。オケラ;朮キク科オケラ属の多年草。花言葉は親しみやすい。乾いた草原に生える。茎は高さ30~100㎝,上部で分枝し。枝の先に白色か淡紅色の頭花をつける。花は夏から秋に咲き、周囲に刺状の総苞を具える。葉は硬質で、縁に刺状の鋸歯をもつ。地下茎を漢方で芳香性健胃薬とする。屠蘇に入れることもある。新芽は山菜として食用。中国名は漢蒼求。「思へどもうけらが花の宿世かな 越 人」。ここ2~3日雨の日が多く寒さも厳しくなっている。(暑さ寒さも彼岸までと言うが、10月末では、いささか早いかも知れない。ここ2~3日暖房を出して室温を挙げている。今朝がたも小雨、北海道では初雪も降つたという。これがつずくと年末はどんな感じになるだろか?久しぶりの10月末であるが今後の気象情報が気になる???。懐状態も気になる10月31日でした。(ケイスケ)
ナギナタコウジュ(シソ科)花言葉は、匂い立つ魅力。シソ科の一年草で、中国原産の薬草である。日本では薙刀香需とよばれるものがこれに当たる。葉は卵状長楕円形で、茎の高さ30~60㎝。夏から秋にかけて穂状に花をつけ、花冠は紫色を帯びた白色。全草に特異な匂いがあり、夏負けや腹痛などのための漢方薬,香需散の原料となる。花あれども紫蘇の穂に似て、見るに足らず。ただ夏月の総菜としるべし。(もう少し頑張れたかと紫蘇を揉む。ケイスケ)。
センブリ(リンドウ科)花言葉は、はつらつとした美しさ。リンドウ科の二年草。別名トウヤク。本州、四国、九州の山や丘陵地の草地などの生える。花期は9~11月。草丈10~20㎝。花は日が差すと咲き、白に薄紫色の細い筋が入る。名前は「千回振り出してもまだ苦い」ということから名つけられた。江戸時代後半までノリ、シラミ除け、明治以降は健胃薬として用いられている。「センブリの花も紫高嶺晴 木村蕪城」「千振の花や誰かに文をせむ 水野宗子」。(薬草の苦いほどこそ役にたち ケイスケ)。
ヨメナ(キク科)花言葉は、隠れた美しさ。本州から九州の山野や畦道に自生する。高さ30~50cm。葉はつやがあり深い緑色で、縁には粗いあらい鋸歯がある。地下茎よりによる繁殖師、畦に塗りこめられてもまたいつの間にか伸びて葉をつけている姿はたくましい。春の摘み草摘み草の代表格であり、摘んだ若菜を茹で、嫁菜飯や侵にして食する。初秋、淡い青紫色の細い花びらをもった、楚々とした花を咲かせる。野紺菊とよく似ているが、こちらは花がたくさんつき、茎葉にざらつきがある。「紫を俤にして嫁菜かな 松根東洋城」「紫を俤にして嫁菜かな 松根東洋城」「黒媛の野は早起きの花嫁菜 敷地あきら」。畦道を埋め尽くしけり嫁菜あり ケイスケ)。
模様ヒユ科ァルナンテラ属の多年草。ブラジル原産。明治時代に渡来し、園芸用に植えて秋に鮮やかに紅葉した葉を観賞する。寒さには弱い。草丈10~20㎝程度。葉の色は赤や黄などに変化に富み、花壇に彩りを添える。夏から秋に白い花をつけるが目立たない。(野仏の供養に模様ひゆを添え ケイスケ)
麒麟草;泡立草;秋の麒麟草;背立草ベンケイソウ科マングサ属の多年草。山地の草原、林縁、崖、海岸などに生える。葉。茎とも多肉。花茎は一年生で長さ10~50㎝。葉は互生し、上半分に鋸歯がある。花期は5~7月。濃黄色星形の五弁花を頂部に蜜生する。「秋の麒麟草」はキク科で、粟立草のこと。「ブルトン―ザーの惰眠錆噴く麒麟草 伊丹三樹彦」「この広き森のはづれの麒麟草 加藤水万」。(白峰の径に海見ゆ麒麟草 ケイスケ)
オヤマリンドウ(リンドウ科)花言葉は、安心。笹竜胆;竜胆草;鶴竜胆;御山竜胆;朝竜胆;深山竜胆。やや乾燥した草原に生えれるリンドウ科の多年草。高さ20~100㎝葉は対生し、披針形で葉柄がない。9~11月、茎の頂や上部の葉の腋に筒状の鐘形の花を数個つける。青紫色で先が五裂する花は日が翳ると閉じてしまう。根を乾燥したものが漢方の竜胆で健胃剤。深山竜胆は高山に生え、蝦夷竜胆は改良種が切花用に栽培されている。濃い花色とつつましやかな姿は、物思生秋の風情にふさわしく、古くから歌に詠まれてきた。(藤田直子)。「竜胆の花かたぶきて殊勝さよ 路 通」「りんどうや枯葉がちなる花咲きぬ 蕪 村」。(群れ先の姿とどのふ笹竜胆 ケイスケ・昨日は日本烈島全体が雨と風で冷え込んだ。冬の到来か? ケイスケ。
