「新しい戦前になるかもしれない」 この見出しは、笠原 十九司 歴史学者・都留文科大学教授の新聞記事から。
アジア太平洋戦争の歴史を研究分析した第一人者の記事が、今日、新聞に掲載されていた。岸田政権が踏み出した敵基地攻撃能力の保有、GDP%を目指す大軍拡。
まさに、戦前の、日中・太平洋戦争に突き進んだ時代と同じ道を進んでいるように思える。
無条件降伏の惨状を経験した歴史の恐怖にまた突き進もうとしている不安を思わずにはいられない。
そんな思いに駆られているとき、友人から、冊子「また、沖縄が戦場になるって本当ですか」をぜひ読んでとくださった。
友人は、「ノーモア沖縄戦 命どう宝の会」に参加して遠隔地からでも学び、活動できることを考えているので、協力をと、この冊子を渡されたのだ。
現在、マスコミで沖縄については取り上げる記事は少なく、沖縄の実態を知らない人が多い。もっと本当の沖縄の歴史と現状を学んで欲しいのだと。
沖縄の後に必ず本土も巻き込まれることになるだろうと。彼女の熱い語りに私も引き込まれた。
沖縄の歴史と現状については、私なりに学んできたと思ったが、戦争へ向かうその際前線が沖縄であることをもう一度しっかり認識しなければと思った。