誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

沢桔梗

2016-09-30 11:51:23 | 誕生日の花ケイスケ日記

沢桔梗(キキョウ科)ミズヵクシ属の多年草。山野の湿る地に生える。茎は約50cm~1-100㎝、分子しなiい。葉は無柄で互生し笹形。茎の上部に総状花序を作る。花期は8~9月濃紫色、唇形で上唇は深く裂け、下唇は3浅く裂烈している。しばしば見事な群生が見られる。「村雨や見る、みる沈む沢桔梗 幾 葉」「沼の辺の踏み場なかりし沢桔梗 小路紫峡」「ひところころ水まつすぐに沢桔梗 高橋悦男」「目に見えて雨降り出だす沢桔梗 福本啓介」「沢桔梗五指を開いて風になる 水野幸子」「桔梗の露きびきびとありにけり 川端芽舎」「桔梗摘む少女や牛を追いながら 原 柯城」「噴煙は雲の中なる桔梗かな 中島斌雄」「膝折て牛が水呑む花桔梗 松井爽紅」「桔梗や足しなやかに仔牛来て 岡本まち子」「桔梗を朝風夕風濃くしたる 木附沢麦青」。(小庭にて一番の日向に桔梗咲く ケイスケ)

 

 

 

 


ゲツヵビジン

2016-09-29 07:58:45 | 誕生日の花ケイスケ日記

月下美人(サボテン科)花言葉は、ただ一度だけ会いたくて。メキシコ~ブラジル原産、サボテン科の多年草。大輪で美しい花を夜咲かせて芳香をは放つので「月下美」の名がある。開花は7~9月、径約12㎝、花色は白、雄蕊も雌蕊も白色。夜八時頃咲き、数時間ほどでしぼんでしまう。他のサボテンのような刺はなく、茎が変形いした茎節からなり篇平で多肉質である。高さ約3m鉢植えで栽培される。なおリュぜッラン科の球根植物、「月下香」を月下美人とら呼ぶこともあるが、別の植物。こちらも白花で夜によく香る。「月下美人一分の隙もなきしじま 阿部みどり女」「焔を吐いて月下美人のひらきそむ  石原八束」「仙人掌の針の中なる蕾かな 吉 田巨蕪」「ふくらめる月下美人をを預かれり 右城墓石」「今一度月火美人に寄りて辞す 森田純一郎」。(ひんがしに月下美人の花向けり ケイスケ)。

 


トレ二ア

2016-09-28 07:10:30 | 誕生日の花ケイスケ日記

トレニア;花爪草(ゴマノハグサ科)花言葉は、愛嬌。インドシナ減産、ゴマノハエ科の一年草。春に種子を蒔くと夏~秋に開花。花壇に植えられる。草丈20~30cm、よく分枝し、対生する葉のわきに3cmほどの花をつける。花は筒状で五裂し、先が唇形。はな色は淡紫、白出、弁先に鮮やかな濃紫や桃色がふ入り、賑やか。丈夫で育てやすく、ほかの草花が暑さでいたむ真夏にも元気よく咲続け、翌年こぼれ種子で芽を出し、花を咲かせる。花の形が菫に似るので夏菫,「花爪草」とも呼ばれる。「トレニアは町騒遠く棲み古りぬ 小田中柚子」「風つめるトレニアの花また咲いて 坂本ふく子」。(まなつにも負けずに咲けり花爪草 ケイスケ)


2016-09-27 08:25:41 | 誕生日の花ケイスケ日記

萩(マメ科)花言葉は、清楚;思い。秋の七草のだ代表的な花である。野山に自生していて古く萩と呼ばれているものは現在の山萩を指している。花の色は紅と白があり種類が多く,古名や異名もすこぶる多い。花の色は紅と白があり、古名や異名もすこぶる多く、鹿と共に詠まれることが多く、鹿がいつも森に寄りそっているので鹿の妻と見立てた「鹿の妻」「鹿妻草」などの異名もある。『万葉集』にも集中第一といわれるほど多く詠まれたているのは、それだけ愛された花ともいえるし、美術工芸にも多くの名品が残されている。萩という字は漢字にはなく、日本人がつくった字だといわれる。草冠に秋と書いて萩としたのは、萩を代表表する草花と考えていたからであろう。芭蕉は「しら露もこぼさぬ萩のうねりかな」と詠じ、子規は「白萩のしきりに露をこぼいけり」と詠んだように、露に風情をみせる萩は、月や風にも美しい。中でも風になびく姿は、女の生き方を思わせる美しさと強さを感じさせるももがある。冬はすっかり枯れてしまうので、根元から刈ってしまうが、これを萩刈という。春先にはこの古株から芽を出すので生え芽という意味から、ハギの名はうまれったといわれる。九月初め咲き始め、秋の彼岸のころ盛りになる。幹に近い枝元から咲き始め、秋の彼岸のころ盛りとなる。幹に近い枝元から咲き始めた花は、そのころになるとえ枝先に移り地面に届くほどになり、ながい枝は2m近くなる。「一家に遊女も寝たり萩と月 松尾芭蕉」「行き行きてたふれ伏すとも萩の原 河合曾良」「萩垣にことしの萩は盛りかな 斎部路通」「萩の花一本をればみなうごく 桜井梅造」「紅萩に見るむらさきやそこら冷ゆ 渡辺水巴」「雨粒のひとつひとつが萩こぼす 山口青邨」「萩の道咲きひらくと通りけり 皆吉爽雨」「いちはやく萩は乱れとなりしかな 安住 敦」「萩見のながら老母に墓の話など 殿村登四郎」「括りても風雨のみだれ萩咲けり 遠藤はつ」「りんりんと白萩しろし木戸に錠 三橋鷹女」「萩しだれ天平仏は頬ゆたか 轡田 進」「はびこりて憎まれゐたる萩咲けり 黒坂紫陽子」。(子の摘める萩の茎は短くて ケイスケ)。

