誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

フリージャア

2013-02-28 08:13:12 | 日記
フリージャア;香雪蘭;浅黄水仙(アヤメ科)花言葉は、無邪気、結白。南アメリカ原産のアヤメ科の球根植物で多年草。菖蒲に似た細い葉と弱弱しい葉が伸び、その曲っ上部に筒状の花を一列に数個つける。細い葉の間から茎が伸び花を連ねる。花色は黄.白.紫色など。花色が豊富で切り花として好まれ、高い芳香をはなつ。「フリージアのあるかなきかの香に病みぬ 阿部みどり」「うまそうなコツプの水にフリジア 京極杞陽」「熱高く睡るフリージャの香の中に 古賀まり子」「書かぬ日の日記の上のフリージャ 押倉 器」「挨拶はひとことで足るフリージャ 伊藤敬子」「麻酔さめきし薄明のフリージア 倉部たかの」「古壺に挿して事なきフリージア 後藤夜半」「フリージアにかひなきことは言はでけり 中尾白雨」「吸入や見つめどほしのフリージヤ 石田波郷」「「フリージアに肌の香勁く人病めり 石原舟月」「フリージアに空に空の来ている枕元 永田耕一郎」「フリージアに陶師が筆の愛陶記 桂 樟蹊子)「フリージアに息近づけて屈託す 水谷晴光」「フリージア鍵のかかりし日記帳 松永知子」「フリージアに涙のように光るもの 中山玲子」(2月末 浅黄水仙 咲き終る ケイスケ)

クロツカス

2013-02-27 10:50:52 | 日記
ロツカス(アヤメ科)花言葉は、青春の喜び。;堅実。ヨーロツパ原産で高さ10㎝程度。可憐な6弁の花を咲かせる球根植物です。ヨーロツパ各地では、春の訪れとともに咲き、季節の移り変わりを人々に知らせています。ギリシャ神話では、美しい青年クロークスが死に、女神フローラが哀れんで黄色い花の姿を変えたのがこの花だとされています。スパイスのサフランは、秋咲きの、この花の仲間です。種類によっては、白.紫などがある。「火の庭に愛語撒くごとクロツカス 下村博」「クロツカスいきなりピアノ鳴り出ぬ 宮岡計次」「並びゐて日向日影のクロツカス 本井 英」「尖塔の空晴れわたりクロツカス 大木さつき」。(クロツカス 春雨浴びて 黄の光る ケイスケ。)

アズマイチゲ

2013-02-26 08:10:34 | 日記
アズマイチゲ(東一華)キンポウゲ科(アネモネ属)、花言葉は、温和。明治初年日本に渡来したもので、ひろく北半球に分布し、約90種が知られている。南ヨーロツパの森や雑木林にも野生は珍しくない。我が国の山野にふつうみられるのは、イチリンソウ、アズマイチゲ、ニリンソウ、シュウメイギク、などもみなアネモネ属の植物である。ギリシャ語のアネモからの名であるが、アネモとは”風の娘”という意味である。この草が風のよく当たるところに生育するからだとも言われているが、実際はギリシャ神話にもとずくものと思われる。日本の野生のアネモネは、園芸種とはなっていないが、早春この花を見ることは楽しいものであリ、山草として栽培されることもある。学名をアネモネ.ニコエンシスという。種名は”日光産の”という意であり、別名一華草ともいう。この花は白いが、外側がしばしば淡紫色ないし淡紅色をおびて美しい。そのため「裏紅一華」とも言われる。アネモネ属の華の花弁のように見えるのは、実は萼片が花弁のようになったもので本当の花弁はなくなっている。キクザキイチリンソウは、淡紫色の花を開き、たいそう美しい花弁状の萼片は十枚以上もある。この植物は別名ルリイチゲ(瑠璃一華)とも呼ばれる。アズマ一華は学名アネモネ.ラデアーナというが、花は白く外面がわずかに紫色をおびている。この美しい野生のアネモネは関東地方にみられる。種名は、シベリア植物の研究家ラッデにちなんだもので、関西地方にはユキワリイチゲ(雪割一華)が野生するが、キクザキイチリンソウに似ている。花は白いが下部は淡紫色をおびている。北海道にはエゾイチゲがあるが、学名をアネモネ.エゾエンシスという。花は白く萼片は六~七枚ある。種名は”蝦夷の”という意味。ニチリン草も野生のアネモネで、学名をアネモネ.フランダと言う。ニリンソウは学名をアネモネ.フランダと言う。種名は”柔らかな”という意味。茎の上に白い2個の花を付けるという意味だが、必ずしもそうではなく、一個のこともあるし、三個のこともある。高山植物としてよく知られるハクサンイチゲもアネモネ属で初めに石川県の白山でみつかったのでこの名がついた。学名をアネモネ.ナルシシフロラと言いう。種名は”水仙のような花”という意味。このようにアネモネは、種類が多く、シュウメイギクが野生の日本のアネモネの代表種と言われるが、観賞用として栽培されている。花は菊花に似てい花色は淡紅色でありなかなか美しい。漢名を秋牡丹という。「アネモネのはなくつがえし居るは蛇 高野素十」「アネモネ開くばかりゆく灯の電車 中村草田男」「アネモネや千里の先に吾れを置き 栗林千津」「アネモネの開ききつたる母の部屋 皆吉 司」。(アネモネも シュウメイギクも キンポウゲ アズマイチゲの 花の美集う ケイスケ)

