この月の名前は「開くこと」を意味するギリシャ語に由来する。ヨーロッパの多くの国々では、四月一日は、もう長いこと、フザケタコトをする日ときめられているが、その由来については、まだ満足な説明はされていない。なにもきずかぬ者や、人を疑わない者をだますことに、この日は多大な努力が払われる。イングランドでは、そんな人を「エイプリル.フ―ル」(4月ばか)と名づける。スコットランドでは「カッコ―狩り」とよばれ、またフラスでは”POISSON d AvIL"”つまり「四月の魚」とよばれる。明日から4月にはいる。この日の続編は明朝記載することする。
アマナ(ユリ科)花言葉は、運あが向いてくる。アマナは球根に甘味があって、生でたべられられる処から来たもので、別名「麦くわい」とも言う。球根の形が「くわい」に似ていて、実際食用とする時は「くわい料理」の料理法と同じ、只、近年は食用としてはあまり用途が無いようです。本州、東北以南から、奄美大島、朝鮮半島、中国迄分布しますが、草丈が高い所には、生えないので、中々見かけられません。曇り空では花は開かず観賞用として育てるのも中々難しいようです。食用として育てるのも容易ではないそうです。南九州以南では絶滅危惧種に指定されており、採取は禁止されています。食用としての用途が無く見ることも出来なくなりそうな危うい植物です。もし見るチャンスに恵まれたら「運が向いて来た」と言えるかも知れません。Gocd-Luck" 昨日茅場(元理事長)のお誘いを受けて近くの農業公園に花見に出掛けました。気温22℃位で日浴に最適な日和で公園内で家族揃って食事をしている人々も多く公園内の桜は満開でした。お陰様で楽しい一時を過ごせました。帰宅するとに即座に園内で撮って戴いた写真まで頂いて感謝感激の一日でした。
大根(アブラナ科)花言葉は、適応力。中央アジア原産の二年生草。主に地下の多汁.多肉質の長大な根を食べるが、葉も食べられる。根の形と大きさはス類によって多様で、桜島大根などは直径30㎝、重さ15キロ余りのものも珍しくない。沢庵漬を初めとして漬物の材料としても欠かせない。「おほね」「すずしろ」は古名。「だいこ」ともいう。「大根に実の入る旅の寒さかな 園 女」「流行く大根の葉の早さかな 高浜虚子」「大根を水くしゃくしゃにして洗ふ 高浜虚子」 「すつぽりと大根ぬけし湖国かな 橋 石」「大根の青首がぬと宇多郡 大石悦子」「死の使ひ大根畑抜けゆけり 加倉井秋を」「燈台につゝく一枚大根畑 有働木母寺」「夕月に大根洗ふ流かな 正岡子規」「流れゆく大根の葉の速さかな 高浜虚子」「畑大根皆肩出して月浴びぬ 川畑茅舎」「大根煮るにほひ厨を豊かにす 馬場梧逸」「大根を抱き碧空を見ゆけり 飯田龍太」「大根馬車まろき入日を乗せ戻る 岡本まち子」「身を載せて桜島大根切りにけり 朝倉和江」「にぎやかに大根車来る泉 安田晃子」「街道にに大根洗ふ大盥 富安風生」「「大根洗ふ日向の水のやはらかに 小杉余子」「大根を洗い終わればもとの川 大田正三郎」。(三日干し三日のしなひ干大根 ケイスケ)
カタクリ(ユリ科)花言葉は、初恋。明るい林などに群落をつくるユリ科の多年草の花。早春、一対の葉を広げて花茎の尖端に淡紫色で花弁の付け根に濃紫色の斑点のある花をつけ、うつむきかげんに咲く、古名をかたかごと言い、『万葉集』では「もののふのやそをとめらが汲みまがふ寺井の堅香子の花 大伴家持」と詠まれている。「片栗の一つの花の花盛り 高野素十」「片栗の花の限り登なり 八木沢高原」潮騒や片栗の花うすれゆき 村上しゅら」「山の湖かたくりも花濃かりけり 星野麦丘人」「かたくりの花の韋駄天走りかな 綾部仁喜」「かたくりは耳のうしろを見せる花 川崎展宏」「かたくりの葉にかたくりの花の影 西川章夫」「かたかごの花の辺ことば惜しみけり 西川章夫」「かたかごの花の辺ことば惜しみけり 鍵和田柚子」「かたかごが咲き山神は少彦 下山 稔」。私が片栗の花を見たのは、日光植物園に入ると門の直前に片栗の花が咲いていたのを見て独りほくそえんだだ記憶がある。(初恋に 似たり うつむくの かたかごの花 ケイスケ)