シコンノボタン(ノボタンカ)花言葉は、平静。沖縄.台湾中国、原産のの牡丹科の常緑低木。一見、草のように見えるが草ではない。牡丹とは名ずけられているが、まつたく関係はない。観賞のため庭園に植えられることが多い。夏から秋にかけて、柴色の大きな五弁の花で高さは!~1.5m。葉は粉白を帯びた緑色で艶がなく、二回羽状複葉で有柄。各小葉は卵形か細長い形で2~3裂する。4~5月。枝の頂に径約20cmの五弁の花を一個咲かせる。中国や日本、欧米など盛んに育種が行われ、品種は多数。八重、千重、万重などの豪華な重弁花もあり、花色は紅、紅紫、黒紫、桃、白などで変化が多い。中国では「花王」と賞され熱狂的に愛された。華麗で気品のある「詞花若歌集」に「散りはつまるまでみしほどに花のもとにて廿日へりにけり」(藤原忠通)とあることにより「廿日草」の別名がある。「白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子」「日の奥に牡丹崩るるさまをみつ 加藤楸邨」「静かにも牡丹の前の立話 大峰あきら」。(白牡丹咲きつつ風をあふれさす ケイスケ)。昨日は一日中雨も風も強く日本列島全体が台風に被害がでた。これから冬にむかつて寒期が増すであろうが、小生転ばぬように注意しよう。ケイスケ)
オヤマリンドウ(リンドウ科)花言葉は、正義。笹竜胆;竜胆草;蝦夷竜胆。やや乾燥した草原にはえるリンドウかの多年草。高さ20~100㎝。葉は対生し、披針形で葉重五木柄がない。9月~11月、茎の頂や上部の葉の腋に筒状の鐘形の花を数個つける。青紫色で先が5裂する花は日が翳ると閉じてしまう。根を乾燥したものが漢方の竜胆で健胃剤。深山竜胆は高山に生え、深山竜胆は高山に生え蝦夷竜胆の改正種が切花用に栽培されている。濃い花色とつつましやかな姿は、もの思いの秋の風情にふさわしく、古くから歌に詠まれた。「竜胆の花かたぶきて殊勝さよ 路 通」「りんどうや枯葉がちなる花咲きぬ 蕪村」「竜胆のとがりてつよい句かな 蓬 寸」「竜胆を畳に人のごとく置く 長谷川かな女」「竜胆の色濃山虚の恋怖ろし 岡本圭岳」「好晴や壺に開いて濃竜胆 杉田久女」「竜胆や巌頭のぞく剣岳 水原秋櫻子」「一厘の竜胆饗けよ鶴の墓 阿波野青畝」「りんどうに白雲うごき薄れけり 柴田白葉女」「りんどう咲く由々しきことは無きごとし 細見綾子」「りんどうの午後は目ヲ閉づ花時計 秋元不死男」「竜胆や青屋根霧を吹きおとす 百合山羽公」「竜胆の筒膨らみ山日和 岡田日郎」「竜胆や今も芹生の武家ことば 安村佳津男」「火口丘笹竜胆に峠てる 吉村ひさ志」「竜胆に目覚めの朝日配らるる 河野路代」「岩肌や火の山を指す道しるべ 監物幸女」「岩肌を霧のぼりくる濃竜胆 金森早雪」「竜胆の夜風枕に眠るかな 中西美華穂」「大浅間雲かげ這わせ濃りんどう 林 泉水」。今日は終日雨が降るとの天気予報、庭の草花に水を撒く必要もなし。うつかり外に出るとまた滑りそうだ。ベツトに横になることしよう。ケイスケ)
アキノキリンソウ(キク科)花言葉は、安心。泡立草。秋の麒麟草;背高泡立草。キク科の多年草。正確には秋の麒麟草と呼ぶ。50cm内外の直立の茎に黄色い小頭状華をつける。日当たりのよい山野に泡だっているように見えるところから名づけられている。背高泡立草は北アメリカ原産の帰化植物で、草丈1mを越して荒地に群生する。「生まれ出て泡立草にまぎれけり 柿本多映」「大利根の曲がれは曲がる泡立草 角川照子」「濁流と背高泡立草夜明け 菅原闘也」「安達太良の天へ丈なす泡立草 三枝青雲」「ありありと没日の沼の泡立草 尾林朝太」「火の山に雲湧き秋の麒麟草 石原栄子」「朝は鹿出歩く秋のきりん草 尾崎隆則」。今朝は朝から雨久し振りにベランダに水を撒く必要もない。2~3日続く予想である。(バケツの水を得た庭は水を撒つつ終日終わりそう、 ケイスケ)今テレビのニュースで、72年ぶりの雪が北海道で降つているとのこと、台風が来週も降る予想とのことである。