オウレンと寒緋桜

2013-02-24 09:46:22 | 日記
オウレン(キンポウゲ科)ハナ言葉は、変身。草丈15-40cm花期3.5月。根茎はアルカロイドのベルベリンを含み、断面が黄色をしている。薬用にスギ植林内に栽培されることもある。雄花をっ付ける株と、両性花をつける株とがある。花は直径約1cm。白色の花弁のように見えるのは萼片で、倒卵状披針形で5枚ある。花弁は萼片より小さく白色のへら状で表面から蜜を分泌する。袋果は矢車状に開出する。葉は全て根生し、2回3回出複葉で、小葉の裂片はさらに切れる。葉の分裂回数に変化があり、オウレン(別名キクバオウレン)は葉から1回3出複葉、コセリバオウレンは葉が3回3出複葉のもの。話題を変えて「寒緋桜;緋寒桜;寒桜、冬櫻。」はバラ科;花言葉は、あでやか。冬季に咲く種類の桜。寒桜は鹿児島、沖縄地方で栽培された緋寒桜のことで、寒緋桜ともいわれる。冬桜は山桜と富士桜の雑種といわれ、12月頃花を開く。群馬県藤岡市鬼石の冬桜は天然記念物に指定され一斉に花を付ける。俳句では冬季に咲く桜として両者を寒桜.冬桜と呼ぶ。「山の日は鏡のごとし寒桜 高浜虚子」「寒桜交り淡くして長し 古賀まり子」「雨雫よりひそやかに寒桜 稲畑汀子」「うつしよのものとしものなし冬桜 鈴木花蓑」「今日ありと思う余命の冬桜 中村苑子」「母癒えて言葉少なや冬桜 岡田日廊」「月の出に風をさまりぬ冬桜 茂 恵一郎」「痛そうに空晴れてをり冬ざくら 黛 執」「水音のそこだけ消えて冬桜 清水衣子」「ひとゆれに消ゆる色とも冬ざくら 平子公一」。昨日トラブルあり、昨日今日と2日連続して書いた、従来「ソフトバンク」のモデムを使用していたが、メールを打つのに不都合なてんがあり、明日よりNTTに切替える事とした。切替時にまた手間取るかも知れませんが、様子を見ていて下さい。(歳とりて 結果を急ぐ 吾れ悲し ケイスケ)