 

 

あれ

 

 

 

 


ベンケイソウ

2016-09-26 03:53:13 | 誕生日の花ケイスケ日記

ベンケイソウ(ベンケイソウ科)花言葉は,信じて従うこと;静穏。ベンケイソウ科の多年草で、楕円形の葉と特茎は多肉質で全体に緑白色’7~10月頃直立した茎の頭に淡紅色の小花を散房状につけるが、種子は出来ない。互生の多肉性の葉が特徴で引き抜いて折ってもしおれず、土に挿せば簡単に根づく。その生命力の「強さが武蔵坊弁慶を思わせるといふところからついた名。「雨つよし弁慶草藻土に伏し 杉田久女」「明け方の滝のよき音地止草 杉田久女」「首塚の影のうごかぬ弁慶草 渡辺 昭」「明方の滝のよきおと血止草 飯田龍太」「血止草ひがな手首を見て暮らす 鳥井真理子」「かたまりて納屋のあたりに血止草 熊田狭邨」「あの世から慕うや血止草 田中紹子」。(峠より日の濃くなれり血止草 ケイスケ)


女郎花

2016-09-25 10:49:57 | 誕生日の花ケイスケ日記

 

女郎花(オミナエシ科)花言葉は,はかない恋;親切。「和漢明朗集」に「華の色は蒸せる粟の如し」とあるように、あの飯ににた細かな、黄色いかんざしのような優しい花が野辺に咲くころになると秋風が目立ち始める。秋の七草の一つで『万葉集』美人のなよなよとした容姿に詠まれることが多い。謡曲「女郎花」では、身を投げをした女墓から咲き出たのが女郎花だということになっているが、いかにもそのような風情を持つ花である。女郎花に似て白いものを男郎花というが、これらの花枯れるとしようゆの腐ったようなにおいがする。漢名の敗醤といふ名はそこからきている。「手折ても霧をまとへり女郎花 水原秋櫻子」「「霧深き野のをみななへしここに挿す 山口青邨」「女に傘ささせて雨の女郎花 相馬遷子」。(噴煙は雨のなかなる女郎花 ケイスケ)。 

 


女郎花

2016-09-25 07:09:23 | 誕生日の花ケイスケ日記

女郎花(オミナエシ科)花言葉は,ただ一度だけ逢いたくて。秋の七草の一つ。多年草で、くきの上部から多数に分かれ黄色い小花を三房ニに無数につける。茎は直立して高さ1mほど。葉は羽状に深く裂け対生する。「雨風の中に立蹴り女郎花  来 山」「手折りてははなはだ長し女郎花  太 祇」「をみなへし信濃青嶺をまのあたり 大野林火」「古稀すぎて着飾る日あり女郎花 津田清子」「旅におるおもひに折るや女郎花 森 澄雄」「天涯に寝かせ高野のをみなへし 有馬朗人」「網棚に寝かせ高野の女郎花 猿橋統流子」「網棚に寝かせ高野のをみなへし 黒田杏子」「をみなへし越後の雨滴肩ぎに散る 鍵和田柚子」「ことごとく坊の跡なりをみなへし 黒田杏子」「をみなめしはをみなめし遥かに咲きて黄をつくす 松崎鉄之助」「小笹吹く風のほとりや男郎花 北原白秋」「相逢うて相別るゝ男郎花 高浜虚子」「不退転とは崖に咲くをとこへし 鷹羽狩行」「手折りても霧をまとへり女郎花 水原秋櫻子」「「霧深き野のをみななへしここに挿す 山口青邨」。 (女郎花花は動かず夕日さす ケイスケ)。

 


