日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

季節

2012年11月01日 | Weblog
季節


四季の移り変わる様子は何につけても心に沁みるものがあるが、特に心に染みる味わいは、秋が一番深いと誰でも思うだろう。

春や夏と違って、なんとなく物悲しい。落ち葉などの道を歩いていると、自分の行く末が見えるようで、淋しくなる。

秋に比べて春は、心が目覚める。鳥の声などもいかにも春らしく聞こえるし、陽の光を浴びて、草が芽を出し始める。
そうこうするうちに桜の華が咲いて、ソレも一夜の嵐で過ぎ去っていく。
新しく若葉の季節がやって来ては、通り過ぎていく。

ぎて、こうしている内に夏休みがやって来る。この時期はあれやこれや、心が弾むような生き生きとした、リフレッシュされた自分を発見する。

そうするとまもなく夏の暑さが退いて、山は頂上は緑から茶色に衣替えをし、里におりてくる頃になると、木枯らし一号がやって来る。
枯れ葉が舞い散る頃は、みぞれが雪に変わり、辺り一面が白銀の世界になる。こうして季節は移り変わっていく。 そして人びとはまたひとつ年をとる。