アメコミ史における、怪奇コミックスの黄金時代は、第二次大戦が終わる前後からコミックコードが施行される1954年頃までとされています。
過激な恐怖描写や暴力にサディズム、腐敗した生ける屍が跋扈しグロテスクなモンスターが不条理にも襲いかかる「闇の」ワンダーランドは、「いい子」に疲れた子供たちの、恰好の息抜きとなっていたのです。
この頃に怪奇コミックを読み漁り、テレビや映画館で浴びるように怪奇映画を観ていた後のクリエイターたちは、小説や映画などのメディアで、自分なりのこのジャンルへの愛を表現するようになるのでした。
初出:『ウィアード・ミステリー』 1953年6月号
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