特別国会での首班指名で、鳩山新首相が無事弟93代内閣総理大臣に指名されました。
時期ファーストレディとなる幸夫人も、衆院の傍聴席から見守っていましたが、
彼女が国会を出てからのコメントには、今まで歩んできた彼女なりの苦労が
やっと実ったという素直な気持ちが感じられたものです。
飾り気のない人柄は、内外ともに好感を得るのではないでしょうか。
また略奪愛の玉の輿というのも、近年では珍しいパターンですが、宝塚という
華やかな世界で青春時代を過ごしたのもプラスに働いているのかも。
首班指名投票では新人議員の緊張でこわばった表情や中堅議員の笑顔など・・・
なかには北海道選出の議員の顔もちらほら。
ロマンスグレーが目立つ元ニセコ町長だった、逢坂議員もなにやらメモに目を
通す姿が映し出され・・・。この先生は、うちのチーちゃんがファンです。
私自身もこれで長年応援をしてきた民主党が政権党になったという実感が、
意味もなく涙腺を刺激しましたが、思えば応援の始まりは、道議会社会党議員の
元幹事長だった鈴木泰行さん(現北海道日本ロシア協会会長)との出会いでした。
まだ30代半ばの頃、異業種交流の仲間から、新たに衆議院議員に立候補をした
女性候補者の演説会に誘われたのがきっかけで、訳の解らないまま鈴木泰行後
援会に入ったのが始まりでした。
当時は政治に興味はあっても、参加をするには腰が引けていた私ですが、政治
家ぶらない人なつっこさと温かみある誠実さは今もって変わらないことでしょう。
私が会社経営から身を引いてからは、選挙区の違いから疎遠となりましたが、
今もって彼が身をおいていた政党を応援するのは、地方政治で頑張った彼の
影響であろうと思います。
当時は飲んだ後に自宅の地下にある隠れ部屋に押しかけたものですが、今でも
当時の人たちはお酒を片手に談笑しているのでしょうか。
道議会では道議会民主党幹事長を長年にわたり務めていましたが、彼もいずれは
国会議員になる人と私は思っていたのに、選挙区の事情などで出馬のチャンスが
狭められたことは残念でした。