5月20日 日本ハム7-5中日(札幌D)
真逆真逆の大谷翔平のKOだった。
5回裏1死後ヒットで出た陽が2盗失敗後、四球で出た中田を1塁に置き
ミランダが右翼線にタイムリー2塁打
ロッテ戦でボーンヘッドで2塁憤死をした中田は、ここぞとばかり名誉
挽回の走塁を見せ見事追加点を奪う
この時点で日ハムは3-0とリード。
続く近藤君もミランダに続きタイムリー2塁打。これで4-0とリード。
ここで7番大谷にタイムリーが出ていたなら、試合の流れは変わらずに
大谷の勝利は間違いがなかっただろう。
しかし、結果は3塁邪飛に終わった。
最近、内角攻めでヒットの出ていない大谷の頭の中は、マウンドに歩く
時も自らのバッテングの不調が離れなかったのだろう。
結果は、悪い方向へ。
先頭打者の四球から始まり、連打連打の4失点を許し中日に4点を献上し
カーターにマウンドを譲るも、カーターも和田に打たれて逆転をされる。
日ハムファンの誰もが唖然とする中日の逆転だった。
大谷は目の前に勝利投手がぶら下がっての悔しい降板になったが、やはり
投手であり打者もやるという、二刀流の弱点が垣間見られたワンシーンだ。
打者としての好調時なら、先頭打者をストレートで出すこともなかった
だろうし、このような崩れ方もしなかっただろう。
野球はメンタルのスポーツというが、まさにそれが出たのが今日の大谷では
ないだろうか。
4-5と逆転をされた6回は大野が先頭打者で2塁打をうつも、後が続かず
無得点に終わる。
卓也が送って1死3塁の同点のチャンスに、西川遥輝は見逃しの三振。
西川は振っていないと不満の表情(これは主審のミス?)だったが、三振の
多い西川だから取られたのだろう。
好調時の西川はファーストストライクを必ずワンショットで決めていたが、
今年三振が多いのは、好球を見逃し難しい球を打っているのが原因では?
あぁ、今日はこれまでか?
そう思いながら8回の裏・・・・・。
ストレートの好きな先頭打者陽岱鋼が、振り抜いた一打は左翼スタンド中段へ。
見事な中田に並ぶ9号同点HRがここで飛び出した。
ここで日ハムナインはイケイケムードとなり、中田は三振のあとミランダは
替わったパヤノから痛い痛い死球を受ける。
近藤君がミランダを2塁に送り、バッターボックスには高卒3年目の石川慎吾が。
第一球を打った!
センターバックスクリーンめがけて一直線の逆転の第一号HR。
日ハムベンチは大騒ぎとなった。
最後は増井が締めてジ・エンドの交流戦1勝目は、積年の恨みがある中日からの
意味ある勝ち星だった。
明日は勝が登板予定だが、今日の逆転勝利は負けがつかなかった大谷にとっても
チームにとっても勇気が湧く1勝になったように思う。
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