ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

選んだ頭部管

2016年04月29日 08時19分20秒 | フルート
 私にとってのフルートの鬼門は高音のFisとGis、弱音で吹くのは難しいし、いきなり単独でその音を出せと言われても確実さに欠けます。そもそも私の今の楽器は低音が気に入って買ったくらいで、高音はもともと苦手。

 先生は改善法について熱心に教えて下さいますが、なにしろ覚えの悪い生徒、時間をかけても進展が僅かで申し訳なく思います。そこで頭部管の変更で何とかならないかと考えるようになりました。考え方がおかしいとは思います。

 専門店に電話で問い合わせましたら、頭部管の変更によりそのような効果もあったと話すお客さんもいらっしゃるとの事。二次的な効果でも頭部管の違いによる影響はゼロではないらしい。普通、「可能性は否定できません」と聞けば「どっちなの?」と突っ込みたくなりますが、この場合は確率がもう少し高そうで期待できます。

 早速お店を訪ねて幾つかのメーカーの頭部管を試しましたら、高音については確かに違いがあります。あるものはFisは出やすいがGisは出にくい、またあるものはその逆と言う事もあります。あくまで吹き手が私である場合の話。ゴールウェイモデルというのも試しましたけれど、あまりピンとは来ません。私とは吹き方がまるっきり違う筈で合わなくても当然かとは思います。

 幸いよさそうな感触のものが見つかり、すりあわせもその場でして頂いて持ち帰る事が出来ました。とにもかくにもFisとGisが出やすい事が優先項目で、その他の点は全く無視しました。

 いつもお借りしている練習室に持ち込んで吹いて見ると、試奏の際には高音ばかり吹いたので案外たやすく出たのが、少々後退気味。楽器を短時間の試奏で判断するのはなかなか難しいものがあります。ヴァイオリンの場合にはしばらくお借りして弾いた事もあるくらい。ともあれ高音のFisとGisはかなり改善されました。

 頭部管を変えたら、全体的に音色に力強さが増したと言いますか、音量がアップしたような気がします。今回の私にとっては副次的な効果ながら、これが本来の効果なのかなと思います。


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