■【きょうの人】 0515 摩訶迦葉 仏教教団で釈迦の後継者 第2祖と呼ばれる
本日、ゆかりの人をご紹介します。
そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。
■ 摩訶迦葉 仏教教団で釈迦の後継(第2祖)
まかかしょう
生没不詳
摩訶迦葉、摩訶迦葉波、迦葉、迦葉波、大迦葉と呼ばれる、釈迦十大弟子の一人です。
仏教教団で釈迦の後継(第2祖)とされていて、釈迦の死後、初めての結集(第1結集)の座長を務めました。頭陀第一といわれ、衣食住にとらわれず、清貧の修行を行った人として知られています。
迦葉は古代インドではありふれた名であったといわれ、仏弟子中には三迦葉という三人兄弟や十力迦葉という名前も見受けられるますが、摩訶迦葉とは別人です。
生い立ち等、伝説が多く、諸説あり、その一つによれば、マガダ国の王舎城付近の摩訶波羅陀(マハーハーダラ)村のバラモンである尼拘律陀羯波(ニグローダ・ゴーパ)の子で、畢鉢羅樹(ピッパラ=菩提樹)の下で生まれましたので、幼名を畢鉢羅耶那(ピッパラヤナ、ピッパリ)といったそうです。
8歳でバラモンに入門し修行してすべてを得て、さらに出家して求道したいと考えました。
迦葉は出家してもバラモンの修行をしていましたが、王舎城と那荼陀(ナーダダ)村の間にある一本のニグローダ樹下に坐していた釈迦と出会い、ついに仏弟子となり名前を正式に迦葉と改め竹林精舎に到りました。
釈迦に入門したとき、すでに32相中、7相を具えていたとされ、8日目に阿羅漢となったと伝えられています。
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