「その…欲しいなぁ。キミのア・レ♥」
顔を赤らめながらも、物欲しそうなその視線は下へ下へとさがっていく。
は?アレってもしかして…な、何言ってるんだよ!
オレは一応確認のため、硬いジーンズの中で窮屈そうにしているイチモツを覗き込む。すると彼女はそうそう!と言わんばかりに、首を縦にぶんぶんと振った。
――はぁ
清楚だと勝手に思っていた、この子がまさか”肉食系女子“だったなんて――どうしよう?ここは彼女の部屋、あまりにもアウェイすぎる。頭の中でいろんな事がぐるぐると駆け巡る中、彼女が「ね♥」とひと言耳元で囁いた。