このブログ久しぶりの武侠映画紹介は、盲目の女剣士がバッタバッタと敵を斬り倒す『座頭市』コピー作『盲女匂魂剣』(70)だ。
大まかなストーリーは、幼い頃に"片足の剣士"率いる盗賊に両親を殺害され、視力をも失ってしまった匂魂剣なる剣法を使う女侠が、仇討ちの旅の道中に地元の無法者を懲らしめたり、名を上げようと攻撃してくる剣客集団を倒しながらも、ついに両親の仇である片足の剣士を倒し目的を成就するといったもの。主演女優の、滑稽だが斬り合いになるとハンディキャップを感じさせないという『座頭市』的フォーマットがとても面白く、あまりのソックリぶりに「ここまでやる?!」と逆に感心した。この作品は、60年代後半~70年代初頭に多量発生した香港・台湾製武侠映画における『座頭市』の多大なる影響が、あからさまに出た(パクリともいうが…)好サンプルといえよう。
実は私はショウ・ブラザース系の生真面目な武侠映画よりも、こういった独立プロで一攫千金を狙って製作された「なんでも有り」の作品が大好きで、当り外れは大きいが自分なりの「傑作」を見つけた時の喜びは何物にも代えがたい(どんなジャンルの作品でもそうでしょ?)。しかしそういう作品ほどソフト化されてなく、
なかなか観賞が困難なので、そこん所が非常にツラいのだが…
大まかなストーリーは、幼い頃に"片足の剣士"率いる盗賊に両親を殺害され、視力をも失ってしまった匂魂剣なる剣法を使う女侠が、仇討ちの旅の道中に地元の無法者を懲らしめたり、名を上げようと攻撃してくる剣客集団を倒しながらも、ついに両親の仇である片足の剣士を倒し目的を成就するといったもの。主演女優の、滑稽だが斬り合いになるとハンディキャップを感じさせないという『座頭市』的フォーマットがとても面白く、あまりのソックリぶりに「ここまでやる?!」と逆に感心した。この作品は、60年代後半~70年代初頭に多量発生した香港・台湾製武侠映画における『座頭市』の多大なる影響が、あからさまに出た(パクリともいうが…)好サンプルといえよう。
実は私はショウ・ブラザース系の生真面目な武侠映画よりも、こういった独立プロで一攫千金を狙って製作された「なんでも有り」の作品が大好きで、当り外れは大きいが自分なりの「傑作」を見つけた時の喜びは何物にも代えがたい(どんなジャンルの作品でもそうでしょ?)。しかしそういう作品ほどソフト化されてなく、
なかなか観賞が困難なので、そこん所が非常にツラいのだが…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます