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■【きょうの人】 0516 呂尚(太公望) 釣り人でなくても知っている人

2021-05-16 08:46:00 | 【話材】 きょうの人05月

■【きょうの人】 0516 呂尚(太公望) 釣り人でなくても知っている人

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

■ 呂尚(太公望)

 

 ょしょう
 生没不詳

 

 紀元前11世紀ごろの古代中国春秋時代・周国の軍師としてしられ、後に、斉の始祖として現在の山東省を中心にした国です。

 呂尚の姓は姜、氏は呂、字は子牙とか牙、諱は尚です。軍事長官である師の職に就いていたことから、「師尚父」とも呼ばれます。

 謚が「太公」であることから、斉太公、姜太公の名でも呼ばれます。

 呂尚は、釣りをよくしていたことから「太公望(たいこうぼう)」と呼ばれ、日本では、釣り好きの人達を表す代名詞として使われます。

 

 呂尚は、後世の兵法と周の権謀術数を論じる人間の尊敬の対象とされています。兵法書『六韜』は、呂尚の著書とされていましたが、『六韜』は後代の人間による著作であることがわかりました。その内容から実際に書かれた時期は、戦国末期以降と考えられています。

 また、このような伝承もあります。

 後秦の王嘉が編集した『拾遺記』に収録されている有名な説話として、呂尚が斉に封ぜられた時に昔別れた妻がよりを戻そうとやってきたときに、これを拒んだという話があります。「覆水盆に返らず」と言ったといいますが、『漢書』に収録された朱買臣の逸話など、中国には、これに類似するエピソードが多く存在することから、この説話の信頼性も確かなものではないようです。(【Wikipedia】を基に作成)

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 

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