誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

アマナ

2016-03-31 07:10:07 | 誕生日の花ケイスケ日記
甘菜(ユリ科)Tulipa eduLis(アマナ属)(食用の)ペルシャ語「tuliPan」(頭巾)が言語と言われている。花がやや頭巾ににている。春に白くて花弁が
のはつきりした花が咲く。黄色種類のものもある。(あまいらしい)これ似た花はオニガラム(向島百花園)にあるようです。(この花を詠んだ句は見当たらない)ケイスケヤノ。

大根

2016-03-30 06:32:54 | 誕生日の花ケイスケ日記
大根(アブラナ科)花言葉は、適応力。大根もいろいろな種類があるが、特別に大きいのが桜島大根で15㎏のものもある。最も小さなのは、二十日大根であろう。ごぼうのように細くて長いものに守口大根があり、粕漬にされる。大根は煮ても、生でも、乾かしても,酢漬にしても食べられ、野菜の中で、最も重宝なものといわれる。干した大根は塩とぬかで沢庵漬けにされ、漬物の代表である。東北地方では大根の年取りといって、十日夜まで大根を畑に置くとよく実るといわれている。「夕月に大根洗う流れかな 正岡子規」「流れゆく大根の葉の早さかな 高浜虚子」「畑大根皆背出して月浴びぬ 川端芽舎」「大根煮るにほひ厨を豊かにす 遠藤捂逸」「大根を抱き碧空を見ゆりけり 飯田龍太」「大根馬車まろき入日を乗せ戻る 岡本まちこ」「にぎやかに大根車来る泉 安田晃子」。吉祥寺東急百貨店地下1階の漬物専門店ではいろいろな漬物があり、行くと何点か購入しているが、最近は近間で間に合わせているので、ご無沙汰している。(毎食のかさねがさねに漬物は食卓賑わす主人公 ケイスケ)

カタクリノハナ

2016-03-29 05:19:46 | 誕生日の花ケイスケ日記
カタクリの花;カタカゴの花(ユリ科)花言葉は、初恋。明るい林などに群落を作るユリ科の多年草。早春、一対の葉を広げて花茎の先端に淡紫色で花弁の付け根に濃紫色の斑点のある花をつけ、うつむきかげんに咲く。古名をかたかごといい、『万葉集』では「ものふののふのやそをとめらが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花 大友家持」と詠ている。「片栗の一つの花の花盛り 高野素十」「片栗の花ある限り登るなり 八木沢高原」「 潮騒や片栗の花うすれゆき 村上しゅら」「山の湖片栗の花濃かりけり 星野麦丘人」「かたくりの花の韋駄天走りかな 綾部仁喜」「かたくりは耳のうしろを見せる花 川崎展宏」「かたくりの葉にかたくりの花の影 西川章夫」「かたかごの花の辺ことば惜しみけり 鍵和田柚子」「どの花となくかたかごの䕃りたる 深見けん二」「かたかごが咲き山神は少彦 下田 稔」「片栗の花の上なる霧冰かな 小川芋銭」「時流れきてかたくりの一花 加藤楸邨」「かたかごの花や越後にひとり客 森 澄雄」「かたくりの花の想ひの愛飾る 西川次郎」。私が中学2年生の修学旅行に日光の植物園に入ると直ぐに片栗の花が咲いていた。花の美しさに見惚てこのとき以来草花の句を詠むきつかけになつた。私の初恋の花である。
(かたくりやさざめきおめし雪解水 ケイスケ)。

チャルメルソウ

2016-03-28 17:59:44 | 誕生日の花ケイスケ日記
「チャルメルソウ奄美大島で新種」国立科学植物館発表。チャルメルソウの新種発見.約60年ぶりで、国内で自生地(hataisyou)の南限を更新した。奄美大島在住の生物研究家、森田秀一氏(58歳)が2011年,奄美市の委託を受けた生物一環で見つけた。同館が調査して新種とわかり、{アマミチャルメルソウ」と名付けた。チャルメラソウは北米や東アジアに分布する多年草で、ラッパ形の木管楽器「チャルメラ」のような形の実をつける。涼しい場所を好み、主に山奥の沢で自生する。北海道から九州まで広く見つかるが、南限は同県の屋久島と考えられていた。調査した同館の奥山雄大研究員(進化生物学)は「高山がない亜熱帯の島で、チヤルメラソウ生き延びていたのは奇跡的だ。奄美大島の自然の豊かさを示している」と話している。「平成28年3月28日;読売新聞夕刊」の奄美大島新種発見の記事です。

