日々雑感

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中国の反日感情

2012年11月26日 | Weblog
中国の反日感情

基本的には中国の歴史教育にありそうだ。
近現代史を考えてみると、中国は日本から侵略を受けた歴史的事実を踏まえて、自国民に自主自立だけでなく、世界支配に乗り出す大国主義への希望を、教育の中に取り入れ、それを完成させるために共産党一党独裁を守っている現実を教えていると思う。

中国民感情の中には、残虐な日本人(本当は軍隊なのだが)に対する嫌悪感があるのはある意味当然だろう。そういった基本感情の中に今回尖閣諸島を奪われた(中国はそう見ている)のだから反日デモが起こるのは無理もない。

加えて経済の発展により大国主義の実力が備わったと自信を取り戻したのが現状だろう。彼らが歴史教育から受けた感情には、日本人は鬼子だという感覚がどこかに残っていると思う。そして歴史教育は近代史で帝国主義時代の領土分割と、その支配も教えることになっているだろうから、それは当然教えているだろう。

こう言う中から、なにかうまれてこようか。
過激な連中は反日デモや反日暴動という時限爆弾をいつも抱えている。いくら当局が押さえ込んでも、それは一時的なもので、問題があればいつ爆発するかわからないのである。

経済界は中国ビジネスをかるく見てはいけない。実力をつけた段階で日本企業ゴーホームの時が、必ずくると思われる。未発展な時代は日本の経済力や、企業は表面的には歓迎されたが、経済大国第二位の地位を占めるようになった今では、彼らの中には、日本何するものぞ、という優位感情が生まれてきている。

こう言う状況なので、真の意味での交流は無理だろう。加えて伝統的に中華思想もあるから、小国日本は彼らの属国であってしかるべきだという考えもあろう。心底ではなくて表面的には、彼らが利得を得る場合のみ握手をするだろうが。日中関係にはそんな歴史と国民感情が渦巻いていることを日本国民は知るべきだ。

彼らの自信とは裏腹に、まだまだ技術は日本の方が進んでいる。中国新幹線の事故では事故車両を検証もしないで、地中に埋めるような幼稚な方法で事故を隠そうとする国だから。