黄梅

2013-02-23 08:54:33 | 日記
黄梅;迎春花(モクセイ科)花言葉は、恩恵。中国原産で落葉低木で高さ1.5mほど。早春、葉に先立って六つに分かれた筒状の花を咲かせる。形が梅の花に似ていることからその名があり迎春花ともいう。「黄梅の衰え見ゆる日向かな 高木晴子」「石垣の家黄梅と人妻と 山上樹実雄」「黄梅や鎌倉山に風出ぬ 鶴田麻紀」「川筋に黄梅が飛びて迎春花 中西舗土」「春望の西安どこも迎春花 松崎鉄之介」。我が家の迎春花は梅の蕾が先でそれを追いかけて黄梅の花が咲きそうな気配である。(白梅と 黄梅の花 競い合う ケイスケ)

スズカケソウ千葉に新種の発見

2013-02-22 07:15:11 | 日記
スズカケソウ(クガイソウ属)。千葉県いすみ市に新種の種子植物が自生していることが、千葉大と同県立中央博物館との共同研究チームの調査で判明した。自生地にちなんで「イスミスズカケ」と命名された。首都圏で植物の新種が発見されるのは珍しいとされ、21日に発行予定の日本植物分類学会の英文学術誌に論文が掲載される。同博物館の植物調査ボランテアが2009年、里山で約20株を発見した。同大園芸学部の上原浩一准教授(生体遺伝学)や安藤敏夫名誉教授(花卉園芸学)らが、徳島県など西日本でのみ自生が確認されている絶滅危惧植物のスズカケソウに似ていたが、、葉の形に違いがあるため疑問を持ち調査開始。DNA鑑定に加え、自生地の視察などの結果スズカケソウと同じクガイソウ属の新種と判明した。葉が全体に丸みを帯びて卵形をしているスズカケソウと比べ、イスミスズカケは葉の根基の丸みが強く、は葉先がややとがつたハート形に近いのが特徴。葉や茎の毛も短く、少ないなどの違いがある。発見場所は田園地帯の川沿いの斜面で、約100株確認ずみ。論文発行をもって新種とされるが、国は發行を待たず絶滅危惧種に登録しており、環境省の「絶滅のおそれのある野生生物の選定.評価検討会」分科会検討委員を務める東大伊藤元己教授(植物分類学)は人里近くで新種が見つかるのは極めて珍しいと話ている。読売新聞掲載の記事より。(珍しさを見に人が集まり、持ち逃げなどされぬ様な対策も考える必要があるのでは?ケイスケの心配)

サンシュウ

2013-02-21 10:53:19 | 日記
サンシュウ(ジンチョウゲ科)中国から渡来した落葉低木で、樹高2m位になる。黄褐色の枝が全て三又に分かれることからその名がきた。3月頃枝先ごとにかたまつた蕾が垂れて、歯の出ないうちに黄色い小花を蜂の巣状に咲かせる。表皮と木質部の間の靭皮繊維(白皮)を採って和紙の原料とする。三椏繊維の和紙は、紙魚の害が少なく艶があるので証書、紙幣などに使われる。「三椏や皆首たれて花盛り 前田普羅」「三椏の花雪片の飛べる中 山口青邨」「三椏の花のうす黄のなかも雪 大野林火」「三椏の花の光陰流れ出す 森 澄雄」「雨やさし三椏三つに咲くことも 安住 敦」「三椏の花の幽さをうべなえり 小林康治」「やすらぎや三椏は咲き垂るる花 林 翔」「三椏や百姓の顔ねむく過ぎ 岸田稚魚」「三椏咲く日向薬師の雨にあへり 松村武雄」「文机や三椏明かり降るほどに 小林康治」「三椏の三三が九三三が九 稲畑汀子」「家系滅びて三椏の花ざかり 鷲谷七菜子」。(三椏の 皮剥く水の 冷たさよ ケイスケ)

