誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

青木

2012-12-31 08:12:26 | 日記
青木;別名桃葉珊瑚(ミズキ科)花言葉は、若く美しく。赤く美しい光沢をもつ実をつける。地味で目立たない花ほど、その実は美しいものが多いが、青木もその例にもれず、冬景色の中でその赤い実を楽しませてくれる。関東から西に自生する植物だが、最近は庭木として植えられる園芸品種の中には、葉の色が黄色いものや斑入りのものがあり、実と共に葉が美しい。青木のことをミソブタと呼ぶ地方があるが、これは青木の葉で味噌の表面を覆うとカビが出ないところから出た方言である。方言の中にその地方の生活が滲み出ているものが多い。「雪降りし日の幾度よ青木の実 中村汀女」「きしませて帯を纏く妻青木の実 草間時彦」「雪の上又降る雪や青木の実 遠藤梧逸」「これよりの色染めわけて青木の実 遠藤はつ」「熟れ加減鶴が見にくる青木の実  佐藤瑠璃」「禅堂の真裏とおもふ青木の実 原田しずえ」。(夕焼けの 薄雲せおひ 青木の実 ケイスケ)。いよいよ今日で23年は終わる。去年今年の瀬戸際である。「除夜の鐘 幾谷肥ゆる雪の闇 飯田蛇笏」「おろかなる犬吠えてをり除夜の鐘 山口青邨」「百万の餓鬼うづくまる除夜の鐘 石田波郷」(除夜の鐘 待ち侘びて飲む 宵の酒 ケイスケ) 

べ二ベンケイ

2012-12-30 06:55:59 | 日記
べニベンケイ;カランコエ(ベンケイソウ科)花言葉は、幸福にする。『花と葉と抱きつ抱かれるおもむきのカランコエ咲く今日のうれしさ 鳥海昭子』直ぐそこに新年があるから歳末がうれしい。一生が棒のようになつたら 味気ないだろう 借りたものはまだないか 思い起こしながら』=三行詩。『富士の嶺のいや遠長き山道をも妹かりとへば吟(よ)ばず来ぬ 万葉集 巻14-3358)。『薄れしは 野菜の甘み 年用意 鍵和田柚子」「煤払いしたる顔もて客迎ふ 高木晴子」「ふと羨し日記買い去る少年よ 松本たかし」。何処の過程も歳末を迎え慌ただしい思いをされているのだろうか?海外旅行、里帰りいずれにしても各自一年間の精算が新年を待つ。暢気な吾は、すでにすることなし。(歳忘れ 買い物済ませ 待つ吾は 除夜の鐘音 ケイスケ)

カトレア

2012-12-29 07:56:39 | 日記
カトレア(ラン目;ラン科;カトレア属)花言葉は、優雅な人。洋蘭の女王と言われる花。花は数cmの小輪から50cmにもなる巨大輪系まで様々。紅紫色を中心に白、ピンク、黄色、オレンジ色など目に沁みるような鮮やかな色愛を見せてくれる。花名はイギリスの園芸課でらうW.キャトレイにちなんだもの。彼は初めてカトレアの栽培に成功した人物と言われている。「四万の秋」は昭和9年十月号に掲載されたが、その半年後の昭和10年3月に逝去した。「渓の水汝も若しよきことの外にあるごと山出てて行く 与謝野 寛」。妻晶子は夫寛の没後7年して昭和1年75月に亡くなる。失意のどん底の時代も骨の髄まで味わい詩歌界を率いた時代も味あつた人与謝野夫婦である。「冬の夜の星君なりき一つをば 云うにはあらずことごとく皆 与謝野晶子」。亡き人への愛慕賛美の心が、まつすぐに詠まれている。与謝野夫婦である。今週と来週は年の暮れから新年への変わり目。クリスマス、除夜の鐘、初詣でという異なる宗教の行事が次々にめぐりくる。キリスト教、佛教、神道行事がわずか一週間の間に立続けに回りくる、他の国の人々から見れば節操のないことになるかもしれない。日本人は自分たちの行動に何の違和感もなく、むしろこれらの行動を楽しんでいる。そのおおもとの原因は、日本列島の夏にあるという。この国の夏はひじょうに蒸し暑くべたべたする。そこで何事に於いても「間」を重んじる「間」の文化が生まれた。この「間」が様々な神や仏の間に「間」が生まれ、互いの矛盾を感じさせないようにしているのだと言う。年の暮れを迎えて、凡人の私も、年末の買い物を肌着を買いに久しぶりに、武蔵境の「イトーヨーカドー」に行く。ついでに食品売場に出向く。買い物を済ませ精算しようとしたら僅かな金額が不足。止む無く1品除外して精算をすませてから、隣の三菱東京UFJに出向いて、預金を引き出す。家に帰ると、引出しにまだ、残金がある。計画性が無く、またあとで考えると、ヨ―カドーと共通する、セブンイレブンのカードを持つていたので、金を降ろす必要はなかったことに気が付いた.いずれにしても、間抜けが、買い物に出る時は、おおよそ必要な物をメモをして出向くのに、今日の目的はは肌着を買うためであつたのに、食品は余分な買い物でした。今日の誕生日の花カトレアの句に戻そう。「カトレアに曙の血を採られけり 宮本白土」「カトレアより目をはなしては遠雪嶺 キクモツネコ」。

