誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

牡丹

2014-04-30 07:03:28 | 日記

牡丹;富貴草.(ボタン科ボタン属)花言葉は、風格。落葉低木の花。観賞用に世界的に栽培される。中国西北部に自生し、中国を代表する花。花王.花神.富貴花。などの異名を持つ。晩春から初夏にかけて直径10~20cmの豊麗な花をつけ、色は白.紅.真紅.黄.絞りなどさまざま。根は薬用になる。「蝋燭に静まりかへる牡丹かな 許 六」「飛ぶ胡蝶まぎれて失せし白牡丹 杉 風」「あたらしき宿の匂ひや富貴草 桃 隣」「牡丹散り打ちかさなりぬ二三片 蕪 村」「ぼうたんと豊かに申す牡丹かな 太 祇」「夜は夜の牡丹に遊ぶ泊かな 田村木国」「夜の色に沈みゆくなり大牡丹 高野素十」「火の奥に牡丹崩るるさまをみつ 加藤楸邨」「日の牡丹たちまち風の牡丹かな 藤岡筑邨」「ぼう丹のあはれは散りし石の上 臼田亜浪」「牡丹の茎しなやかに花支ふ 加藤耕子」「ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに 森 澄雄」「白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子」「牡丹の花に暈ある如くなり 松本たかし」。(賑わいて 牡丹咲く島 中海に ケイスケ)

  


小粉毬

2014-04-30 06:13:34 | 日記

小粉毬;こでまり。花言葉は、努力する。中国原産のバラ科の落葉低木の花。4月末ころから白色五弁の小花を手毬状につける。「小でまりの花に風いで来りけり 久保田万太郎」「小でまりの憩ふる雨となりにけり 安住 敦」「小でまりを活けたる籠もよかりけり 楠目橙黄子」「こでまりや盃軽くして昼の酒 波多野爽波」「こでまりに向けて小さき机置く 保坂伸秋」「こでまりや帯解き了へし息深く 岡本 眸」。(こでまりは やさしくのせる 手のひらえ ケイスケ)


スイートピー

2014-04-28 05:33:24 | 日記

スイートピー(マメ科)花言葉は、私を忘れないで下さい。喜び。地中海沿岸原産の蔓性一年草。春、白、ピンク、紫、ブルーなどの花をつける。マメ科特有の蝶の翅のような花弁を持ち、香りがよい。切り花にされることも多く、淡い色合いでありながら華やかな雰囲気が愛されている。「スイトピーイ指先をもて愛される 岸 風三楼」「スイトピー剪りながら手に溢れゆく 今井千鶴子」「スイートピーあつさりと夜の明けてをり 村田 脩」「仮住まい自由不自由スイトピー 山田弘子」「スイトピー蔓のばしたる置時計 長谷川かな女」。(スイトピー 喜びだけを もつておる ケイスケ)


フジ

2014-04-27 06:47:17 | 日記

フジ(マメ科)花言葉は、恋に酔う;懐かしい思い出。落葉蔓性植物で幹は10m以上にもなり、庭園や公園などに棚づくりして栽培されている。晩春長い花房を垂れ、薄紫色の優雅な蝶形の四弁花を開く。藤の蔓は右巻だが、「山藤」は植物的には別種で、蔓が左巻であり、花房が短く花期が早い。風に揺れる藤浪の幽艶な美しさは、春を送るにふさわしい。埼玉県春日部市の牛島の藤は、花穂の長い九尺藤という品種で特別天然記念物に指定されている。「草臥れて宿かる此や藤の花 松尾芭蕉」「一つ長き夜の藤房をまのあたり 高浜年尾」「白藤や揺りやめしかばうすみどり 芝 不器男」「藤の花まゆげほどなり垂れそむる 軽部鳥頭子」「花藤や母が家厠紙白し 中村草田男」「藤の昼膝やわらかくひとに逢う 桂 信子」「藤咲くや水をゆたかに使い馴れ 馬場移公子」「藤咲いて身に添ふ風も藤いろに 渡辺千枝子」「藤房の隙間だらけに入日時 橋本多佳子」「月はなほ光放たず藤の房 山口誓子」。(蝶の来て 花に風吹く 藤の棚 ケイスケ)


