髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 最終試合は有原が粘りの投球で10勝に

2017-10-09 16:30:44 | 北海道日本ハムファイターズ

10月9日【Game143/60-83-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 1-3 北海道日本ハムファイターズ

【勝】有原(10勝13敗0S)【S】増井(6勝1敗27S【負】美馬(11勝8敗0S

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〈最終戦スタメン〉


7回裏には中田の守備でファインプレーで有原を助け、打っては後輩の石井(一)が
3安打の大活躍で楽天に逆転勝ちをしましたが、気がかりだったのは「東北ファン
への最後の(?)顔見世興行となった大谷のバッテング」でした。
初回から三振、左飛、遊ゴロ、7回表には1死満塁で三振という元気のなさでした。
ヤングファイターズが打撃面で活躍をするなかで、地元東北での最終試合は気持ちが
先に立っての空回りだったのか、それとも調子を落としてのチャンスでの凡退なのか
は分かりませんが、二刀流でのメジャー挑戦には赤ランプが点灯というには、気が
早いといえるのでしょうか。

あるメジャースカウトが言うには、MBLには大谷でなくても160キロ投手はいるが、
今の球種で通用するかどうかは疑問。またバッテングは外角球を、どのように打ち
こなすかを注目している。
まさに試合数は少ないこともあるでしょうが、今年の各チームの対戦投手は大谷の
弱点ともいえる、外角低めを攻め立てました。
その結果2017年度のホームラン数は、怪我で試合数こそ少ないものの8本に終わる
ことに..........................。
本人もファンも消化不良の一年になってしまいました。

一方、先発投手の有原投手は、最終戦を迎えて今年一年の締めくくりといえる好投
を期待しましたが、「始めよければ終わりよし!」の真逆の登板になってしまった
のは残念でしたね。
勝利投手にこそなりましたが、味方打線と守備に助けられた二桁勝利です。
何が問題なのかは分かりませんが、余りにも淡泊で変化のない投球パターンでは、
来季も苦労をするでしょうね。



<7回 105球 打者31 安打9 三振2 四球2 失点・自責1>

今年の10勝13敗という結果を踏まえて、来季はイメージチェンジをしないと、
エースの座からは陥落をするような気がします。
球質は重くスタミナもあるのですから、早い回の無駄な失点を無くして、辛抱強く
投げることができたなら15勝は狙えるはずです。

攻撃面では苦手の美馬投手を打ち崩しての勝利でした。
2回まではパーフェクトに3者凡退を繰り返し、今日も駄目かと思っていましたが
3回表2死から黒羽根捕手のライト前でナインは目覚めたようです。
続く松本は遊飛に倒れますが、4回表には先頭打者石井のヒットを足掛かりとして
中田にもヒットが飛び出し、大田が倒れた後の2死1,2塁で横尾俊建がレフト前
にタイムリーを放ち同点に追いつきます。

〈4回の横尾の同点打がその後逆転に繋がります〉


いつもの勢いのある日ハム打線であれば、一気にこの回での逆転に持って行った
のでしょうが、この日も切り込み隊長の西川も、スシボーイのレアードも居ない
打線です。
先発の杉谷は横尾の後の打席で結果を出したなら、来季に向けての大きなアピール
となったのでしょうが、この日も活躍が出来ずにノーヒットに終わってしまいます。
来季の契約が気になりますね。
とはいえ7回表の逆転劇は杉谷の四球をかわぎりに、美馬のエラー、松本の四球と
急にチャンスが訪れて、この日のヒーロの石井(一)が、相手投手高梨の代わり端
をとらえてセンターへタイムリーを放ちます。

早稲田の先輩有原を助ける新人の一打は、有原に勝利投手をプレゼントし,自身は
3安打の猛打賞という一打になりました。
夏場にはバテて鎌ヶ谷行の口惜しい思いをした石井ですが、新人でこれほどまでの
活躍をするとは、正直言って驚いています。
来季もスタメンでの出場はかなり増えるか、もしかしたら中島卓を押しのけての、
レギュラー獲りがあるかも知れませんね。

まだまだバッテングには弱点が見られますが、オフのキャンプと来季の米国キャン
プで大きく伸びて欲しいと思います。

これで今季の日ハムの試合はすべて終了をしましたが、ストーブリーグの話題は
まだまだ尽きないでしょう。
今後も折に触れてプーさん日記は書いて行きますので、宜しくお願いを致します。





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