2019/07/23(火)第12回戦(ほっと神戸)7勝3敗2分|シーズン通算47勝40敗4分オリックス 2-5 北海道日本ハム
【勝利投手】金子(4勝3敗0S) 【セーブ】秋吉(0勝2敗16S)
【敗戦投手】田島(2勝2敗0S)
【本塁打】(日)石井4号ソロ(2回・田嶋)
(オ)モヤ 3号2ラン(7回・公文)
ほっと神戸での試合は今季2試合目でした。
4月18日の対戦では7-3で勝ちきり金子弌大投手の初勝利となった試合でしたが、
栗山監督はその時のゲンをかついだのか、先発投手には金子投手投手を起用します。
その起用が見事に的中し、ここまで3勝3敗と期待外れの成績だった金子は、6回
を投げ切って被安打0(2四球)の好投を見せて、古巣オリックスを抑え切ります。
本来の多彩な球種とコントロールに相手打線は全く手が出ず、無安打に抑え切った
のは流石としか言いようがない投球でした。
〈6回を無安打完封にオリックスを抑えた金子弌大投手〉
これまでの選手生活で一度も優勝の経験がなく、ある意味優勝を目指して加入した
金子投手ですから、投げ慣れたマウンドで2勝目をしたのは当然だったのかも知れ
ません。
対するオリ先発の田嶋は、140キロ後半から150キロの球速で日ハム打線を抑えに
かかりますが、そのストレートを各打者が狙い撃ちし、初回には大田のライト前を
足掛かりに、キャプテン中田のレフトへの2ベース、ここ数試合絶好調の渡邉諒の
左中間への2ベースが続き、いとも簡単に2-0とします。
前試合のロッテ戦では中田翔に21号HRがあったにも関わらず、連勝はストップし
てしまいましたが「中田が打てば勝つ」のジンクスは活きていて、中田翔が放った
タイムリーは、結果的には勝利を呼び込む一打となりました。
〈一回表先制の2ベースを放った中田翔選手〉
2回表には先頭打者の石井一成選手のレフトポール直撃の4号ソロHRが飛び出し、
リードを広げ金子投手を援護します。
このところは中島卓に変わってスタメン出場を続けている石井ですが、この一発は
ショートの定位置確保のホームランとなったような....。
右投手には2割に届かず、左投手には3割を打っている成績は、大きな強みといえ
るでしょう。
〈2回表レフトポール直撃の4号ソロを放った石井一成選手〉
6回には相手守備陣の乱れからノーヒットで2得点しリードを5-0と広げますが、
7回裏には公文がモヤに2ランを浴びて3点差と迫られものの、井口がしっかりと
抑え切ります。
何が変わったのかは分かりませんが、昨年までの井口投手とは一味も二味も変化を
したのは間違いないでしょう。
貴重なリリーファーに成長をしつつあるのは頼もしいですね。
8回は予定通り宮西尚生投手が登板し3人で抑え切り、9回は守護神秋吉が2安打
を打たれながら無失点に抑えて2連戦の頭を取りますが、明日はエースの有原で連
勝を狙いにいきます。
相手投手はここまで7勝のエース山岡ですが、いま最も打線が活発な日ハムなので
勝利してSBを追いかけてくれるでしょう。
〈この日のヒーローは古巣を相手に怪投を見せた金子弌大投手〉
金子選手の談話
「初回に味方に2点取ってもらったので、攻める気持ちを持って投げることができ
ました。序盤はフルカウントになることが多くて球数が増えましたけど、その後は
3人で抑えるイニングを作れたので、そういう意味ではしっかり抑えることができ
たと思います。
ヒットは打たれていませんが、四球を出してしまったことを反省して、次回につな
げていきたいです」
優勝を目指すには金子投手の力が必要です。
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