ケマンソウ

2014-04-26 07:48:42 | 日記

華鬘草:藤牡丹;黄華鬘;紫華鬘;鯛釣草(ケシ科)花言葉は、あなたについてゆく。観賞用として庭園などに植えられる多年草。晩春、心臓の形をした桃紅色の扁平な花が総状花序に垂れて咲く。葉が牡丹に似てそれより小さい。花の形が仏具飾りの華鬘に似るとこによる。中国原産。「ほとけにも九品の列や華鬘草 清水基吉」「分去れや風分けきれず華鬘草 池上樵人」「けまん咲く径消えがちに殉教地 桂 樟渓子」「黄華鬘の立そよぐ雨黄なりけり 堀口星眼」「渡岸寺さまへむらさきけまんゆれ 加藤三七子」「鯛釣草片身づつ散る夕まぐれ 中野冬太」(華鬘草海女ら葬の米を磨ぐ 橋本鶏二」「夕光のうすきをおそれ華鬘草 小谷伸子」。(九品仏 本堂長き 華鬘洞 ケイスケ)


ライラック

2014-04-25 05:41:00 | 日記

ライラック:むらさきはしどい;リラ(モクセイ科)花言葉は、若き日の思い出;思い出を大切に。落葉低木で公園や庭にうえられる。ライラックは英名で、「リラ」はフランス名である。明治中期に渡来した。樹高5,6mになり、晩春に薄紫色の筒状の小花を房なりに群がり咲かせ、香りが高い。花色は、白、赤、赤紫、青色など、また八重咲きもある。寒い地方でよく花が咲く性質を持ち、暖かい所では、根が伸びすぎ木の生育は良いが花付きが悪い。北海道では各所に栽培されて札幌の市の木に指定されている。私がこの花を初めて見たのは、苫小牧の勇払工場に出張した折に工場寮の門前に咲いていた。一枝折つて部屋のベツトの前に飾つた。Y5マシンと製品倉庫の完成立会いの為の出張だつた。「若き日の思い出」という花言葉は、甘美なこの花にふさわしい。「空もまた暮れつつリラの色となる 水原秋桜子」「さりげなくリラの花とり髪に挿し 星野立子」「絵硝子の聖母の素足リラの花 沢本欣一」「リラ挿せば羽たき過ぎし月日かな 林 翔」「リラ咲いて煉瓦舗道の街古ぶ 有働 亨」「匂ひ出てリラの夕づく異郷かな 小池文子」「ライラック海より冷えて来りけり 千葉 仁」「聖者には長き死後ありリラの花 片山由美子」「リラの香や押せば鈴鳴る茶房の扉 原 阿城」「リラ冷えといふ美しき夜を独り 関口恭代」。(リラの花 挿して ベツトに寛ぎぬ ケイスケ)


ワスレクサ

2014-04-24 10:06:49 | 日記

勿忘草(ムラサキ科)花言葉は、誠の愛;私を忘れないで。ヨーロツパ原産の多年草。栽培種であるが、近年(2011年)北海道や長野県などで野生化している。茎の高さ30cm位。超楕円形の葉が根元にむらがり、晩春渦巻状の花穂に美しい瑠璃状の小花をつける。和名は、Forget-me-notを訳したもので清純可憐の感じに合っている。「忘れねばわすれな草も培はず 日野草城」「勿望草わかものの墓標ばかりなり 石田波郷」「勿忘草人は恋にも死ににけり 林 翔」「細々と忘れな草に雨ふりぬ 村上蛃魚」「勿忘草たちまち迷う出湯の径 児玉小秋」船室の忘れなくさのなえにけり 佐藤眉峰」。(勿忘草 もつてのほかの 恋をして ケイスケ)

オバマ米大統領来日 きょう首脳会談。「同盟強化」実質的判断はどう結着するか・・・?中;韓共闘にアダム.シフ議員=民主党は、グレーデール市の韓国系住民らが設置を進めた「慰安婦」像を訪れ、4月10日87歳で亡くなった中国の元慰安婦に対し献花し線香を手向けた。シフ氏は、11月の中間選挙を意識して活動しているとの見方もある。オバマ大統領の訪日のタイミングで慰安婦像を訪れたのか?との報道陣の問いに「偶然だ」と答えた。真相は・・・?この問題いつまで続のか?

