アカバンサス(ユリ科)花言葉は、恋の訪れ;愛の便り。南アフリカ原産。数種の原種とそれらを交配してできた園芸品種を総称して「アカバンサス」と呼ぶ。切り花は5~8月に出回るが、庭のどにもよく植えられている。葉は革質で細長く、長さ40~60㎝、すべて地ぎわから出る。6~7月、高さ60㎝ほどの花茎を伸ばし、その先端に筒状の六弁花を多数つける。花色は、青紫、または白。「紫君子蘭」の名で呼ばれている。「園悦とアカバンサスに日照雨くる 小松崎爽青」「アカバンサス大伯父今も足長し 井越芳子」「アカバンサス咲いて「遊女の墓」とのみ 笹本千賀子」。(アカバンサス高く真直グ風に吹かれゐし ケイスケ)。
AUGUST;この月の現在の名前は、AUGAUSTS皇帝の名にちなんでいるが、誕生月だからではないく、この月に皇帝が最大の幸運をつかんだために選ばれた。JURYは31日あるのにAUGASUTOが30日しかないので、AUGASUTOSがJULIUSにたいして、どんな点でも引けを取らないようにするため、この月をもう一日つけ加える必要があるとされた。最も素晴らしい月!豊かな夏の女王 一年の歩みの頂を極め 日の光にきらめく衣をひるがえして 美しい八月はいま 姿を現す(R.Cミラー)。雷鳥は翼をはばたいて 花香る ヒースの茂みから飛びたつ さあ 悦びの迷い路に踏み込もう 自然の魔法に目を凝らそう さわぐ麥畠 実イバラ またすべて倖せをきずかったものに (パ―ンズ)。「シダを揺らす風もなく 湖上には 小波も立たず 鷲は巣にまどろむ
鹿は茂みに消え 小鳥もやがて 声をひそめ 鱒は水の中でみじろぎもしない 彼方に黒々と雷雲は現れ 紫の帳をめぐらし はるかな ベン.レディの峯を包みかくす スコット」(カントリー。ダイアリーイデスホ一ルデン.岸田礼子。前田豊司訳)
鹿は茂みに消え 小鳥もやがて 声をひそめ 鱒は水の中でみじろぎもしない 彼方に黒々と雷雲は現れ 紫の帳をめぐらし はるかな ベン.レディの峯を包みかくす スコット」(カントリー。ダイアリーイデスホ一ルデン.岸田礼子。前田豊司訳)
ハマボウ;浜朴、科の落葉低木で、ハイビスカスと同じ仲間である。本州、四国、九州、沖縄北部など日本西南部の原産で、河口付近によく自生する。太平洋の沿岸部では、防風林や庭木として利用されている。高さ2~4mに達し、円形またはハート形の葉を互生させる。開花は7~8月、花は鮮やかな黄色の盃状で中心部が盃状で中心部が暗紅色、径6~10㎝である。漢名「黄槿」「河原木槿」の名がある。「浜朴や涙のあとに風とゐて 東 玉泉」「浜朴と知ればにはかに潮の香 坂本みく子」。昨日長女より「鰻弁当」を頂戴する。ウナギ科の魚。海で孵化した無色透明の鰻の稚魚は、発育して黒色小型の鰻となり、川を遡って成魚となる。移動範囲は広く、7~8年淡水中で過ごと海に下り、産卵する。各地で白子鰻を捕獲し容色する。浜名湖の養殖場は有名である。「腰の辺に浮く丸桶や鰻掻 竹下竹人」「荒涼と荒川鰻裂いて貰ふ 細見綾子」「吉相の大樹なるべし鰻食う 広瀬直人」。子供の頃、鳥取県八頭郡若桜町神直の川でよく鰻が撮れた。懐かしい思い出がある。現状は如何なものか? 昨日野村 病院の定期健診にゆく。2日前にCTを撮っておりその結果を聞くが、特に異常なしとのことで、心配することはないとのことでした。次回は10月7日の予約でした。
チングルマ(バラ科)花言葉は、無邪気;可憐。本州中部以北の鉱山帯で、雪解け後湿った場所などに群生する。枝は地を這い、葉は羽状複葉である。6~8月、高さ10~20㎝の花茎を伸ばし、径約㎝の花を一個、上向きに咲かせる。花色は白で基部が黄色を帯びる。花が終わると花柱が羽状に伸びて広がり、全体が風車「稚児車」に似ることから,転訛して「てんくるま」の名がある。「ちんぐるま露りんりんとわれを待つ 杉山岳陽」「先を行く子が霧に消えちんぐるま 渡邊正長」「一面に一輪づつのちんぐるま 濱崎敏郎」。(雲飛)ばす風山頂にちんぐるま ケイスケ)。昨日午後2時病院でCTを撮る予約があり、2時前に野村病院に行くと、直ちにCTを撮り2時に帰宅できた。今日は3時半から内藤先生の診察が予定されている。結果はなんと出るか?期待するほかはなし。