ロウバイ

2012-12-28 07:52:28 | 日記
ロウバイ;蝋梅;唐梅(ロウバイ科)花言葉は、慈愛心、思いやり。落葉低木の花。中国原産なので唐梅ともいう。高さ2~5m、葉は卵形で対生する。1~2月、葉が出る前に香りの高い黄色の花を下向きまたは横向きに開く蝋細工のように半透明で光沢があるので蠟梅というが、蝋月(旧暦12月)に咲くことから蠟梅とも書く。「風往き來して蠟梅つやを消す 長谷川双魚」「蠟梅を無口の花と思ひけり 山田みずえ」「蠟梅の光沢といふ硬さかな 山上樹実雄」「蠟梅へ帯のごよくに夕日影 川崎展宏」「蠟梅やいつか色ます昼の月 有馬朗人」「蠟梅の日ざしなければ良く匂ふ 小原青々子」「蠟梅の蕾の数が花の数 倉田紘文」「蠟梅を月の匂ひと想ひけり 赤塚五行」。昔趣味で盆栽を多数集めていた頃、蠟梅もルーフガーデンで咲いていたが、今や遠い昔の事となる。(蠟梅は 今消え失せて 忘れ花 ケイスケ)

南天

2012-12-27 13:58:48 | 日記
南天(メギ科)花言葉は、よき家庭、福をなす。本州中部以南の暖地の山中に自生するが、「縁起木」として庭にうえられる。「南天」の音が、難を幸いに転ずる「難転」に通じるとして喜ばれる。高さ1~2mの低木。葉は3回羽状複葉で枝の上部に集ってつき、葉柄の元部は茎を抱く。6~7月、花茎を伸ばし、白い小さな6弁の花を円錐状につける。果実は球形で、11月頃赤熟して美しい。黄色に熟すものもあり正月の床飾りに使われる。「南天」は漢名の「南天竹」「南天蝕」に基ずく。「実物の」植物では数が多いいが、品や格もそなわって、特別美しいものと言えばこの南天に勝るものはないという。
「花南天実るかたちをして重し 長谷川かな女」「南天の花にとびこむ雨やどり 飴田 實」「南天の花高僧の棺出づ 梶山千鶴子」今日は深夜遅く床に就いたが途中で寝苦しく色々部屋の温度を揚げたり、足腰をマサージ機を出したりして見たりした結果は5時半に目覚めたが6時まで起き上がらず、朝の支度に手間取り、挙句の果てに、メイールを打とうとするもNEC機から打てず、東芝機に変える。東芝機は速度が遅く、十分なメールとならず、四苦八苦して、ブログを書くのがおそくなってしまつた。とんだ難点の日でした。(肩懲りて 日毎の技も 福ならず ヶィㇲヶ)

フユベコニア

2012-12-26 07:46:25 | 日記
フユベコニア;別名クリスマスベコニア(シュウカイドウ科)花言葉は、愛の告白。ベコニア属約2000種。熱帯から亜熱帯にかけて分布する多年草または半低木である。園芸品種も多く、それらを総称してベコニエと言う。代表種は四季咲きベコニアと呼ぶのはベコニアセンパフロウレンス。草丈15~40cm、葉は光沢があり、赤や、桃、白などの小花を蜜につける。苗を4~5月に花壇やコンテナに植えると、霜の降りる頃まで咲き続ける。鉢物で出回る木立ベコニアやエラチオールベコニア、球根ベコニアもあり、どれも花が美しい。栽培が容易で公園やマンションのベランダなどでよく見かける。「ベコニアの多情多恨や日の射して 加納立子」「ベコニアの花だけ残り花時計 泉 早苗」(ベコニアの 花多けれど 片想い ケイスケ)

