今日は雑談会の日だ。そうそうたる芸術家たちと肩を並べさせて貰っての雑談会だ。
言わずとがな、元安倍首相の凶弾に倒れた事件と選挙結果の状況談義。この意見交換は芸術談義とはほど遠い感あるも、芸術は平和な情勢の中で育まれるもの、
政治と大きく関わっている。それをふまえた芸術談義、皆の博識と鋭い感性に感心しながら、意見について行くのがやっとだ。
でも、理解できたかどうかも然る事ながら、この雰囲気に浸れることは私にとって至福の時と言える。楽しく若返った思いだ。
この思いを大事に抱きながら、尊敬する友人の美術仲間の「第31回 環 展」を天神山文化プラザに見に行った。
パンフレットの表紙に「みるひと、つくるひとの環がつながるよう、生きる感性の響き合いを模索し続けます。」のメッセージが書いてある。
とても素敵な文に感心しながら、ひとつひとつの作品を鑑賞させて頂いた。
友人は、「遺されたものたち」と「刻」の2点だ。押さえた色調がぴったりの大作だ。彼女の思考が表現されていて、私の心を打つ。
今日は、充実した日だった。お昼ご飯を食べるのも忘れていたほどに・・・。