HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

大梵林(ボリウッド)映画祭 ~第11回~ 『ACTION REPLAYY』

2011年01月29日 | インド映画

  ヤフオクで初めて知り、動画サイトで観て以来、すごく気になっていたボリウッド映画『ACTION REPLAYY』(2010)をようやく購入&観賞。観た後こんなに爽快になれる映画なんて久しぶり!いま一番のストレス解消ムービーです。

 ストーリーはあちこちの(インド映画を扱っている)ブログに書かれている通り、あのマイケル・J・フォックス主演『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)のボリウッド版で、両親の悪化した夫婦関係を改善するために、主人公が知り合いの教授に作ってもらったタイムマシンに乗って彼らがまだ出逢う前、青春時代を送っていた1970年代に渡り、若き日の父親と母親とを結びつける為に恋のキューピット役を買って出るという話だ。

 最近はボリウッド映画も、話のアクセントとしてSF要素を入れる事が多くなった。以前なら《神様だのみ》だった事例も、科学的な理屈をつけて描くようになったって事だ。やはり近年ハリウッド資本の作品や、アメリカで公開されるボリウッド作品が多くなったのが理由なのだろうか?逆に弊害(?)として3時間上映が基本だったボリウッド映画が最近では2時間ちょいの上映時間のものが増えているのもまた事実。どちらがいい・悪いという問題ではないが、個人的には作品のボリューム感にちょっと物足りなさを感じている(作品のスケール感ではない、念のため)。

 それでも作品全体から感じられるゴージャス感・観賞後の満足感は変わることがなく、未だ《映画スター》という形容詞が現役である国はやっぱ違うわと思うのであった。それにしても主演のひとりであるアイシュワリア・ラーイの存在感はスゴイ!彼女は最早人間ではなく女神様の域に達しようとしてるのではないか?と思えるくらいに。あれほどのカリスマを持った女優は残念ながら日本にはいない…

 

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