2019/07/19(金) 第15回戦(札幌ドーム)10勝5敗0分|シーズン通算45勝39敗4分
(首位SBとのゲーム差は3)
北海道日本ハム5x-3千葉ロッテ
【勝利投手】加藤(5勝4敗0S)【save】石川直(2勝2敗5S)
【敗戦投手】二木(6勝6敗0S)
【本塁打】(ロ)レアード26号2ラン(7回・村田)
(日)中田20号ソロ(4回・二木)
7月4日以降のホーム札幌ドームに帰ってのロッテとの15回戦は、今後の行方を
決定付ける重要な試合に。
首位のSBは仙台で4位楽天との試合で、先発にエース千賀を立てながら、楽天投
手美馬に思わぬ苦戦を強いられ、9回まではノーヒット・ノーランの完全試合を
達成されてしまうかという大ピンチとなりました。
しかし9回には四球を足掛かりに、1994年以来の完全試合(巨人槙原)は免れた
ものの1-5の敗戦を喫して日ハムとのゲーム差は3に縮まりました。
日ハム首脳陣もSBエース千賀での敗戦は予想外だったと思いますよ。
どうやら日ハムにとって追い風が吹いて来たようです。
先発の加藤投手はストレートが走っていて、ロッテ打線を5回一安打完封という
好投を繰り広げます。
多分、6回を投げさせても無失点で投げ切ったと思いますが、やはり手薄な先発
陣ということもあり、6回は公文投手に任せます。
〈5回を1安打無失点に抑えた加藤投手〉
2番手投手公文も6回を無難に3人を抑えますが、栗山監督の計算が狂ったのは、
7回でした。
満を持して送り込んだ3番手の村田投手が、先頭打者の角中に四球を与えると、
4番レアードには真ん中低めのスライダーをホームラン.....
村田投手は、7月10日のZOZOTOWNでも先発をして3失点の敗戦投手になって
いますからロッテ戦の相性はよろしくないのか、今年は無理なのかは分かりませ
んが、もう一度鎌ヶ谷で投げ込むしかないでしょうね。
先発も中継ぎも無理なら、若手投手を使うべきかも知れません。
村田投手の後を引き継いだ井口投手が、3者凡退に打ち取り事無きとしましたが、
この試合の投手リレーでは最も危うい場面でした。
〈7回清田選手以下を無失点で抑えた井口投手〉
攻撃面で活躍を見せたのは、初回二木投手の立ち上がりを攻めて、出鼻をくじくタイ
ムリーを放った渡邉諒選手と4回に今季20号ソロを左翼スタンドに運んだ中田翔選手
が目立ちましたが、5回に追加点となる大田泰示選手の2点タイムリーも見事でした。
走者1・3塁で飛び出したセンターオーバーの大飛球でしたが、一塁走者西川遥輝選手
の走塁もさすが遥輝と言えます。
中田選手は20号よりもチームが勝つための一打と語っていますが、19号が飛び出して
からは、良い当たりでもスタンドインはしなかっただけに、プレッシャーはあったはず。
優勝のために今後も打ち続けてくれるでしょう。
〈20号の大台に乗せた中田選手のHR〉
〈2点タイムリーヒットを放った大田選手。2・3塁間での憤死はいただけませんが〉
〈この日のヒーローは渡邉選手と加藤投手でした〉
〈今だヒットが飛び出さない幸太郎....〉
あまりにも可愛そうなので画像は載せていませんが、この日も9番DHでスタメンで
出場をしましたが、いまだ快音は響かず今日も3タコに終わりました。
こうなれば清宮選手がヒットを打つまで出し続けるのか、それとも諦めて2軍行を
命ずるかの、不思議な意地の張り合いに見えますが、清宮選手にとっては「針の筵」
ではないでしょうか。
ベンチに引き上げてもチームメートは誰一人として声をかけれず、完全に孤立状態と
なっていますが、栗山監督にしてみたら多分大きな試練を与えているのでしょう。
「31打席ヒットなし状態」ですが、多分ヒットはHRなのかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます