2015年4月のフジサンケイレディスクラシック(川奈富士コース)での優勝以降は、
美人プロの洗礼なのか、帯同キャディーとの噂でマスコミの俎上に乗せられたり、
父親孝幸氏の死、そして左肘の手術(肘部管症候群 )など、次々と暗い話題に包ま
れていた藤田光里選手でしたが、今年スポンサー推薦で出場をした川奈では、過去を
払拭したかのような昔の笑顔が戻り、プレー自体も正確なアイアンショットを見せて
3日間を戦いベスト10入りの5位タイと頑張りました。
戦いの前日にはALBA(ゴルフのポータルサイトALBA.Net)には、次のような記事
が載っていましたが、「ツアー初優勝の舞台で語った藤田光里の“その後の4年間”」
術後の痛みもようやく消えて、ゴルフ大好き人間に生まれ変わったからこそ、グリー
ン上で暖かみをたたえた笑顔のプレーが出来たのでしょう。
どうやら彼女は今大会で得たものも大きく、一皮もふたかわも剥けた大人のプレー
ヤーになって戻って来たといえます。
大会後やはりALBAに載っていた記事ですが、これからの藤田光里プロの進む道が
見えて来そうです。
「思い出した表舞台の感触 5位タイ藤田光里の心境と今季進む道」
フジサンケイレディスクラシックで5位に入ったことで賞金は約266万円を獲得。
今季初となる賞金で、第1回リランキング突破のボーダーラインと見られる賞金
約320万円に大きく近づきました。5月末の「ほけんの窓口」にスポンサー推薦が
決っていますから、ステップ・アップ・ツアーには関係なくリランキングを突破し
後半戦の出場を決めて欲しいですね。