この月の名前の由来は、はっきりしていない。古代の作家の節によれば、マーキュリィの母、マイアに由来するものである。ローマ人は,マイアに、この月の一日には常に犠牲を奉げていた。メイ.デイは、イングランドで、この月の一日には常に犠牲を奉げていた。メイ.デイは、イングランドで、この月の一日に与えられた名で、この日、昔の人々は春到来を迎えるために、暁にでかけた。メイ.クーイン(五月祭の女王)とメイ.ボ―ル(五月の柱)は、かつて国中のいたる所で、普遍的な行事であった。ロンドンで、最後に立てられたメイ.ボ―ルが取り壊されたのは、1717年である。ローマ暦では、この月はマリアの月と呼ばれる。”薄着は禁物 五月のうちは” ”冬に上着をぬいだ者も 五月にそれをほしがるだろう ”羊の毛を刈るなら 五月 全部 すっかり刈ってしまえ” ”五月が”寒く風が吹けば 納屋いっぱいに まちがいなし ”吉にせよ凶にせよ 五月のうちに 豆の花は咲く” 大地の女神はみずから このかぐわしい五月の朝を飾り また 子供たちは どこまでも どこまでも 谷という両側をうめて咲きみだれる 花を摘み また暖かく日は耀き 幼児は 母の腕にはしゃぐこのとき いまこそ うたえ 鳥たちよ うたへ悦びの歌を 小太鼓の響くように 仔羊をはね躍らせよ 私たちも 想いはひとつ おまえたちとともに笛ふきならし 舞い遊ぶ 今日のこの日 ひたすら 心に五月の悦びを 抱きとるものを (詩”W.ワーズワ―ス”)