シラヤマキク

2016-09-24 09:32:43 | 誕生日の花ケイスケ日記

シラヤマキク;白山菊、別名ムコナ(キク科)花言葉は,丈夫。草丈1.1.5m花き。0月葉互生特徴葉は卵心形,舌状花は白色、中央の筒状花は黄色生育場所山地の筒状花は黄色。総苞片は3列で、外片が短い。根性葉は卵形で、狭い翼のある長い柄がある。茎葉は上部のものほど柄が短く、葉身も卵形から短毛しだいに披針形になる。葉の両面はがあってざらついつく。若芽はハムコナ(嫁菜)に対するなまえといい、山菜として食べられる。春に韓国では山菜としてシラヤマキクをごゴマ油でい炒め手食べられている。原産地は中国で日本には江戸時代に観賞用として改良された園芸品種が極めて多い。「白菊の目に立てて見る塵もなし  芭蕉」「山中や菊は手折らぬ湯の匂ひ 芭蕉」「菊の香や奈良には古き仏達 芭蕉」「菊の香や奈良には古き仏達 芭蕉」「きく「秋はまず目に立つ菊のつ芭蕉」「ぼみかな 去来」「菊畑や隣りは紅の摘みのこり 千代女」「村百戸菊なき門も見えぬかな 蕪村」「「手燭して色失える黄菊かな 蕪村」「菊咲いて朝梅干しの風味かね 一茶」「虫立ちゐ手幽が菊の上 高浜虚子」「有る程の菊なげ入れよ神棺の中 夏目漱石」「白菊のあしたゆふべに古色あり 飯田蛇笏」「丹精の菊みよと垣つくろはず 久保田万太郎」「嵯峨菊 の暮光もてんにのぼりけり 水原秋櫻子」「菊の香のくらきに仏に灯を献ず 杉田久女」「白じらと菊を映すや絹帽子 芥川龍之介」「菊咲けり陶淵明の菊咲けり 山口青邨」「母が活けし菊に小菊を挿しそへぬ 三橋鷹女」「子を思ふ日ねもす捨て波菊見えてをり石田波郷」「人に秘す墓参の菊の匂い立つ 殿村菟絲子」「白菊とわれ月光の底に冴ゆ 桂 信子」「白菊に遠い空から雨来る 飯田龍太」「ここおもち懸崖菊の鉢廻す 橋本美代子」「こののちの菊託せる杖立つる 高田美恵女」「乱菊となり放題を抱き起す 倉橋洋村」「掛軸を替へむと菊の風通す 品川鈴子」「白菊の在所に入れば波の音 山本洋子」「寺近く住なりはひの菊作り 村上喜代子」「菊の鉢提げて菊の香上りくる蓬田紀枝子」「次の世のしづけさにある黄菊かな 浅井一志」。吉祥寺植物公園の前で毎年今頃になると菊の展覧会か開催される。昔は兵庫県西宮北町の社宅のに庭ガ広かつたので、菊を300本作ていた。しゃたくの前を通る馬車が落とす馬糞を追いかけて拾うたものだ。近くに菊作りくの名人がおられたのでず菊作りの名人からお教て頂いたものである。現在では歳のせいか、杖を突いているので、遠い昔の夢でしかない。(ケイスケ)。

 

 


ナンバンギセル(追句)

2016-09-23 11:04:13 | 誕生日の花ケイスケ日記

ナンバンキセル;南蛮煙管:芒の叢生するところでは、根方によく奇妙な形の花が咲いていることに気づくだろう。芒に寄生するハマウツボ科の南蛮煙管である。煙管のようなかたちをしていて、それが江戸時代の外国人の呼び名だつた。。「南蛮人」のパイプに似ているのでついた名前である。植物自体は外国から持ちこまれたわけではなく。古くから二歩全国に自生していた。俯きかげんに咲くさまが重ひにふけっているようだというので「思ひ、草」の別名があり、『万葉集』にもみられる。「屈み見るものに南蛮煙管かな 山崎久を」「きせる草雁首少し焦げうぃたり 棚山波朗』。(秋果盛り合す南蛮煙管花華やかに ケイスケ)。


ナンバンギセル

2016-09-23 07:25:21 | 誕生日の花ケイスケ日記

ナンバンギセル;南蛮煙管。(ハナウツボ科)花言葉は、再会。ハマウツボの一年草の寄生植物。ススキ、サトウキビ。ショウガ属などに寄生する。葉緑素がなく、花茎は一から数本ずつかたまって地上に伸び、先に長さ1.5~3cmの筒形で淡紅紫色の花が一つ咲く。ほんとうの茎はごく短くtれ地中に隠れ、葉は三角形の鱗のような葉がいくつかあるだけ。名は、横向きのややうつむきかげんにつく花を、思いにしずむ佳人なさまに見立てたところから。花の形がパイプを思わせるので南蛮煙管の名もある。「穂すすきにむらさきにじむ思ひ草 石原ハ地束「思ひの丈をつくすらし 堀口星眠」「なんばんぎせる空の奧を恋ひゐたる 河多希女」「なんばんぎせる芒蛮の花は雨降る山ちかし ケイスケ)。