髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

大谷翔平はまさかの降板だったが、ニューヒーローの登場で逆転勝ち

2014-05-20 22:09:36 | 北海道日本ハムファイターズ

5月20日 日本ハム7-5中日(札幌D)

真逆真逆の大谷翔平のKOだった。

5回裏1死後ヒットで出た陽が2盗失敗後、四球で出た中田を1塁に置き

ミランダが右翼線にタイムリー2塁打

ロッテ戦でボーンヘッドで2塁憤死をした中田は、ここぞとばかり名誉

挽回の走塁を見せ見事追加点を奪う

この時点で日ハムは3-0とリード。

続く近藤君もミランダに続きタイムリー2塁打。これで4-0とリード。

ここで7番大谷にタイムリーが出ていたなら、試合の流れは変わらずに

大谷の勝利は間違いがなかっただろう。

しかし、結果は3塁邪飛に終わった。

最近、内角攻めでヒットの出ていない大谷の頭の中は、マウンドに歩く

時も自らのバッテングの不調が離れなかったのだろう。

結果は、悪い方向へ。

先頭打者の四球から始まり、連打連打の4失点を許し中日に4点を献上し

カーターにマウンドを譲るも、カーターも和田に打たれて逆転をされる。

日ハムファンの誰もが唖然とする中日の逆転だった。

大谷は目の前に勝利投手がぶら下がっての悔しい降板になったが、やはり

投手であり打者もやるという、二刀流の弱点が垣間見られたワンシーンだ。

打者としての好調時なら、先頭打者をストレートで出すこともなかった

だろうし、このような崩れ方もしなかっただろう。

野球はメンタルのスポーツというが、まさにそれが出たのが今日の大谷では

ないだろうか。



4-5と逆転をされた6回は大野が先頭打者で2塁打をうつも、後が続かず

無得点に終わる。

卓也が送って1死3塁の同点のチャンスに、西川遥輝は見逃しの三振。

西川は振っていないと不満の表情(これは主審のミス?)だったが、三振の

多い西川だから取られたのだろう。

好調時の西川はファーストストライクを必ずワンショットで決めていたが、

今年三振が多いのは、好球を見逃し難しい球を打っているのが原因では?


あぁ、今日はこれまでか?

そう思いながら8回の裏・・・・・。

ストレートの好きな先頭打者陽岱鋼が、振り抜いた一打は左翼スタンド中段へ。

見事な中田に並ぶ9号同点HRがここで飛び出した。

ここで日ハムナインはイケイケムードとなり、中田は三振のあとミランダは

替わったパヤノから痛い痛い死球を受ける。

近藤君がミランダを2塁に送り、バッターボックスには高卒3年目の石川慎吾が。

第一球を打った!

センターバックスクリーンめがけて一直線の逆転の第一号HR。



日ハムベンチは大騒ぎとなった。

最後は増井が締めてジ・エンドの交流戦1勝目は、積年の恨みがある中日からの

意味ある勝ち星だった。

明日は勝が登板予定だが、今日の逆転勝利は負けがつかなかった大谷にとっても

チームにとっても勇気が湧く1勝になったように思う。




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