日々雑感

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怪談めいた噂も残る大木

2012年11月18日 | Weblog

怪談めいた噂も残る大木

「クスノキさん」の愛称で親しまれる「楠木大神」。
 大阪市中央区の谷町7丁目の交差点を東に行くと、車道の真ん中にそびえる大きなクスノキが目に飛び込む。根元には鳥居と祠(ほこら)。陶器製の蛇もまつってある。樹齢は500~600年。

「もともと寺の境内にあったのですが、戦時中の道路拡張で現在の状態になりました」。蛇をまつっているのは「巳(み=蛇)さんが住んではるから」とのこと。「終戦間近、木の幹や枝に蛇がとぐろを巻いていた」といった伝承のほか、
「枝を切った工事関係者が急死した」など怪談めいた噂も残る。

ご神木はあちこちに存在する。三輪神社の本殿右手にあった、杉だか檜だかの大木の根元には大きな穴があってそこには巳さんが住んでいる。その巳さんに生卵を供えると願いが叶うというので、心願成就必勝を祈願して2つ入れてきた。
果たしてその年は念願は叶わなかったが、後年になって心願成就以上の御利益をいただいた。やはりあの卵の御利益だ結びつくし、それを信じてるのだから、裏目に出てたら、人が死ぬ事もあるのだとこういう事を信じている。だから道路の邪魔になるから、切って除去するという話が起こるとそれは罰が当たるから止めろと言うだろう。こういうことを単純に信じる自分を素直でおめたい人間だと思う。

大阪市の道路関係者の皆様。この大木は切らないで、ご神木として残してください。車が通るのに邪魔になっても、渋滞を巻き起こすわけではないから、このまま道路の真ん中においてください。何でもかんでも人間の都合の良いように、しようというのは人間のエゴだと思います。先住者は楠の方だから。