ソメイヨシノ

2016-03-28 07:15:09 | 誕生日の花ケイスケ日記
ソメイヨシノ;染井吉野(バラ科サクラソウ属)花言葉は、優れた美人。落葉高木の花の総称で、桜は日本の国花。自生種.園芸種を含めて数百種ある。現在広っている染井吉野は明治初期に東京の染井村(豊島区)で作られた品種である。「さまざまなのこと思ひ出す桜かな 芭 蕉」「夕桜家ある人はとくかへる 一 茶」「ゆさゆさと大枝ゆるゝ桜かな 村上鬼城」「さくら満ち一片をだに放下せず 山口青邨」「さきみちてさくらあざめゐたるかな 野澤節子」「谷川の音天にある桜かな 石原八束」「さくら咲きあふれて海へ雄物川 森 澄雄」「押入に使わぬまくらさくらの夜 桂 信子」「満開のふれてつめたき桜の木 鈴木六林男」「梁に紐垂れてをりさくらの夜 中村苑子」「身の奥の鈴鳴りいづるさくらかな 黒田杏子」「さくら咲く氷のひかり引き継ぎて 大木あまり」「手をつけて海のつめたき桜かな 岸本尚毅」「したゝかに水をうちたる夕ざくら 千代田葛彦」「水音のたそがれさそふゆう桜 成瀬櫻桃子」「夜桜やうらわかき月本郷に 石田波郷」「淡墨桜その影かその花びらか 殿村菟絲子」「光陰のやがて淡墨桜かな 岸田稚魚」「花の雲鐘は上野か浅草か 松尾芭蕉」「てのひらに落花止まらぬ月夜かな 渡辺水巴」「山桜雪嶺天に声もなし 水原秋櫻子」「空をゆく一とかたまりの花吹雪 高野素十」「花散るや瑞々しきは出羽の国 石田波郷」「まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生」「一花だに 散らざる今の時とまれ 林 翔」 「初花や斜めに降つて山の雨 草間時彦」「ゆで玉子むけばかがやく花曇 中村汀女」。桜の句はこのほかまだ多数あり一応この辺で終りとする。(あまたある桜の園は春を呼ぶ ケイスケ)

チュリツプ

2016-03-26 07:30:31 | 誕生日の花ケイスケ日記
チュリツプ(ユリ科)花言葉は、魅惑;愛の告白。トルコが原産地と言われる球根植物。可愛らしい花形と豊富な花色で、春の草花の王様格。子供が最初に絵描く花がチュリツプというほどポビュラーな花だが、このコップ型のダーウィ種チューリップもが進品種改良が進み、黄、白、赤、桃色はもとより紫、重弁、複色花などそのイメージも変ってきた。花壇や鉢物、切り花用としても栽培されている。チューリップ栽培は、オランダを筆頭にイギリス、フランスで盛んだが、わが国では、富山県、新潟県、京都府が名高い。「ベルギーは山なき国やチューリップ 高浜虚子」「チューリップ赤の週間わが書屋 後藤夜半」「鉛筆で書く音静かチューリップ 星野立子」「チューリップ喜びだけを持ってゐる 細見綾子」「それぞれにうかぶ宙あり 皆吉爽雨」「チューリップ散つて一茎天を指す貞弘 衛」「街灯が灯るチューリップの真上 有馬朗人」「吾子の絵の家より大きチューリップ 佐藤半三」。(重弁のチューリップ挿してコツプの縁にのり ケイスケ)。

レンギョウ

2016-03-25 07:26:59 | 誕生日の花ケイスケ日記
レンギョウ;イタチクサ;イタチハゲ(モクセイ科)花言葉は、避けられぬ希望;情け深い。中国から渡来したモクセイ科の半蔓性の落葉低木で、高さ2m足らず。細い枝が伸び、柳のようにたわ垂れ、先端が地に着けばそこから根を出す。3月ごろ葉に先立って、鮮やかな黄色の花を枝ごとびっしりとつけて美しい。花は筒状で先端が四つに裂けている「まんさく」「さんしゅゆ」などに一歩遅れて咲き、この花のさくころは、すでに寒さの心配もなく、春本番という感じがする。「連翹に見えてゐるなり隠れんば 高浜虚子」「連翹や真間の里びと垣結はず 水原秋櫻子」「連翹の縄をほどけば八方に 山口青邨」「連翹の一枝づつの花ざかり 星野立子」「行く過ぎて尚連翹の花明かり 中村汀女」「連翹の枝多からず交へたる 松本たかし」「遠くゐて連翹の黄と思ひをり 森 澄雄」「童画展連翹の黄いのここに撥ね 福永耕司二」。(連翹の寄りあひ易き花黄なり ケイスケ)。

