ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

高価な楽器が売れなくなる日

2016年07月13日 05時31分09秒 | ヴァイオリン
 鳥越俊太郎氏の立候補表明は意味不明。もっとご自身の感覚が冴えていた時代に政治の世界に飛び込むべきだったのではと残念に思います。

 11日に投稿した「日本の経済規模の縮小」に関連して極めて瑣末的な事ながら、仮にそうなら高価なヴァイオリンの売れ行きは今後どうなるのか。

 ヴァイオリン人口がどれくらいなのかはともかく、高価な楽器を買うのはそのうちの一握り、分かりやすく言えば富士山の頂上付近に位置する人達と思います。財団などから貸して貰える人も居るそうで、これはその上の雲の上のケース。

 資産家であるなど資金に余裕が有れば、子弟に高価な楽器を買い与える事も可能になりますが、私がかつてそうであった給与所得者の場合、人件費の抑制、同一労働同一賃金などが実現すると、給与の伸びが期待できす、高価なヴァイオリンの購入資金をひねり出すのは難しくなると思います。

 ヴァイオリンで奏でる音楽のジャンルは様々とは言っても、やはりクラシックがメイン。クラシックの範疇でも新作はありますが、大半は古い作品の再演にすぎず、新味の点ではやはり不利。長期的にはクラシック音楽も衰退すると思います。

 それにヴァイオリンは取り組むのが難しい楽器と思います。なにしろ超アナログの世界。他人様に聞かせられるようになるには長時間を要するか、時間をかけても不可能かのいずれかで、単なる手すさびの対象とはなりにくい。

 音楽大学でヴァイオリンを専攻したいと思っても入学するのが大変。一般の大学なら、例えば法律に無知でも法学部に入学でき、入学後に法律を学べば全く問題はありませんが、ヴァイオリンの場合、音楽大学に入学する際に弾けないと言う事はあり得ません。顔に花が有れば入れたと言う昔話は多分宝塚音楽学校ではなかったかと思います。

 少々強引に結論を急ぐと、このようなネガティブな要素の多い中で、今後も高価なヴァイオリンは売れるのかと言えば甚だしく疑問があります。長期的に値崩れして行くのではないかな。そのうち有名ブランド半額セールと言う事態にでもなれば、私も駆けつけます。折しもサマージャンボが販売されていますので、急ぎ買って来ました。


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