コマクサ;駒草(ケシ科)花言葉は、高嶺の花。種子を冬に採れる菜類の総称である。秋の初めに種を蒔き、間引きしながら採取する。冬に採れる菜類の総称である。秋の初めに種子を蒔き、間引きしながら採取する。貝割菜や間引菜は秋の季語である。白菜、高菜、小松菜、芥菜、小松菜、高菜、鰹菜、水菜、油菜、京菜、野沢菜、広島菜など、それぞれの特徴を詠んでもよい。冬菜は鍋物や汁の実にしたり油いためをしたりするが、漬物にするものが多い。冬の保存食として寒い地方の人たちの生活には欠かせないもので、家庭の主婦の年中用意から始まるとさえいわれる。「菜を洗ふ」のも「茎の石」もすべて季語である。「白菜を割る激浪を前にして 大野林火」「厨房に冬菜青きもちかえる 水内鬼灯」「十字架山一畝の冬菜かがやけり 下村ひろし」「渓の日に冬洗ひの落合ふも 馬場移公子」「何のむなしき白菜白く洗ひあげ 渡邊千枝子」「茎漬に霰のやうに塩をふる 細見綾子」「月光に冬菜のみどり盛りあがる 篠原 盆」「人かげ冬菜のかげとやはらかき 桂 信子」「山畑の冬菜の色も雨のなか 田沼文雄」「ひろびろとふかぶかと日や冬菜畑 大橋敦子」「冬菜畑より突き出て藁の稽 宮田正和」「地に置けば幸いある如し冬菜篭 倉橋羊村」。(薄雲が来ては駒草太りけり ケイスケ)。甲子園を目指す高校野球も終盤を迎えて各校の激戦が継続してしている。若人の全力激戦に注ぐ最終戦も最後となり、目が離せない。各校の最最後の闘争心を祈るのみ 老人の希望と祈念である。ケイスケ)。
マツバボタン(スベリヒユ科)花言葉は、無邪気;可憐。原産地はブラジルであるが、百2,30年前、ヨーロッパからオランダ船によって運ばれて来た。草丈ヤク5㎝位で地面を這うように、枝だ分かれてひの上ろがってゆく。葉は肉質の線形で、その名の戸を利松ばんい似ている。暑さに強く、真夏の乾いた土でも、。焼け付くような砂地でも、赤、貴、白、桃、牡丹色などの五弁の愛らしい花を開くき、太陽が隠れると、さっと花びらを閉じてしまう。爪で茎を切って土に挿してもよく根づ切くので爪切草ともいう。「おのづから松葉牡丹に道はあり 高浜虚子」「鯵干すや松葉牡丹のかたへより 水原秋櫻子」「松葉牡丹の七色八色尼が寺 松本 旭」「松葉牡丹押され押されて盛りあがる 加藤たけし」「松葉牡丹の敷石大跨郵便夫 峰岸杜丘」「百姓の豊かなくらし日照草 益田湖秋」「松葉牡丹子の知恵育つ睡る間も 古賀まり子*}「松葉牡丹てらてら敷居の高き家 両角直子」「足うらの熱砂の記憶松葉牡丹 山田径子」。(線路を隠す松葉牡丹の花の群れ ケイスケ)
木槿;花木槿;白木槿;底紅(アオイ科)花言葉は、デリケートな美;柔和。アオイ科の落葉低木で、初秋に五弁の花を開く。普通は赤紫色だが、園芸品種では白.絞りなどもある。中国インド原産と言われ耐寒性低木。高さ2~4mになり生垣によく用いられる。夏から秋にかけて長い日数を次々に咲き続ける。葉の腋から短い花柄を伸ばし、直径7~10㎝の紅紫色の五弁花をつける。朝に開き、夜はしぼむ為「槿花(金貨)日の栄」という言葉があり、人の栄華のはかなさに譬えられる。韓国では国花とされている。「むくげ植ゑてゆふ柴垣の都かな 西 鶴」「百舌鳴いて朝露かわく木槿かな 言 水」「道野への木槿は馬に食われけり 芭 蕉」「吹く風に唇うるむ木槿かな 越 人」「川音や木槿咲く戸はまだ起きず 北 枝」「あわれさに折りて持ちけり花木槿 憧 良」「掃きながら木槿に人のかくれけり 波多野爽波」「木槿咲く籬の上の軟部富士 山口青邨」。(梅雨空に木槿の花は咲きつずけ ケイスケ)
