次々と咲くアサガオ
きょうされん岡山支部主催の上映会が、高島公民館で開かれた。新聞に挟まれていたチラシて知り、Oさんと参加した。
3,11東日本大震災、障害のある人と支援者の記録で、実話をもとに描いたヒューマンドラマだ。
大震災で多くの死者・行方不明者が出たが、避難所に逃れた被災者も多く被災地のの無残な状況に声も出ない有様だ。
そんな中で、「障害者が消えた」という情報が入ってきた。多くの避難所を回っても、障害のある人の姿がほとんど見当たらない。
この震災で、障害のある人の死亡率が、住民の死亡率の2倍だったことが分かってきた。
さらに、各地の障害のある人の安否確認を進める中で、彼らに立ちはだかる障壁があった。誰からも見放されるように孤立し支援も届かない現状に置かれていた。
全国の障害者支援団体の多くの仲間によって、様々な困難にめげず、障害者の震災実態を把握し支援した纏めたもの。涙なしには見れなかった。
私も、震災の翌年に女川町に、少しだけだが支援にはいったことがある。
その時、体の不自由な高齢者の支援には大変だったのではと心を痛めた思いがあったが、障害者全体に思いが及ばなかった。
この映画を見て、恥ずかしい思いで涙が止まらなかった。