HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

タイ版『300』か?! 『SUEK BANGRAJUN』

2008年01月02日 | タイ映画

 さすがに正月だけあって家の外は静かですねぇ。こういうときはTVでも観て…って駅伝や演芸番組しかやってねぇ!つまらん。
 というわけで映画でも観ようという事になって棚をゴソゴソやっていたのですが、去年末近くに頂いたDVD‐Rがあったのを思い出し早速観てみたワケです。

 その作品は『SUEK BANGRAJUN』というタイ映画で、画質からして多分70年代初頭のものだろうか?内容は時代劇で隣国(カンボジア?)の侵略を防ぐ為に戦う屈強な男&女たちの話で、最初は奇襲攻撃などで華々しい戦果をあげていたのだが、次第に敵国も大砲やロケット花火などのブロックバスターな攻撃を行うようになり一人、また一人と大事な仲間を失っていき砦が陥落しそうになった時、中央から派遣された軍隊が登場、それにより敵国は退却し国の平和は守られたが、結局生き残ったのは主役の二人(男女ペア)という、スターありきの歴史スペクタクル大作でした。

         
 

 主役をはじめ、多くの男性兵士が腰に布を巻いただけという姿なのでまるで『300』みたいな感じで、内容も《栄光と挫折》を描いた男性的な作風でとても好感が持てる。何と言っても敵国からの視点が無いのが清々しくて良い(プロパガンダな感じもするが)。アクションは香港武侠映画みたいに華麗ではなく、なんか鉄を全身の力で相手にぶつけているというヘビーな感じがとてもいい。

          


 私個人、人や馬がうわぁ~って画面に出てくる映画にとても興奮を覚えるんでこういった映画が大好きなのだ。日本映画もこの頃やちょっと前にはスペクタクルな映画を撮ってたんですがね…

           
コメント (2)
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