ヒヤシンス;風信子;夜香蘭;錦百合(ユリ科)花言葉は、控えめな愛。小アジア、シリア原産の球根植物で、オランダを経由により日本に渡来した。直径5cm位の球根から水仙に似た多肉の剣状の葉を出し、早春葉の間から20cm余の太い花茎を伸ばして、その周囲に百合に似た多くの小花をつける。花の色は、紫、白、紅、黄、ピンクとさまざまであり、甘美な香り、可憐な姿と三拍子そろって美しく愛好者に喜ばれている。花壇に植えられ、鉢植えにもされるが、ガラス壺で水栽培の場合、十分に発根させ節分を過ぎてから暖かい場所に出すと、四週間位で満開になる。「園丁や胸に抱きしヒヤシンス 島村 元」「ヒヤシンスひしめき咲きて三株かな 星野立子」「ヒヤシンス莟むとみれば蟻のみち 篠田悌二郎」「ヒヤシンス鞄重たき中等生 川崎展宏」「喪のわれの影の中なるヒヤシンス 土岐錬太郎」「病みて細き手の清潔にヒヤシンス 大林和子」。
チューリップ(ユリ科)花言葉は、愛の宣告;魅惑。トルコが原産地といわれるがコンスタンチノーブルから16世紀に欧州各地に広まったものでチューリツプの名もターバン(頭巾)のトルコ語チュルベントから出たといわれる。可愛らしい花形と豊富な花色とで、春の草花の王様格。子供が最初に絵描く花がチューりップというほどポピュラーな花だが、コップ型のダービン種チューリツプも品種改良が進み、黄、白、赤、桃色はもとより、紫、重弁、複色花などそのイメージも変わってきた。花壇や鉢物、切り花用としても栽培されている。チューリツプ栽培は、オランダを筆頭にイギリス、フランス、で盛んだが、わが国では、富山県、新潟県、京都府が名高い。「ベルギーは山なき国やチューリツプ 高浜虚子」「チューリツプ赤の週間わが書屋 後藤夜半」「鉛筆で書く音静かチューリツプ 星野立子」「チューリツプ喜びだけを持つている 細見綾子」「それぞれにうかぶ宙ありチューリツプ 皆吉爽雨」「チューリツプ散つて一茎天を指す 貞弘 衛」「街灯が灯るチューリツプの真上 有馬朗人」「吾子の絵の家より大きチューリツプ 佐藤半三」「咲き誇りたる北大のチューリツプ 秋沢 猛」「チューリツプ花びら外れかけてをり 嶋田一歩」「白もまた一と色をなすチューリツプ 塗師康廣」。(並びゐて色様々のチューリツプ ケイスケ)
レンギョウ;連翹;いたちはぜ;いたちぐさ(モクセイ科)花言葉は、達せられた希望;情け深い。中国から渡来した半蔓性の落葉低木で、高さ2m足らず。細い枝は長く伸び、柳の様にたわみ垂れ、先端が地に着けばそこから根を出す。3月頃葉に先立って、鮮やかな黄色の花を枝ごとびっしりとつけて美しい。花は筒状で先端が四つに裂けている。「まんさく」「さんしゅう」などに一歩遅れて咲き、この花の咲くころは、すでに寒さの心配もなく、春本番という感じがする。「連翹に見えてゐるなり隠れんぼ 高浜虚子」「連翹や真間の里びと垣結わず 水原秋桜子」「連翹の縄をほどけば八方に 矢場口青邨」「連翹の一枝づつの花ざかり 星野立子」「行き過ぎて尚連翹の花明り 中村汀女」「連翹の枝多からず交へたる 松本たかし」「遠くゐて連翹の黄と思ひをり 森 澄雄」「童画展連翹の黄のここに撥ね 福永耕二」「連翹に挨拶ほどの軽き風 遠藤梧逸」「連翹のひかり遠く喪服干す 鷲谷七菜子」「見ゆる雨見えぬ雨降るいたちぐさ 手塚美佐」。(連翹を いたちぐさとは 儚き菜 ケイスケ)
ムスカリ(ユリ科)花言葉は、従順;夢にかける思い。ふつくらとしたつぼ状の小花をつくっているようです。英名のグレープヒヤシンスこの形からのもの。青花がポピュラーですが、そのほかに白、紫、ピンクなどもあります。最近は春の寄せ植えで盛んに用いられ、とても人気があります。ムスカリとは、香料のムスクからついた名前。ただし芳香があるのは一部の品種だけで、それも濃厚なムスクとはまたちがう軽めで上品な科を香りです。●この日生まれの人は、失敗や後悔を引木ずる人が多いようです。家族や親友に思いきって話してみては?必ずよいアドバイスがもらえますよ。花を贈るアイデア●ムスカリをパンジー、デージーのミニ鉢植えを木箱に詰めて、箱には薄紙を敷き、リボンを結んでプレゼントらしくととのえましょう。今日は快晴で、気温4℃東京靖国神社の標準木の桜も咲き、井之頭公園の桜も咲いたとのニュースあり、例年より、3日早いとのことでした。暫く近所の仙川公園に行くこともしなかつたので、観に行こうか?いや家の横の公園を覗いてみようか?出不精の考え方は恥ずかしいかぎりです。(桜の便り)。「咲満ちてこぼるる花もなかりけり 高浜虚子」「山桜雪嶺天に声もなし 水原秋桜子」「一花だに散らざる今の時止まれ 林 翔」。(快晴に 富士を見上げる 桜かな ケイスケ)