自分の誕生日だ。一人家に籠もるなんて事はしたくない。
先ずは、免許更新に、県運転免許センターに行く。受付で書類確認、手数料と交通安全協会費合わせて3800円。
視力検査をして、写真撮影、5分ほどで終わり。新しい免許証の出来上がり、全て20分ほどで終了した。
安全運転に気をつけての声に送られてセンターを後にした。なんだかあっけない。
新しく加入してくれた友人に市民劇場1月例会「OG」のチケットを届けに行く。
芝居談義をしばらく交わしたが、時間があるので、イオンシアターでの、「ラーゲリより愛をこめて」を見にいく。
昨年12月から見たいと思いながら時間が取れなかったのだ。我がお誕生日祝いにすることに。もう一つ、お昼はカツ丼にしてこれも自前のお祝いに。
座席も半分以上埋まっていた。結構若い人も見に来ている。
実話に基づいた作品で、シベリア抑留の過酷な実態が克明に描かれている。その中で、希望を失わないで生きる力をかき立てながら頑張った主人公が、
最後は、がんでシベリアで死す、抑留12年目でやっと最後の帰国が出来るようになったが・・・。
涙なしには見れなかった。
ウクライナ戦火のさなかだ、日本も安全保障3文書が、年末、国会審議もなく閣議決定した暴挙で、戦争に向かっている危機感の中だけに、
この映画に、思いが深まり胸が痛んだ。 お誕生祝には厳しい映画だったが、私へのお祝いにふさわしい映画だと思った。
いい誕生日だった!
夕食時、息子に話したが、「ふ~ん」と返事をしたのみ。ま、こんなもんか?