岡山駅地下ひろばで開催される「原爆の絵展」準備に参加した。
この「原爆の絵」は、被爆者が高齢化し少なくなっていく中、被爆の実相を絵画として世に残す。そして
絵の制作を通して高校生が被害者たちの思いを受け継ぎ、平和の尊さについて考えることを描かれ描かれ各地で開催されている。
被害者の体験を何度も聞きながら、悲惨な状況を描く難しさ、様々な思いが絵に描かれて胸をふさがれる思いになる。
高校生の力作に感動し、平和の大切さの心を打たれた。心を打たれた。
今回の,岡山駅地下ひろばの展示場には、元自治体のトップをされていた故A氏の墨絵も展示されている。
この墨絵は、A氏が亡くなられる1年ほど前に描かれたもので、「核兵器根絶国際キャンペーン」( ICAN )が、ノーベル平和賞を
受賞したこと、日本も核禁止禁止条約に参加することを願い、広島や・長崎の悲劇や、東北大震災による原発事故の悲劇に思いを馳せ、
更に、ピカソの「ゲルニカ」に触発されてこの墨絵を作成されたとのことだ。
5月1日(月)の12時までしか展示されていないけれど、ご都合がつけばぜひ見て頂きたいと思う。