 


オダマキ

2014-04-23 06:46:15 | 日記

オダマキ;苧環(キンポゲ科)花言葉は、勝利の誓い。多年草で晩春にうつむきかげんの青紫の花をつける。高山性の深山苧環、山野に自生する山苧環などは日本原産。園芸用に多く栽培されているのは、西洋苧環。苧環の名は花の姿が紡ぎ糸を巻く苧環の形に似ていることによる。「をだまきの殊に濃き花日本海 角川順子」「苧環や木曽路は水の音の中 蟇目良目」「をだまきや蔵より運ぶ祝膳 庄原明美」「手をつなぎみやまおだまき崖に折る 河府雪於」「伊勢にゆきたしみやまおだまきというをみたし 阿部完市」「をだまきや首にひとすぢ風通る 森 澄雄」「嵐の旅立ゆえ妻抱くおだまきのように 西川徹郎」「坪内氏、おだまき咲いて主婦をだく 坪内稔典」。昔、「紫匂いし武蔵野野辺に.....と言う歌があつた。」小学校の校歌だつたと記憶するが?(武蔵野に 青紫は 似あう花 ケイスケ)


山躑躅

2014-04-22 08:07:43 | 日記

山躑躅;きりしま.れんげつつじ.みつばつつじ.こめつつじ(ツツジ科)花言葉は、燃える思い。単にツツジという植物はない。ツツジ科の常緑低木の総称で、山野に自生し、または花を観賞するため栽培される。晩春から初夏にかけて、大形の漏斗状の五弁花を開くが、紅、緋、紫、黄、白色と色さまざま。形とりどりに株全体を包むように咲き競う。「れんげつつじ」は、落葉性でまた高地性であり、花は大輪、色は橙黄、葉も草色なので明るい感じだが、有毒品種である。山つつじの仲間としては、「きりしま」「くるめつつじ」が代表品種である。霧島山、雲仙岳、那須岳」「赤城山」、箱根、館林などは、つつじの美観で名高い。「つつじいけて其䕃に干鱈さく女 松尾芭蕉」「きりしまや葉一つなき真盛り 富安風生」「死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 臼田亜浪」「山つつじ照る只中に田を墾く 飯田龍太」「躑躅野に塩くれて牛放つなり 渡辺立男」「躑躅山燃ゆる一斉射撃かな 石塚まさを」「開かんとして躑躅たち真くれなゐ 中川宋淵」「ままごとふと躑躅の底へきえてゆきぬ 渋谷 道」「日の昏れてこの家の躑躅いやな色 三橋鷹女」「真つ白き船の浮める躑躅かな 中村汀女」「過ちの一つに昼というつつじ 津沢マサ子」。(草色の れんげつつじに 要注意 ケイスケ)


サクラソウ

2014-04-21 06:20:07 | 日記

サクラソウ;プリムラ(サクラソウ科花言葉は、青春、少年時代の希望。学名のプリムラ.ジャポニカの通り日本原産である。花期は4月、20cm余の花茎の先に桜に似た紅紫色の花を咲かせる多年草。束になって生える長楕円形の葉はしわが多い。野生種は、全土の河川付近の湿潤な地に生育している。東京付近でも浮間が原などが名所であったが、今は採り尽くされ、浦和市の田島が原の野生地が、天然記念物に指定されているにすぎない。桜草の可憐な姿、地味な花色は静かに観賞するにふさわしいが、西洋桜草すなわちプリムラは、花も大形であり、色も多彩濃艶である。「我国は草もさくらを咲かせけり 小林 一茶」「桜草鉢またがねばならぬかな 高浜虚子」「咲き満ちて庭盛り上がる桜草 山口青邨」「汚れたる風雨のあとの桜草 深川正一郎」「まのあたり天降りし蝶や桜草 柴 不器男」「桜草のせてタイルの罅こまし 横山白紅」「目離せば消ぬべき雲や桜草 千代田克葛彦」「桜草まぶしき肌を診了はんぬ 川畑大川」。(狭き庭 桜草の鉢 埋め尽くし ケイスケ)