日本のルチャリブレ・ファンが長い間待ち望んでいた“最後の”大物ルチャドールの来日がついに実現した。
メキシコの老舗団体・CMLLが産み出した21世紀型スペル・エストレージャ、ミスティコが先日行われた新日本・東京ドーム大会のオープニング・マッチを華やかに彩ったのだ。対戦カードは田口隆祐、プリンス・デヴィットとトリオを組み、相手はメキシコでもタイトルを廻って激しい闘いを繰り広げているアベルノと邪道&外道である。
内容はミスティコの一人舞台で、仲間である田口、デヴィットの個性が完全に消されていた。同じチームにベビーフェイスの大物が一人いると大変だ。まだ田口は独特のヘアスタイルという“個性”がある分まだ救いがあるが、見た目普通のデヴィットは可哀想。終盤に見せた鉄柵越えの急角度トペ・コンヒーロは彼の精一杯の“抵抗”なのかもしれない。
そして彼独自の持ち技(雑誌や動画サイトでおなじみの技)も名刺代わりにドンドン見せてくれて、うがった見方をすればミスティコを日本でも認知させる為のPR的色合いが強い試合である。だから対戦相手はミスティコの動きを十二分に引き出してくれるアベルノ、そしてどんなスタイルにも対応できる“プロレス職人”の邪道&外道で正解なのだ。こういうときヒールって得だよね。ただし、いつもの定番の攻防(対アベルノ)だけでなく、違った面も見たいのでもっと邪道&外道とは絡んでほしかったと正直思う。
何だかんだいってもミスティコのすばらしいムーブの数々を目撃できたのだから新日本には感謝をしなければならない。以前ビザの不手際で来日が流れてしまっただけに尚更だ。IWGPジュニア王座を奪取したタイガーマスクに対戦表明をしたりと日本における地盤固めも行っているようだし、当分は彼からは目が離せない。ただ、新日本が間違ったマッチメークをしなければね(笑)。
相手の力を利用してモルタル(空中回転)を切る。
スワンダイブからのティヘラ(ヘッドシザース・ホイップ)。投げた後に着地するのが凄い!
日本のファンが待ちに待った、ミスティコの必殺技・ミスティカ(旋回式脇固め)。これを見れた東京ドームの観客は幸福者だ !!
メキシコの老舗団体・CMLLが産み出した21世紀型スペル・エストレージャ、ミスティコが先日行われた新日本・東京ドーム大会のオープニング・マッチを華やかに彩ったのだ。対戦カードは田口隆祐、プリンス・デヴィットとトリオを組み、相手はメキシコでもタイトルを廻って激しい闘いを繰り広げているアベルノと邪道&外道である。
内容はミスティコの一人舞台で、仲間である田口、デヴィットの個性が完全に消されていた。同じチームにベビーフェイスの大物が一人いると大変だ。まだ田口は独特のヘアスタイルという“個性”がある分まだ救いがあるが、見た目普通のデヴィットは可哀想。終盤に見せた鉄柵越えの急角度トペ・コンヒーロは彼の精一杯の“抵抗”なのかもしれない。
そして彼独自の持ち技(雑誌や動画サイトでおなじみの技)も名刺代わりにドンドン見せてくれて、うがった見方をすればミスティコを日本でも認知させる為のPR的色合いが強い試合である。だから対戦相手はミスティコの動きを十二分に引き出してくれるアベルノ、そしてどんなスタイルにも対応できる“プロレス職人”の邪道&外道で正解なのだ。こういうときヒールって得だよね。ただし、いつもの定番の攻防(対アベルノ)だけでなく、違った面も見たいのでもっと邪道&外道とは絡んでほしかったと正直思う。
何だかんだいってもミスティコのすばらしいムーブの数々を目撃できたのだから新日本には感謝をしなければならない。以前ビザの不手際で来日が流れてしまっただけに尚更だ。IWGPジュニア王座を奪取したタイガーマスクに対戦表明をしたりと日本における地盤固めも行っているようだし、当分は彼からは目が離せない。ただ、新日本が間違ったマッチメークをしなければね(笑)。
相手の力を利用してモルタル(空中回転)を切る。
スワンダイブからのティヘラ(ヘッドシザース・ホイップ)。投げた後に着地するのが凄い!
日本のファンが待ちに待った、ミスティコの必殺技・ミスティカ(旋回式脇固め)。これを見れた東京ドームの観客は幸福者だ !!