明けましておめでとうございます。少々遅くなってしまいましたが、本年も当ブログ《HIMAGINE電影房》を宜しくお願いします。2014年最初の作品は韓国映画『The Hero』(2013)といきましょう。昨年の韓国映画って個人的に面白そうな作品が多くて、久々に韓国映画熱が復活するかも?!
主人公・ジュヨン(演:オ・ジョンセ)は、大病を患っている息子ギュワンのために、仕事と看病の繰り返しの忙しい毎日を送っていた。ある日ギュワンが心の拠にしていた特撮ヒーロー番組『サンダーマン』が低視聴率が原因で突如打ち切られてしまい、ギュワンは失意のあまり無気力になってしまう。嘆き悲しむの息子の為に何ができるか?考えたジュヨンは友人たちや撮影スタッフ達の協力を得て、自らがサンダーマンになって息子の為だけに番組を作ろうとする。だが、以前撮影所に侵入し盗みを働こうとしてサンダーマン(のスーツアクター)によってブタ箱行きとなった泥棒コンビが復讐の機会を狙っていた……
ポスター画像や予告編を最初見たときは、台湾映画『變身』(2013)のようにヒーロー役者の悲喜劇なのかな?と思いましたが、実際は父と子の絆を描いた、泣かせ要素の強いコメディでありました。私なんてスーパーヒーローに難病を抱えた親子物ときたら、無条件に涙が溢れ出てしまいます、もうボロボロ。
私がこの映画で好きな場面はラスト近く、トラブルに巻き込まれてしまった息子から見る世界がファンタジー(『サンダーマン』の世界)になっている所ですね。彼の脳内に映しだされるのはしょぼいヒーロースーツを着た父親なんかじゃなくて、スーパーヒーローであるサンダーマンそのものという、男の子であれば誰もが一度は夢見たシチュエーションでしょう。どんなに特殊能力やカッコいい容姿を持っていなくとも、一番の、そして身近なヒーローとは《父親》なのである、と言わんばかりのこの場面にまたまた号泣なのでした、嗚呼。
監督のキム・ボンハンはこれが商業映画デビュー作との事で、製作当初は『サンダーマン』という直球なタイトルだったそうです。
ヒーローは憧れの対象である。ヒーローは尊敬の対象である。そして……自分自身もそのヒーローになる事が出来る!
主人公・ジュヨン(演:オ・ジョンセ)は、大病を患っている息子ギュワンのために、仕事と看病の繰り返しの忙しい毎日を送っていた。ある日ギュワンが心の拠にしていた特撮ヒーロー番組『サンダーマン』が低視聴率が原因で突如打ち切られてしまい、ギュワンは失意のあまり無気力になってしまう。嘆き悲しむの息子の為に何ができるか?考えたジュヨンは友人たちや撮影スタッフ達の協力を得て、自らがサンダーマンになって息子の為だけに番組を作ろうとする。だが、以前撮影所に侵入し盗みを働こうとしてサンダーマン(のスーツアクター)によってブタ箱行きとなった泥棒コンビが復讐の機会を狙っていた……
ポスター画像や予告編を最初見たときは、台湾映画『變身』(2013)のようにヒーロー役者の悲喜劇なのかな?と思いましたが、実際は父と子の絆を描いた、泣かせ要素の強いコメディでありました。私なんてスーパーヒーローに難病を抱えた親子物ときたら、無条件に涙が溢れ出てしまいます、もうボロボロ。
私がこの映画で好きな場面はラスト近く、トラブルに巻き込まれてしまった息子から見る世界がファンタジー(『サンダーマン』の世界)になっている所ですね。彼の脳内に映しだされるのはしょぼいヒーロースーツを着た父親なんかじゃなくて、スーパーヒーローであるサンダーマンそのものという、男の子であれば誰もが一度は夢見たシチュエーションでしょう。どんなに特殊能力やカッコいい容姿を持っていなくとも、一番の、そして身近なヒーローとは《父親》なのである、と言わんばかりのこの場面にまたまた号泣なのでした、嗚呼。
監督のキム・ボンハンはこれが商業映画デビュー作との事で、製作当初は『サンダーマン』という直球なタイトルだったそうです。
ヒーローは憧れの対象である。ヒーローは尊敬の対象である。そして……自分自身もそのヒーローになる事が出来る!