ウグイスカグラ

2013-02-20 08:40:51 | 日記
ウグイスカグラ(スイカズラ科)花言葉は、未来をみつめる。北海道の南部から九州に至る山野の浅い林中に自生しているが、庭木としてもよく植えられる。枝が繁り、早春に新葉ともに長い花楩の先に淡紅色の花を開く。花は先端が五つに裂けた筒状の合弁花で、下向きに垂れている。葉は互生して楕円形をなし、毛はなくて肌が滑らか。果実は俵形で熟すと美しい鮮紅色となる。ウグイスカグラの名前が付いた由来は、いろいろの説があり、語源研究家の深津正氏は、ウグイスだけではなく色々な小鳥がこの実を食べるために集まって来ることからウグイスカクラ(狩座)の名が訛ってカグラになったという説や。貝原益軒の「大和本草」ではウグイスが初めて鳴くときに、この花が咲くからだろうという説もある。一般的には、ウグイズラの事を、「グミ」と呼んでおり特に赤く熟した実を子供達がグミといつて食べるのでこの木が「ウグイスカグラ」という事を知らない人が多い。ウグイスカグラは花材が少ない時期に咲くので、”生け花”や”お茶”の師匠さんの庭に植栽されているようだ。(春の野に ウグイスカグラの 花が散る ケイスケ)

アネモネ

2013-02-19 17:04:14 | 日記
アネモネ;紅花翁草;はないちげ(キンポウゲ科)花言葉は、信じて従う。南ヨーロッパの原産の多年草。球根から人参に似た掌状の葉をだし、葉の間から30cm位の花茎を数本出して、その先に晩春五弁花を開く。濃紅、紫、淡紅、白色のけしに似た花は、花壇や鉢植えあるいは切り花として一輪さⅣにしても楽しめる。花が終わるとすぐ綿毛のついた種子ができ、風に飛ばされるのでアネモス(風)という名がついている。ギリシャ神話に登場し、古代文化にかかわりを持つ花の名といえよう。「アネモネのむらさき濃くて揺らぐなし 水原秋桜子」「アネモネや自ら止む真夜の曲 岡田貞峰」「アネモネのむらさき面会謝絶中 石田波郷」「アネモネや神々の世もなまぐさし 鍵和田柚子」「アネモネのこの灯を消さばくづほれむ 殿村莵絲子」「アネモネや画廊は街の音を断つ 斉藤道子」「アネモネや寡黙となりし俸給日 山田みづえ」「アネモネに髪乾きゆくさびしさよ 渡辺千枝子」「アネモネを貨車が揺るがす友の下宿 酒井弘司」「アネモネや来世も空は濃いむらさき 中嶋秀子」(アネモネや 色とりどりに 咲き誇る ケイスケ)

沈丁花

2013-02-19 16:02:56 | 日記
沈丁花(ジンチョウゲ科)花言葉は、不滅。中国原産の常緑低木。高さ1m位で半球状に育ち、革質で光沢のある葉を茂らせる。冬の間から紫紅色の蕾が見え始めるが、蕾の期間が長い。開くと内側だけは白く良い香りを放つ。四裂した花弁状のものは、実は萼で花びらではない。園芸品種には、白花や葉にしろい覆輪のあるものもある。日本に栽培されているいるものは雄性の木がほとんどで実がならない。夜道などでどこからともなく漂って来るこの香りは、春の到来を告げて印象的である。名の起こりは、その香りが沈香.丁香を兼ねるということからなので、「沈丁花;チンチョウゲ」と読ないほうがよい。「沈丁の葉ご盛る花も濡れし雨 水原秋桜子」「沈丁の一夜雪降りかつにほう 篠田悌二郎」「沈丁にはげしく降りて降り足りぬ 中村汀女」「沈丁に少し開けおく夜の障子 有働 亨」「沈丁の四五花はぢけてひらきけり 中村草田男」「ぬかあめにぬるる丁字の香なりけり 久保田万太郎」。今朝は又小雪が降るが積もるほどではなく午前中で雨に。夕方は曇天に変わる。朝寝惚けて「片栗」を書いたが、片栗は3月29日の花なので、取り消して打ち直した。(沈丁の 花の香遠し 今朝の雪 ケイスケ)