
■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月3日 ◇五節句の料理 ◇江戸に学ぶ 「一合野郎」とは? 3
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
3月3日
最近の若い人が企業に求める要素として、「安定」というのは、会社がつぶれるかどうかではないのだそうです。自分自身の生活が安定的に成り立つのかどうか、すなわち自身のキャリアの安定という意味での「安定」なのだそうです。
視点が、自分にあるのか、会社に置いているのかの違いでもあります。
彼等は、会社に視点を置くという発想は、あまりしないのでしょうね。
*
かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。
◆ 「一合野郎」とは? 3
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」では、「一日に玄米四合と味噌と醤油と少しの野菜を食べ・・・」とありますが、江戸っ子は、どのくらいお米を食べていたのでしょうか?
江戸っ子は、一日にお米を五合食べるのが一般的でした。これは、一日二食であろうが三食であろうが、一日のお米消費量は一定でした。すなわち一日二食の家庭では、一回に二合半を食べていたことになります。
そのために、どの家庭にも二合半の升があり、一人前のお米を食べられない人のことを「この一合野郎」と言って罵ったそうです。すなわち、半人前以下と言うことです。
因みに、旧日本陸軍では、一日三食、麦飯2合と定められていた。それだけの米飯を食べないと肉体労働に必要なエネルギーを確保できなかったのでしょう。それからすると賢治の食事は質素であったと言えます。
■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック
杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。
■【今日のおすすめ】
「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営のことです。
「あたり前」は、企業によって異なるのです。
ひとつの「あたり前」ができるようになったら、つぎの「あたり前」を作ります。
これが、「企業の成長」ということです。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【知り得情報】
政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。
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◇《イベント》DEEP TECH SUPPORT FESTA 2025
~最新の支援施策が集結!スタートアップと事業会社の未来をつなぐ!~
中小機構は神奈川県と連携し、研究開発型スタートアップ・起業準備者や研究者等を対象に支援機関による支援施策紹介、および大手企業4社によるリバースピッチをハイブリッド形式で開催します。
[日 時]3/11(火)16:00~19:00(オンラインは18:10まで)
[場 所]現地:京セラ株式会社みなとみらいリサーチセンター (横浜市西区)
オンライン(同時配信)
[参加費]無料
詳しくは以下のサイトをご覧下さい
https://deeptech-in-kanagawa25.peatix.com
出典:e-中小企業庁ネットマガジン
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 五節句の料理をすべて作ってお祝いする家庭も少なくなりました 303
3月3日は、桃の節句でした。
白酒を備えてお祝いをしたお宅もあると思います。
この日は、中国の陰陽五行説に由来する五節句の一つ「上巳(じょうし)」です。
それぞれの節句にお供えされる節句料理というのは決まっています。
節句というのは、季節の節目となる日で、1月7日の七草は「人日」といって七草を戴きます。
3月3日は、既述の通り「上巳」で菱餅や白酒が供されます。
5月5日は「端午」で柏餅(関東)やちまき(関西)が振る舞われます。
7月7日「七夕」はそうめん、9月9日は「重陽」で菊酒がつきものです。
残念ながら、五節句の料理を作って、すべてをお祝いするお宅は少ないでしょう。
かくいうわが家でも、お恥ずかしながら、年を追う毎にやらなくなってきています。
(ドアノブ)
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
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