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日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

生きてる生きてる

2019年12月27日 03時44分50秒 | Weblog
令和元年最後の4連勤三日目終了。

音楽的な用事は全てが終わっていて俺の身体は完全に年末モードなのだが、サラリーマンである以上仕事には行かねばならん。
音楽だけで食っていく事を夢見て上京した18歳の俺が見れば「これが俺の未来か」と泣いてしまうかもしれん。
普通のサラリーマンってのにとにかくなるのが嫌だった。
普通ってなんやって話だが、おおよそのみんなと同じってのが昔から嫌だった。
自分の想像できん世界で生きたかった。
想像できん世界ってのはこの後きっとこうなるだろうなってな予測のたたん世界だ。
18のときの俺は26年後の今を予測して無かっただろうから(子供が5人もおるぞ!あんたが住んでる風呂なしの鯉渕荘の近所に住んどるぞ!)、
まんざら俺はいい人生を生きているのだなと思っている。

さて、今の時間は午前4時だ。
仕事帰りに焼き鳥センターで1人焼き鳥をして帰宅。
晩飯のシチューを喰らい子供らと戯れてグースカ寝てしまった。
久しぶりに子供達と戯れた気がした。
特に次男そうちゃんと戯れたのは久しぶりだった。
随分とがっしりしてきた。優しい男だ。ナッツとジュリーの面倒をよく見てくれる。
我が家の子供達の名前はニックネームで呼びやすい名前を意識してつけた。
昔、嫁さんと付き合い始めの頃、嫁さんの男友達が奇妙なニックネームで呼びあっていた事に影響された。
モヒカンのモヒ。
リンゴスターに似ているからリンゴなどなど。
村上龍の小説に影響されそうしたんだと言ってた気がする。俺は高校生の頃、だいたい苗字か名前で呼びあっていたので都会的で面白いなあと思った。

長女の和葉はカズ
長男の陽葵はハル
次男の蒼太はソウちゃん
次女の菜月はナッツ
三女の樹莉はジュリー

次男のソウちゃんだけちゃん付けなのだが、彼はおっさんになってもずっとちゃん付けで呼ばれるキャラなのだ。
顔がそうさせるのか、性格や名前の問題かはわからんが、彼だけはそうちゃんと呼んでしまうのだ。
改めて書くが優しい男だ。スクスク育て。

で話は戻るが子供達と久しぶりに戯れたのだが、なんとも幸せな気持ちだった。
俺が幼い頃、父ちゃんにヒコーキやらギッコンバッコンをしてもらった時とても嬉しかった。
笑いがこみ上げてきた。今文章を書きながら父ちゃんのタバコと汗の混ざった匂いを思い出している。
子供ってのは親と戯れるだけでとても幸せな気持ちになる。
そして親も子供と戯れるととても幸せな気持ちになる。
とても単純ではあるが、親子関係を良好にしたいなら何歳になっても戯れることを忘れてはいかんのだろう。
実際に触れるって行為は重要だ。
その相手が実在する事をしっかりと感触として確かめる行為だ。
音楽や映画や場所も同じだ。
実際にそこへ行き、いろいろなものに触れ空気を味わう体験をする事で身体にいろんなもんを感覚ではなく感触として記憶するのだ。

そんな戯れの後寝かました俺はこんな中途半端な時間にパキっと目が覚めてしまい、せっかくなんでと文章を書いているのである。
夜中だから近所の人は誰も窓を開けてないだろうと久しぶりにベランダで煙草を吸った。
雨が降っていたのか、降っているのかわからんが、排水溝を伝う水の音が聞こえた。
とても気持ちが安らいだ。
これも一つの経験なのだが、何年かしたら些細な経験すぎて忘れるだろう。
いやしかし生きるってのはなんなんだろうか。
俺は生きるって事は

周りが死んでいく事

だと思っている。周りが死んでいく事で俺は生き延びている事を実感する。
もうこれ以上周りに死んでほしくないのだが、俺が生きのびるってことはこういう悲しみを経験するって事なのだ。
この悲しみを経験したくないのならば自らが真っ先に死ぬ以外に方法はない。
俺はまだ死にたくないのだが、周りにも死んで欲しくないのである。
だが、どちらもいつか必ず来る、100パーセント来るのだなあとか考え出すとなんとも言えん気持ちになるのでいかん。

もうすぐ夜が明けるな。
もう一本煙草を吸って少し眠ろう。今日は仕事納めである。

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今村竜也ライブ/原点回帰シリーズ

01/18(土)下北沢ちょ美ひげ/w池田秀史
02/08(土)下北沢ちょ美ひげ/w大畑カズキ ミウラサト美
03/07(土)下北沢ちょ美ひげ/w高哲典-Akinori Taka-
04/25(土)下北沢ちょ美ひげ/w caRchaとウエタケユキオ

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