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DeepL翻訳で海外コミックスを読む⑫-1 『ヨーコ・ツノ / 不思議な三人組』

2022年07月19日 | 海外コミックス
「ベルギーで一番有名な日本人」といわれている、1970年代から現在まで続く空想科学冒険コミックス(欧州だからバンド・デシネか)、それがヨーコ・ツノであります。


マンガ家のロジェ・ルルー (Roger Leloup) が、当時海外で活躍していた日本人女優・谷洋子をモデルにクリエイトされたこの日本人少女は、電子工学の天才で合気道の達人という「よくばりセット」な設定で、その類まれな頭脳と男性顔負けの行動力を駆使して、困難に立ち向かうという正当なジュブナイル(少年少女向け)作品です。

ベルギーはもとより、フランスやドイツなど欧州の色々な言語で出版されていますが、なぜかコミックス大国・アメリカではあまり人気がないようで、現在までに30作品発表されているにもかかわらず、英語版は2000年に入ってから出版されるも、半分の16作しかありません。となると、当然日本では全く知られておらず、評論家の小野耕世氏によってその存在を紹介したのみで、熱心な海外コミックスのファンは、その名は知っているもののマンガ自体は読んだ事がない人がほとんどでしょう(個人で輸入して読んだ強者もいるでしょうが)。


そんなわけで、例の最強翻訳アプリ・DeepLを駆使し『ヨーコ・ツノ』を日本語訳してみました。「フランス語 (もしくは英語) はちょっとなぁ…」と二の足を踏んでいたあなた!日本語で読めちゃいますぜ。「ヨーコたん(*´Д`)ハァハァ」しようじゃありませんか(笑)

今回はページ数があるので二回に分けたいと思います。それでは前篇からお楽しみください


第一作『不思議な三人組』(Le Trio de l'étrange)
初出:『スピルー』1971年
※翻訳は米Cinebook社から発行されている英語版『The Curious Trio』(2012年:刊) を使用しました













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