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◆【経営四字熟語】  ■ 岡目八目 全体におけるポジショニングの把握 204

2020-09-05 11:49:10 | 【心 de 経営】 経営四字熟語
◆【経営四字熟語】  ■ 岡目八目 全体におけるポジショニングの把握 204
 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくことが多々あります。
 ところが、それだけではないのです。
 四字熟語を「経営」という視点で見ますと、一般的な四字熟語とは異なる見え方をしてきます。
 それをネタにしてあなたが他の人に話すと、尊敬の眼差しで見られるでしょう。
 永年の経営コンサルタント歴の目で見ますと、経営に直結する示唆の多いことに気がつきました。
 独断と偏見で、それを皆様にご紹介したいと思います。
◆ 経営四字熟語 第2シリーズ
 
 四字熟語の中には、物事の発想や思考に関する熟語もあります。「理科系の人は理屈っぽい」とか「あの人に理屈でまくし立てられますと、太刀打ちできない」などという言葉をしばしば耳にします。
 たしかにビジネスの世界では、上手に説明ができなかったり、自分が主張していることが相手に正確に伝わらなかったりすることが多く、自分の非力さを痛感することが多いです。
 四字熟語の中に、思考に関して示唆ある熟語が想定以上に多くあります。その中には、相手の言っていることを正確に理解できるようになるための示唆を与えてくれるものがあります。どの様に発想したら、相手に自分の思いをわかっていただけるのかを感じ取らせてくれる四字熟語もあります。思考力のハウツー本としてではなく、四字熟語の中に、思考力を高めるヒントを見つけていただきたいと思います。
 

 ■ 岡目八目 全体におけるポジショニングの把握 204

     ~ 利害関係者より、第三者の方がよく見える ~

俯瞰細観(ふかんさいかん)」に類似した四字熟語に「岡目八目(おかめはちもく)」という熟語があります。昔の日本では、夏の風物詩のひとつに縁台将棋とか囲碁があります。二人だけの勝負の様に見えますが、二人の勝負にそれを見ている外野も参加したイベントです。

 碁や将棋を打っている人は、自分が関心を持っている局面に意識が集中してしまい、他の部分に注意が届かないことがしばしばあります。「一心不乱(いっしんふらん)」という状態です。

 しかし、その状況を後ろや脇から覗いている人は、比較的冷静に、客観的に見ていることもあり、良い手が見えたり、危機を察知したりすることができます。自分で気がついたことを当事者に伝えたいのでむずむずしてしまいます。

 これは、状況を俯瞰的(ふかんてき)に観ているとも言えます。俯瞰的に観ると言うことは、鳥瞰図的に観るとも言われます。鳥が大空から下界を見下ろすように全体を把握するものの見方で、論理思考の分野でもしばしば使わる言葉です。
「岡目八目」というのは、「当事者よりも、回りで観ている人達の方が、直接の利害に関係しないこともあり、ものごとの全体の流れ、時にはものごとの真相を理解することができる」という意味です。

 経営者は、「おれの会社のことは、おれが一番よく知っている」と
・・・ <続く
 
 

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