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■【あたりまえ経営のすすめ】1-3-43【組織編】 組織で動く 基本を励行できれば全社一丸の活動は実現できる

2023-02-14 13:14:01 | 【経営】 経営情報一般

  【あたりまえ経営のすすめ】1-3-43【組織編】 組織で動く 基本を励行できれば全社一丸の活動は実現できる

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 それが露呈したのが、東日本大震災の福島原発事故ではないでしょうか。

 その対応においても、事後対応においても、専門家と言われる人達な何もできず、口を閉ざしてしまっだではないですか。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 40年余の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 1-3章 【組織編】 あたり前のように「組織で動く」には

 「組織で動く」「組織的な活動」等々という言葉を、しばしば耳にしたり、口にしたりします。しかし、それには、どうしたらよいのでしょうか。

 頭ではわかっていても、言葉にして、他の人に説明しようとすると困惑してしまいます。そのような、お悩みの参考にしていただければと考え、連載しています。

 また、これまで【第1章 経営編】、【第2章 心 de 経営編】をお届けしています。そちらのバックナンバーも掲載していますので、併せてご覧下さると幸です。

 

■ 1-3-43【組織編】 組織で動く 基本を励行できれば全社一丸の活動は実現できる

 

 「組織で動く」ことができる企業作りの基本思想のひとつが、「ものさし思考」です。

 考え方・思考の基準となるものを「ものさし」にたとえ、経営上の判断を行うときに、それが正しいのかどうかに使います。

 ものさし思考の基本的な考え方は、意思決定を行うときに、その事項の上位概念と相違がないかどうか常に意識して判断します。これにより、上位概念から下位概念まで思想が統一されることになり、「共通目標」としてふさわしい形になります。

 共通目標というのは、共通に認識されるものと思われがちですが、金太郎飴のような共通した認識ではなく、個々によるバラツキがあることが多いです。そのバラツキを最小限に抑えられるように、一人一人の認識を統一してゆきます。

 企業では、「知識がある」ということと「実行できている」ということは往々にして一致していません。ましてや「実行できている」と「実効が上がっている」とでは大差があります。

 頭で理解していても、実務に活かされていないことが多いですので、ビジネス管理上では、くどいくらいの繰り返しによる徹底が必要なのです。ですから、あえて「共通目標」の「共通認識」ということを強調しています。

 たとえば、経営計画は、経営理念実現のための方策ですので、経営理念を実現するには、どのような方法があるのか、その方法をどの様に運用したら効果が上がるかを経営戦略といい、それを一定期間の目標とするのが中長期や年度の経営計画となります。

 その年度計画を実現するために、各部門は、どの様な考え方で、どの様に経営計画を実現するのか、いわゆる戦術レベルの考え方を部門の年度計画として決定し、明示します。

 各担当者は、部門の年度計画実現のために、自分の担当タスクの中で、何を、どの様に、いつまでに、どのレベルまで持ってゆくのか、いわゆる「戦技」のレベルの年間方針を明確にします。

 経営理念から、経営計画、部門計画、個別計画とドリルダウンしていますので、全ての計画のベクトルが、同じ方向に向いているのです。

 共通認識された目標が確立されますと、その目標の各階層における実行策を実施することにより、全階層において、ベクトルが統一された方向に向かって、一丸となった行動となります。これを「共通行動」と呼びます。

 経営トップは、つねに経営理念実現という命題の中で、企業業績の推移を見たり、グローバル市場の中における自社の現状ポジションを見たりして行きます。

 役員レベルは、経営理念実現のための経営計画を常に念頭におき、その進捗管理を通して、時には、トップに提言し、時には管理職を通じて、関連部門に指示や命令を出します。

 管理職は、経営計画実現のために、経営理念を意識した日常の部下管理を行います。社員それぞれは、自分の成すべきタスクを、個別年度計画書をものさしとして、進捗管理をしながら、報連相を通じて、全社の経営計画実現に邁進します。

 すなわち、全社員の行動も、トップから社員までが同じ目標に向かって、全社一丸の行動をするのです。

 このような、当たり前と思えることですが、これが実施できている企業がどのくらいあるのでしょうか。私は、経営コンサルタントとして、この考え方をベースにコンサルティングをしてきました。「知っていても、業績や企業成長を通して社会貢献するという結果に結び付けられないのでは、企業活動をしているとはいえない」のです。


 「共通目標」は英語で「Common Aims」、「共通認識」は「Common Acknowledgement」、「共通行動」は「Common Action」と表記します。この頭文字は、3つとも「CA」ですので、この省略語の複数形から「3CA's」と表記します。(英文法では、省略語の複数形には、アポストロフィを付けます)

 

 

 

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【お節介焼き情報 健康】 睡眠の基本 入眠直後の良質な睡眠が健康のもと

2023-02-14 09:46:41 | 【話材】 健康・環境

  【お節介焼き情報 健康】 睡眠の基本 入眠直後の良質な睡眠が健康のもと

 

 若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。

  齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。

 一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴45年余の経験を求める人がいらっしゃる以上、床に伏しているわけにはいかず、お節介訳精神が湧き上がり、一念発起して、私の健康法の現状を皆様にお伝えし、一人でも多くの方の参考になればと、本シリーズを書き始めました。

 ご笑読くださると幸いです。

  入眠直後の良質な睡眠が健康のもと

 睡眠に関心の高い人は多いようで、先般、当ブログで「睡眠負債」についてお伝えしたところ、多くの方からコンタクトをいただきました。「睡眠のリズムは90分」というような睡眠に関する都市伝説をかたくなに信じている人も多いことがわかりました。

