朝10時、有老老人ホームにに入所している姉と、初めてビデオ面会の日だ。
昨日から娘に奮闘してもらい、やっとラインで繋がるようにして貰った。少し認知がかっている姉だが、白髪の頭も綺麗に整えて笑顔で、会話が出来た。
元気で、愉しく過ごしていると、よそ行きの声だ。帰りたい帰りたいと毎日唱えていたときと打って変わって、とても幸せだという。
本音かどうか分からないが、顔色も良くしっかりした声に安堵した。私の方が草臥れているようだと思った。一ヶ月後ぐらいにまた連絡しようと思った。
面会時間6分ほどだった。施これも安心したところ。これも安心したところ。
さて、お日様は照っているが、なんとも冷たい風に吹き付けられて、体の芯まで冷え込むような土曜日だ。
今日は、朝から晩まで超多忙な日だ。
先ず、内科受診だ。心臓の薬が切れた。月曜までは待てないと、掛り付け医へ。待合室は満員、薬の処方箋を書いて貰い、急いで薬局へ。
午後1時30分から、弁護士会主催の講演会。テーマは「死刑について考える」 作家平野啓一郎の公演とシンポジウム。
先日、平野啓一郎著「死刑について考える」を読み上げてはいたが、どうしても生のお声を聞きたかったのだ。内容は、本と同じではあったが、
語りかけるように話される口調に、より内容が胸に響き染みこんだ。シンポまで参加したかったが、どうしても外せない例会があり講演だけになった。
次は、新医協支部例会で、特別ご無理をお願いしていた鍼灸師のN先生の講演だ。「鍼・灸の実際ー症例から」のお話だ。
具体的な症例を通しての症例を話され、とても分かりやすく、我が体のあちこちを思い浮かべて聞くことが出来、とても参考になった。
ただ、2会場の講演を続けてだったので、矢っ張り疲れた。が最後の講演があるのだ。
「カルトに浸食された日本の政治-旧統一協会と岡山県家庭教育応援条例」 前川 喜平さんの講演だ。
前川さんのお話は、森友・加計学園問題で、これまでに3度お聞きしているが、今回の旧藤一協会問題はぜひ聞きたくて参加した。
国際交流センターホールが満席で、熱気ムンムンだ。何度聞いても分かりやすいお話で、つい引き込まれた。
本当に、今日は知識と感情を満喫した気分だった。