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日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

自己顕示欲の行き先

2019年02月17日 20時45分43秒 | Weblog
朝起きてテレビからはバイトテロのニュースが流れていた。

ああいうのをSNSにアップしてアピっているのである。
それを見た人々の反応が良い反応とか悪い反応とかってのはどうでも良いのだろう。
ただただ、ちっぽけな存在不確かな己を、無数の人々に対し顕示する事で
生きてる事を感じたいのでしょうか。

俺もそうです。

いやしかしあれらは全くもってアウトだ。
100アウトだね。
自己顕示欲は俺にもある。100ある。むしろそれの塊が俺である。
しかしよ、俺は歌で顕示したいね。
ちゃんと土俵で勝負したいね。
まあ、この文章とかも厳密に言えば俺の土俵では無いんだが、これは俺の俺土俵の話だからよし。
いつもああいうバイトテロやらユーチューブで店にクレーム言っとる動画とか見て思うんだが、
彼らはガキの頃に理不尽な恐怖政治ってのを経験してないのだろうね。
俺がガキの頃は何か自分をアピる時は必ずリスクが伴った。
匿名でアピる方法は無かった。
中学生の頃、俺は満を持してベンクーガー製龍の紫裏ボタンをつけてみたり
ガラスボタンをつけたりしてアピっていた。
俺はヤンキーじゃ無いけど普通では無いぞと。
そうするとね、すぐ来るんですよ。ヤンキーが。
ハイパーリーゼントで襟足ながーいバリ太いボンタン履いた本物たちが。
「おーお前なんガラスボタン付けとーとや」と。
「いやあそのおあのう」とか言っとる間も無く
「ちょっと貸しちゃらんね」と回収されるのである。
勿論返してもらえる訳が無い。
そこで俺が本当にアピりたいのであれば「貴様こら何で貸さないかんとや」と
勇気を振り絞り、力技でヤンキーを倒すしかない。
しかしヤンキーの後ろには必ず「組織」がおり、その組織は暴走族やら893とかである。
その組織の権力をも「知るかボケが」と気にもせず突破したものだけがアピる権利を与えられるシステムだった。
名を名乗らずに自己顕示する事は不可能だった。
先に書いたリスクを突破するほどの気合がなければいかん時代だった。
今はどうだろう。
別に名を名乗らず匿名のまま自己顕示ってのはリスクが無いのでそりゃあ何とも
品が無いというか、悪に満ちている。
まあこれが人間の本性だろうが、そんなもんわざわざ見たく無い。もう知っとる。
彼らは理不尽な暴力やら権力に制圧される事なく育った人々なんやろうとか思う。
ぶん殴ったこともぶん殴られたことも無い。
フラれた事もない。告白した事がないだろうから。
土下座した事も、晒し者にされた事もないだろう。
まあそんな事を思う。

何か伝えたい事があるのなら
先ずは名を名乗ろうぜ
それを聞いた他人からボロクソ言われるかもしれんっちゅう恐怖
自分が否定される事の恐怖を乗り越えようぜ
とおれは自分を鼓舞しながら毎日やっとる。

そして今、ちびっ子達があまりにもうるさかったので俺は絶叫した。
「お前らうるさい!とにかくうるさい!静かにしろ!」
ちびっ子達は泣きそうな顔で部屋に引っ込んだ。
親父の機嫌が悪い。なぜ悪いのか。私たちが悪い事をしたから怒鳴られたのか。
傷ついただろうがそんなに深く考えないでほしい。
ただ俺は静かな環境で文章を書きたかったのに君たちの声がやかましいから怒鳴っただけだ。
親父の都合だ。君たちは何んも悪くない。俺らが育てた子供だし。
ちびっ子は元気があった方が良い。
ただ、大人になった時「ちっちゃい頃父ちゃんに怒鳴られたりひっぱたかれりしたのはただ父ちゃんの機嫌が悪かっただけだったんだな」
と気づいてほしい。理不尽な小さな恐怖政治を思い出してほしい。
そうすれば人に優しくなれると思っている。

人間ですよ。
人間だもの。

またちびっ子達が騒ぎ出した。
うるさい。
なんか文が纏まらん。今日はここまで。

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今村竜也ライブスケジュール


02/23(土)下北沢ちょ美ひげ
w/高哲典-Akinori Taka-

02/26(火)西荻窪ARTRION
w/福原正登/山とケ

03/23(土)下北沢BAR?CCO
w//中島キオ/itoshigeo

詳細→ http://imamurasyouten.wixsite.com/imamuratatsuya



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