 私は、睡眠の専門家ではありませんが、睡眠については悩んだことが多く、その道の専門家のお話を聞いたり、直接ご指導をいただいたりしてきました。

 たとえば「寝だめ」は良く聞く言葉です。「夕べは、遅くまでゲームをしていて寝不足気味だから、今日は週末だし、朝寝坊をしよう」という人も多いです。しかし、これは胎内時計のリズムに変調をきたしますから、好ましいやり方ではないようです。

 朝日を浴びることが、体内時計をリセットするのに効果的であるということも言われています。陽が昇り、部屋が自然と明るさを増し、目が覚めるというのが健康上よろしいようです。

 規則正しい生活や適度な運動が質の高い睡眠を提供してくれるようです。また、入眠直後の睡眠が重要であることも知られています。

 人間の睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があり、それが繰り返されることは周知の通りです。そのリズムが90分であるというのが上述の都市伝説です。

 睡眠のリズムというのは、必ずしも正確な周期ではなく、短く深い睡眠の時もあれば、長く浅い睡眠の時もあります。中には、90分周期とか120分周期の人もいるでしょうが、大半の人は、レムとノンレムを繰り返しますが、正確な周期ではないのです。

 とはいえ、レムとノンレムをセットで考えますと、人によりバラツキはありますが、一定の周期で睡眠できている時間があるようです。ですから、かならずしも90分周期説は間違えとは言えないと思います。


 睡眠の周期はともかくとして、夜中の0時前に眠り付くことが睡眠の質を高めるという説もあります。夜更かしをしないことが肝要のようですね。

 そのことと、直接関係があるのかどうかわかりませんが、ノンレム睡眠の最も効果的なのが、眠りに落ちてすぐのノンレム睡眠で、それが非常に重要なのだそうです。ここで60分以上、理想的には90分のノンレム睡眠がとれるとよろしいようです。

 この間に、脳や身体が休息でき、またホルモンバランスの調整が行われます。その結果、免疫力アップが一層効果的になるのです。すなわちコロナやインフルエンザなどの
ウイルス感染を防ぐためには、睡眠の質を高めることが基本といえます。

 

(ドアノブ)

■■健康・環境 バックナンバー】 真剣に取り組もう

 いろいろな記事を投稿しています。併せてご覧下さると幸いです。

【経営コンサルタントの育成と資格付与】

 
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
  https://www.jmca.or.jp/
 
 
 
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【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-58 【経営者分析】 ステークホルダーに対する関心度

2023-02-14 05:56:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営者編>

■【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-58 【経営者分析】 ステークホルダーに対する関心度

 

 

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 

 それが露呈したのが、東日本大震災の福島原発事故ではないでしょうか。

 

 その対応においても、事後対応においても、専門家と言われる人達な何もできず、口を閉ざしてしまっだではないですか。

 

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 

 一方で、エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 

 45年余の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

 

メモ

 

■ 1-4章 【経営者編】 経営者の分析で経営に活かす

 

 

 

 「自分のことは、自分が一番よくわかっている」

 

 その様のおっしゃる人は多いのですが、本当にそうでしょうか。

 

 「灯台もと暗し」という言葉がありますように、自分自身の足元というのは意外と見えないものです。

 

 謙虚に自分を見るためには、まず、自分自身を見直してみてはいかがでしょうか。

 

 ゼロベース思考で、自分自身を分析する方法をご紹介しています。

 

 

 

■1-4-58 【経営者分析】 ステークホルダーに対する関心度

 

 

 

 ステークホルダー、すなわち企業の関係者といいましてもいろいろとあります。そのステークホルダーに対する重要度は、企業の経営理念や経営戦略などにより異なります。その様な状態の中で、最重視している企業が多いのが顧客でしょう。

 

 アメリカ的経営の発想では、株主を重視しますが、大手企業などの資本が入っている企業は別として、一般の中小企業では、同族経営や経営者と関係深い人、社員が株主であることも多く、ここでは省略させていただきます。

 

 顧客につきましては、すでに簡単ではありますが触れていますし、営業管理編で詳細に触れる予定でいます。ただ、直販一本の場合には、売上がある程度安定しますが、売上高の大幅な増加は望めません。代理店経由の場合には、代理店との関係の強さ、信頼度などの関係から経営者としても接触をとる必要があります。

 

 代理店の育成などの計画や、そのプログラムがどの様になっているのか、経営者として指示・命令を出す必要がないほど、充分なのかも判断できるようにしなければなりません。

 

 「利は元にあり」といいますように、経営者として、顧客と共に重視しなければならないのが、仕入れ先でしょう。仕入れ先の状況についてどの程度の知識や情報をお持ちかは、今後の商品戦略面からも重要です。

 

 下請け企業などでは、原材料や部品を支給される場合もありますので、自社調達との比率がどの程度あるのか、それが、仕入原価率にどの程度影響が出ているのかを把握していなければなりません。

 

 仕入の方法も計画発注ができる状態なのか、その比率を高めたり、大量仕入をしたりして原価率を下げることはできないか、逆に、大量発注によるロスは出ていないのか、売上総利益率との関係で、経営者は状況把握をしておくべきです。

 

 仕入れ先との信頼関係ができていませんと、経営環境の急変時に仕入が途絶えてしまうというリスクがあります。信頼関係を一部の社員に任せきりですと、その社員が転職したり、引き抜きにあったり、何か想定外のことが発生したりして、自社での業務を継続できなくなるリスクもあります。その様なことがないように平素から対処しておくと共に、経営者同士の信頼関係も強固にしておく必要があります。

 

 

 

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