クリスマスローズ

2012-12-25 09:16:52 | 日記
クリスマスローズ(キンポーゲ科)花言葉は、追憶。12月25日はキリストの誕生日。但し実際にいつ生まれたかは不明。ヨーロッパにおいて土俗の冬至の祭りと習合したもので、前夜をクリスマスイブといい、子供達はサンタクロースに贈り物を入れてもらう靴下を枕元に吊下げて寝る。翌25日は、教会では聖樹を飾り、聖歌を歌ってキリストの生誕を祝う。クリスマスの頃の都会は華やかなイルミネーションに彩られて町も活氣に満ちクリスマスソングが流れて浮立つようである。家庭でもクリスマスツリーを飾ったり、プレゼントを交換したり、すつかり生活に溶け込んでいる。日本の場合は、キリスト教信者でない者の一夜を楽し人も多いのではなかろうか?。日本における宗教は、佛教、神道、無宗教と多岐に分かているので、キリスト教徒の人数は不明。さて今日の誕生日の花、クリスマスローズと世慣れる花には、名前通りクリスマスのころに咲くクリスマスローズと春に咲くレンデンローズがあり、日本で見られるのはレンデンローズがほとんど。キリスト教では4月初旬に行われる復活祭の40日間をレンデンといい、このころに開花するのが名前の由来である。根茎に有毒成分を多数含んでおり、薬用にしていた国もあります。白やク―ム色、ピンクから、紫色、黄緑色に変化する不思議な花です。今日は「ビン;空缶」の回収日なるも、朝6時頃北島管理員から電話あり、風邪のために高熱が出たので、休ませてくださいとの申し入れあった。これを聞いて早めに玄関前に出ると、「空き瓶;空き缶」や「古紙;古い書物」が乱雑に置かれているので、萱場理事長と一緒になつて、整理するのに、かなりの時間をかけた。人夫々無闇に前後を考えずに出すので、整理に手間をかけた。年末なので特に今日の、古紙、古書、古着類はたくさん出された。一応整理して、朝食を済ませ、9時に玄関先を見ると、「古紙;古書;古着」は総て回収されていた。部屋に戻り、市役所の方を見ると、ゴミ焼却炉の煙突からは既に白煙が登つていた。「クリスマスツリー地階へ運び入れ 中村汀女」「降臨祭讃えて神を二人称 津田清子」「花舗の燈や生誕祭の日と通る 大野林火」「子へ贈る本が箪笥に聖夜待つ 大島民郎」「蝋涙の一すぢならず聖夜ミサ 木内怜子」「サンタ.クロ―ス煙突のなき家ばかり 永野孫柳」。(我が家にも 煙突なくて サンタ来ず ケイスケ)

シャコバサボテン

2012-12-24 08:14:44 | 日記
シャコバサボテン(サボテン科;別名クリスマスカクタス;デンマークカクタス;蝦蛄葉仙人掌)花言葉は、一時の美。美しい眺め。扁平な茎節の縁に棘があるのが特徴。この茎節がシャコに似ているので、シャコバサボテンと呼ばれる。別名はクリスマスの頃開花することに由来する。デンマーク産の品種が多いことからデンマークカクタスと言う。花はピンク、白などの艶やかなもので、雄蕊の束と赤紫色の雌蕊のコントラストが、独特の華やぎを生む。(クリスマス 孤独を飾る シャコバ哉)

柚子

2012-12-23 08:49:31 | 日記
柚子(ミカン科)花言葉は、健康美。冬至には柚子を入れた風呂に入る。これが柚子湯。黄色に熟れた柚子の浮かぶ風呂は香高く、見た目にも美しい。人の生命力は太陽の恵みとともに循環し、夏、盛りを迎え、冬、衰えた生命は植物の力をもらって蘇えらせなければならない。柚子湯に入ると、風邪を引かないという太古の昔から続く、この生命力の表れ。「冬至湯の煙あがるや家の内 飯田蛇笏」「柚子どもと衝突しつつ湯浴みせり 相生垣瓜人」「白々と女沈める柚子湯かな 日野草城」「湯あがりの柚子湯の香りの娘その母も 桜井英雅」「吾子はみな柚子湯の柚子を胸に抱き 山口青邨」「今日はしも柚子湯なりける旅の宿 高浜虚子」。(湯豆腐に 柚子の香のせ 朝餉かな ケイスケ」

ポインセチア

2012-12-22 06:24:18 | 日記
ポインセチヤ;猩々木;クリスマスフラワー(トウダイグサ科)花言葉は、祝福、博愛。中南米原産。クリスマスを彩る植物としてお馴染みである。花のように真っ科に色ずく部分は苞葉と呼ばれ、花は目立たないが、苞葉の中心に集まつている。名前の由来は、メキシコ公使だっタアメリカ人ポインせットが發見したことによるという。クリスマスに合わせて温室栽培され、クリスマス用の装飾花として普及してきた。花やの店先に赤い鉢植えが所狭しと並べれれ頃になると、心浮き立つものがある。「ポインセチアその名を思ひ出せずゐる 辻田克己」「星の座の定まりポインセチアかな 奥坂まや」「ポインセチアどの窓からも港の灯 子がまり子」「言はでものこと言ひポインセチア赤 七田谷まりうす」「リア王読むポインセチアを足元に 高沢良一」「まつ暗にされたるポインセチアかな 千葉皓史」「星の座の定まりポインセチアかな 奥坂まや」「ポインセチア日なたに出して開店す 津川絵里子」(吾が家は クリスマスローズ 未だ見えず ケイスケ)