毎年本家から届いていたタケノコが、ここ2年届かなかった。
コロナのせいもあったが、体調が悪くて入院・リハビリと大変で、タケノコ掘りどころではなかったのだ。
やっと治ってはいるが、山に登ることは無理とのこと。
そこで、今年は、我が家の娘と二人ががりで、タケノコ掘りに挑戦したのだ。本格的に武装して行く。
どこの竹藪に行っていいのか判らないので、本家の竹藪までは案内して貰った。
でてる!でてる!タケノコの頭が。早速娘が掘り始めた。あ!堀方がうまく出来なかったのか、先っぽだけが取れた。
皮を剥いたら3センチもないだろう。失敗しながらの挑戦で、やっと根元まで掘れるようになった。
全部で10本は掘っただろう。フウフウ言いながら山を下りた。
この後、オーストラリアからやっと帰ることが出来た、姪たちとご馳走を食べに行った。
祇園小道「遊食房屋」和食店に。初めてのお店だ。何せ、見場でおいしさをカバーしているかのように、豪華に見せている。
お味は良かった。薄味乍ら、しっかりとした美味しさだった。時間を忘れておおしゃべりした。
姪たちにほりたてのタケノコをお裾分けした。
さて、帰りに糠を調達するために、良く行った無人の精米所に行った。
何と、自由にお持ち帰りくださいと書いてある糠置き場の糠が全然ないのだ。つぎつぎと無人精米機の設置場所に車を走らせた。
どこも一握りの糠がなかった。ついに、スーパーに行ったが、タケノコと糠はセットにしておいてある。糠だけは売ってもないのだ。
仕方ない、重曹で茹でることにした。本当に大変だった。
夕食は、たけのこ尽くしで堪能した。