日向葵(キク科)花言葉は、崇拝;あなたは素晴らしい。北アメリカ原産。キク科の一年草。日本へは江戸時初期に中国経由渡来。草丈90~200㎝、その先端に径10~30㎝の頭花をつける。頭花は多数の筒状花が集まり、その周囲は舌状花が並び、花の影は大陽そのもの、真夏の太陽を象徴する花である。「向日葵」や「日車」「日輪草」などと書くが、若い茎は太陽の動きに合わせて向きを変え、開花するとどれも東を向いて咲く。園芸品種も多く、一茎多花のものや八重咲もある。切り花用や花壇用などの栽培されるが、種子は食用となり、油をしぼる。「白妙向日葵」や「小向日葵」は同属異種。◎夏の日差しに妬かれながら立つ向日葵には、強い自己主張が感じられる。一本の個としても、また向日葵畑の集合として描いても、興味深い対象である。
「向日葵に天よりも地の夕焼ける 山口誓子」「雲焼けて向日葵のみを昏せる」山口誓子同時作(昭和10年)。「向日葵の空輝けり波の群 水原秋櫻子」「向日葵をふり離したる夕日かな 池内友次郎」「向日葵の一茎一花咲きとばす 津田清子」「向日葵の芯蒼海を殺めにけり 千代田葛彦」「向日葵の大愚ますます旺んなり 飯田龍太」「「向日葵のわが菜園にきりつする 水原春郎」「ひまわりの愕然として㈠揺れす 菅 裸馬」「「向日葵に日を追うふ疲れ倉庫街 土生重次」「向日葵の金粉眠り誘ひに来る 中嶋秀子」「向日葵の群れ立つはみ乱ある如し 大串 章」「向日葵や信長の首斬り落とす 角川春樹」「向日葵の横顏薄し兵の墓 河村すみ子」「向日葵や洗い晒といふおしやれ 神辺 翠」「向日葵やアダムはあばら欠けてをり 角谷昌子」。(鮮烈な夕日向日葵明るくす ケイスケ)
「向日葵に天よりも地の夕焼ける 山口誓子」「雲焼けて向日葵のみを昏せる」山口誓子同時作(昭和10年)。「向日葵の空輝けり波の群 水原秋櫻子」「向日葵をふり離したる夕日かな 池内友次郎」「向日葵の一茎一花咲きとばす 津田清子」「向日葵の芯蒼海を殺めにけり 千代田葛彦」「向日葵の大愚ますます旺んなり 飯田龍太」「「向日葵のわが菜園にきりつする 水原春郎」「ひまわりの愕然として㈠揺れす 菅 裸馬」「「向日葵に日を追うふ疲れ倉庫街 土生重次」「向日葵の金粉眠り誘ひに来る 中嶋秀子」「向日葵の群れ立つはみ乱ある如し 大串 章」「向日葵や信長の首斬り落とす 角川春樹」「向日葵の横顏薄し兵の墓 河村すみ子」「向日葵や洗い晒といふおしやれ 神辺 翠」「向日葵やアダムはあばら欠けてをり 角谷昌子」。(鮮烈な夕日向日葵明るくす ケイスケ)
二ッコウキスゲ;日光黄菅(ユリ科)花言葉は、日々を新たに;心安らぐ人。菅草と同じ仲間。高原に咲く花として「日光黄菅」の名で知られているが、日光だけではなく、本州中部以北の山地の草原などにしばしば群生する。長さ約50㎝の線形の葉が根ぎわから二列に扇形に出る。7~8月、高さ50~80㎝の花茎を伸ばし、その先端にユリに似た橙黄色の花を数個つける。花は径約8センチ、花弁は6個。一日でしぼむ「膳庭花」「せつていか」の名があるが、その由来は不明。◎夏の山地や高原で一面に黄色の絨毯を敷きつめたような大群落に出会うことがある。草原を渡る風や夏を楽しさを賛歌した若々しい句も詠める。「日光黄菅咲き初めくま蟹漁期くる 金子兜太」「日光きすげ風の濃淡流れけり 鍵和田柚子」「荷を降ろす二ッコウキスゲの風の中 松尾隆信」。(今日をもて日光黄菅花の花日輪かくす ケイスケ)
ハス7;蓮(ハス科)花言葉は、清らかな心。多年生水草で、7月ごろ細長い花柄の先に直径数cmの蓮に似た花を開く。色は。黄.桃などさまざま。在来種の末草羽沼沢地に自生し、6~9月に、径5戦地ほどの白い清楚な花をつける。花は末の刻(午後2時)に開くといわれ、この名がある。園芸品種は多い。「睡蓮や鬢に手をあてゝ水鏡 杉田久女」「睡蓮や鯉の分けゆく花一つ 松本かけし」「睡蓮や聞き覚えある水のわたくし語 中村苑子」「睡蓮の水に二時の日三時の日 後藤比奈夫」「睡蓮の花の布石のゆるがざる 木内蔭志」「蓮の数吸い込まれゆく末草 西村和子」。(水よりも平らに蓮の浮葉かな ケイスケ)