006年の日本の外航商船隊の、総運賃収入は?
① 1兆円 ② 2兆円 ③ 4兆円
Q9 2006年日本の輸出量(トン)のうち、日本商船隊が運んだ量のシェアは?
① 30% ② 50% ③70%
Q10 日本籍船舶には2名以上の日本人船員が配乗する必要がありますが、いまや、日本籍船といっても船員の殆どは外国人です。
世界の商船に乗り込む船員数は120万人と言われていますが、日本人は5000人ほどです。では、国別に見てもっとも船員が多い国はどこでしょう?
① フィリピン ② 中国 ③ インドネシア
(正解)
1 ② 2007年(年央) 2,305隻
2 ① 2007年の総隻数2305隻のうち、日本隻船は91隻の3.9%
3 ③ 2007年の外国籍2214隻のうち、第1位はパナマ1597隻、りべりア124隻、香港98隻の順番。
4 ② 2007年の総隻数2305隻の平均船齢は8.6年。
参考に、船齢が一定以上高い船で運送する場合の海上保険は、割増し保険料が必要ですが、そ の船齢は、バルク船は10年、定期コンテナ船や自動車運搬船は30年となっています。
5 ③ 隻数が多い順の船種別では、鉱石・バルクキャリア822隻、タンカー508隻 、自動車専用船317隻、フルコンテナ船262隻、一般貨物船237隻
6 ③ 2006年 日本の海上荷動き量は9億6千万トンで、シェア13.7%。輸出入別の量では、輸出1億4千万トン、輸入8億2千万トン
7 ② 日本の外航商船隊が運んだ量は2006年7億9千万トン、11.3%。
8 ② 2兆6千億円。うち日本の輸出入の収入1兆4千億円。三国間輸送の収入1兆2千億円。
9 ① 輸出の日本商船隊の積取比率36.4%。(輸入は60.7%)
10 ① おおよそフィリピンが22万人、中国、インドネシアがそれぞれ8万人ぐらいです。
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Sea-NACCSは昨年10月に更改されて、NVOCC、海貨、輸出入者の三つの利用者業種が追加されました。また、更改にあわせて、既存業務の改善、業務の新設、運用方法の改善などが行われました。
この結果、更改前の2008年9月末と、2008年12月末の利用者数を比較すると、企業数で、1489社が2257社(152%)、事業所数で3879所が5386所(138%)と著増しています。
とりわけ、船会社が39社から115社 と約3倍に増え船舶代理店も284社から678社と2.4倍です。
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