日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

海外旅行一人旅

2012年11月08日 | Weblog
海外旅行一人旅

現地を味わう
観光バスに乗って名所旧跡を観光して廻れば、快適だが、その代わり現地そのものを100%味わうことは出来ない 例えば現実に42度の暑さを味わおうと思ったら。クーラーの効いた観光バスの中からでは決して味わえない。

現地人の暮らしぶりも、ほとんど判らない。
ただ見知らぬ土地の風物や、景色を見るだけなら、ソレで満足だろうが、実際に、そこに暮らす人と同じ自然環境や、社会環境に身を置いて味わってみるのも旅の楽しみの1つになる。常にそこには自分ならどうするか?。という
問題意識が存在する。

一人旅は誰も助けてくれないから、自分の命と財産は自分で守らなければならない。言葉が通じたら、最低文字が読めたら、どれほど安心できるか。
自分以外はすべて沈黙の世界だから、細かいところでは、文明の力を借りることも出来ず、何をするにしても、自分が考えて行動しなくてはならない。
非常に神経を使う。「自分一人」を痛感して、すべての場面を無事にこなさないと、結果はすべて自分にはね返ってくる。だから今生きるこの瞬時に懸命になって心を砕く。
そういう状況だから、すべての矢は自分自身に向かう。問題が起きたら、人の知恵を借りずに、自分の頭で考えて、答えを出さなければならない。これは苦痛でもあるが、生きている実感が味わえて結構楽しい事でも在る。一人旅のいいところだ。そういう状態で、僕は何を見聞し、何を考えているのか,思ったか、ソレを克明に書いたのが、僕の旅日記である。何にも頼れない,誰にも頼れない。頼れるのは自分だけだ。
そこでは自分が生きている事を試されているような気がする。またリセットされた自分を見つけることが出来る。プライドや経歴は何の役にも立たないから玄関を出た瞬間からどこかへ飛んで行ってしまっている 。便りにするのは健康とお金くらいである。
こういうのが小心者の海外旅行一人旅という奴だ。