原作は「実録・アメリカ超能力部隊」となれば、戦争モノと思うでしょうが、
何と何とこの映画・・どういってもコメディー映画のジャンル。
公開は8月14日だが、出演陣は大変な豪華キャストになっています。
キャストは「彼が2度愛したS」や「天使と悪魔」で好演したユアン・マク
レガーと「マイレージ、マイライフ」で次々とリストラをこなす担当者役を
演じたジョージ・クルーニー。
マイレージ、マイライフとは全く違った演技にはご注目か?
他にはジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシーの4大スターに加えて
スティーヴン・ラング 、ニック・オファーマン 、ティム・グリフィンなど
豪華な出演陣です。
映画冒頭の将軍(スティーヴン・ラング)が部下に「隣の部屋に行くぞ」と
駆け出し、壁にぶつかるシーンからはじまる。
この映画の「日本語題名」を考えた千原Jrは「男と壁」が出てきたのか。
将軍は見事に壁を・・ですが。
物語の始まりは、新聞記者のボブ(マクレガー)が、ある超能力者
という男とのインタビューから。超能力者なる男は遠くのものが見える
最近見たものは?との問いかけに、男の答えは「ネス湖のネッシー」
彼が言うには、80年代ある特殊機関にいてその部門は「超能力スパイ育
成部隊」だと。
これって『ノンフィクションの原作』だから、眉唾ものと思いながらも、
ストーリーにひきこまれる感じ。
私はこういう話は仕事柄結構好きな所為もあるが・・
話の中では「動物を見つめるだけで殺す」・・その犠牲となったのが山羊。
殺した男は・・・なんともこの映画は何とも奇妙な始まり方で、その後は奇
想天外な展開が待っているのです。
彼から教えられるのが、船長と呼ばれる男リン・キャサディ(クルーニー)。
実はここまでがプロローグだった。
結構長いというのが感想だ。
ようやく本編に入り、彼は妻に捨てられ傷心のまま、イラク戦争の実態を
取材しようと現地に赴く。
イラク入りを待つボブは、取材中噂に聞いていたかつての米軍特殊部隊
の超能力軍人リン・キャサディ(クルーニー)と偶然に会うことになる。
これからが、結構楽しめるユーモアありの会話もあり突拍子もない展開と
なるが、説明はここでカット。後は映画館で楽しんでください。
なお私には興味ある人物が兵士役で出演していた。
テレビドラマ「24 -TWENTY FOUR-」で大統領警備主任役(地位はもっと
高かったかも)でジャック・バウワァーを何度も助けることになる
グレン・モーシャワーだ。
いかついながらも人情味ある風貌がたまらない。アメリカのアクション・
犯罪もののドラマには欠かせない存在ながら、多くの大作映画にも出演
をしています。
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