ムスカリ

2016-03-24 08:10:20 | 誕生日の花ケイスケ日記
ムスカリ(ユリ科)花言葉は、夢にかなう思い。ふつくらとした壺状の小花が房をっくているようすは、葡萄の実そっくりです。英名のグレープヒヤシンスはこの花の形からのもの。青花がポピュラーですが、そのほか白、紫に、ピンクなどもあります。最近は春の寄せ植えに用いられ、とても人気が出てきました。ムスカリとは香料のムスクからっいた名前。ただし芳香があるのは一部の品種だけで、それも濃厚なムスクとはまた違う軽めで上品な香リです。別名に、ヒヤシンス;風信子;夜香蘭;錦百合とあり。小アジア、シリア原産の球根植物で、オランダを経由して日本に渡来した。直径5cm位の球根から水仙に似た多肉質の剣状の葉を出し、早春葉の間から20㎝余りの太い花茎を伸ばして、その周囲に百合に似た多くの小花をつける。花の色は、紫、白、紅、黄、ピンクとさまざであり、甘美な香り、可憐な姿と三拍子そろって美しく、愛好者に喜ばれている。花壇に鉢植えにされるが、ガラス臺で水栽培の場合、十分に発根させ節分を過ぎてから暖かい場所に出すと、四週間くらいで満開になる。「園丁や胸に抱き來しヒヤシンス 島村 元」「ヒヤシンスひしめき咲きて三株かな 星野立子」「ヒヤシンス莟むとみれば蟻のみち 篠田悌二郎」「喪のわれの影の中なるヒヤシンス 篠田悌二郎」「ヒヤシンス鞄重たき中学生 川崎展生」「病み細き手の清潔にヒヤシンス 大林和子」。(ムスカリの想いかなひて庭飾る ケイスケ)

ミツバチツツジ

2016-03-23 05:46:11 | 誕生日の花ケイスケ日記
ミツバチツツジ(ツツジ科)花言葉は接制。三葉躑躅;山躑躅;蓮華躑躅;八潮躑躅;米躑。常緑低木の総称で、単にツツジという植物はない。山野に自生し、、または、花を観賞するために栽培される。晩春にから初夏にかけて、大形の漏斗形の五弁の花を開くが、紅、緋、紫、黄、白と色さまざま、形とりどりに株全体を包むように咲き競う。「れんげつつじ」は、落葉性でまた高地性であり、花は大輪、色は橙黄、葉も草色なので明るい感じだが、有毒性である。山つつじの仲間としては、{きりしま」「くるめつつじ」が代表品種である。霧島山、雲仙岳、那須岳、赤城山、箱根、館林などは、つつじの美観で名高い。「つつじいけて其陰に干鱈さく女 松尾芭蕉」「きりしまや葉一つなき真盛り 富安風生」「死ぬものは死にゆく躑躅燃えており 臼田亜浪」「山つつじ照只中に田を墾く 飯田龍太」「花びふらのうすしと思ふ白つつじ 高野素十」「躑躅野に塩くれて牛放つなり 渡辺立男」「満山のつぼみのままのつつじかな 阿波野青畝」「牧牛の蓮華つつじの火の海へ 青柳志解樹」「住人は居る寺男白つつじ 高野素十」。(八潮躑躅ふぶくごとくにいま花盛り ケイスケ)。

バイモ

2016-03-22 08:06:46 | 誕生日の花ケイスケ日記
バイモ;貝母;笹百合(ユリ科)花言葉は、才能;努力。地中の鱗茎がちょうど貝がらをぴたりと合わせたような形なのでこうい呼ばれている。淡緑色のひかえめな花だ。よく見ると花の内側に紫色の網目模様があって繊細かつ上品なおもむき。細い葉の先がくるりとゼンマイのよに巻いて和風でありながら網目があり繊細かつ上品なおもむき。モダンな雰囲気があります。細かい葉の先がくるりとゼンマイのように巻いて、和風でありながら、モダンな雰囲気があります。この日生まれの人は、知的で誇り高い性格。恋愛や友人とのつきあいにも、クオリテイーの高さをもとめます。そのため、「お高くとまつている」とみられるたことも。人への思いやりの心づかいをわす忘れなようにしましょう。笹百合は6~7月開花色は桃や白色。山野で見る山百合や笹百合の清しさ、百合は種や品種によって趣、風格などが異なるが、いずれもきりりと咲く姿から純粋で一途な思いなど託された句が多い。「くもの糸一すじよぎる百合の前 高野素十」「谷風や花百合そ向きまたそ向きして 阿波野青畝」「神の声湧くごと森の車百合 加藤知世子」「百合の森のはげしく襲ひ来る椅子に 稲畑汀子」「断崖の百合に日暮れの風移る 河野友人」「笹百合の結界に香を放ちけり 大野今朝子」「指さしてわがものとする崖の百合 橋本美代子」「尼寺や喉ふつくらと百合ひらく 木村日出夫」「告別のミサ百合は異端の匂ひもつ 今村潤子」「百合の花家ひろびろと香りけり 黒柳昌子」「ふれもせで百合くずれたり沖縄忌 丹波恵美子」。(笹百合もくずれて吾も老いにけり ケイスケ)。