誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

フシクロセンノウ

2015-07-31 05:30:34 | 日記

フシクロセンノウ;節黒仙翁(ナデシコ科;センノウ属)花言葉は、転機。場所は山地の樹林内や林の周辺。草丈50~90㎝花期は7~10月。葉は対生で、特徴は枝先に大きな朱紅色の花をつける。分布地は本州~九州。センノウ属の仲では最も普通に見られる野生種。花は朱色で径5㎝。センノウ属ではエビセンノウやオグラセンノウなど。花弁の先が複雑に切れ込んだものが多いが、本種の花弁は切れ込みがない。蕚は筒状で長さ2.5~3㎝。先は5裂し、無毛。和名は節が黒いセンノウの意味で、本種の節は黒褐色でややふくらむことによる。センノウは中国原産の栽培植物で、江戸時代までは広く栽培されたが、いまでは一部の地域で細々と作られているにすぎない。幻の植物である。センノウの名は、京都の仙翁寺にちなむ。「まのあたり咲くやふだらく仙扇花 伊 貞」「熊笹の径のはし”めの仙扇花 三嶋隆英」「大阿蘇の藪に朱を張る仙翁草 田辺すみゑ」。(節黒仙扇妖しき花をこぼしけり ケイスケ)


今週の歳時記

2015-07-29 17:16:38 | 日記

土用は立秋前の18,19日間。8月6日頃までです。あと8日。土用も半ば過ぎると、夜はもう秋かと思わせる涼しい風が立つこともあり、こらが「夜の秋」です。「夜の秋」も「秋の夜」も同じではないかと思うが、ちょっと意味が違います。「秋の夜」は言葉の通りで、「秋の夜半」ともいいます。これに対して「夜の秋」はまだ夏なのだけども、夜は秋の気配が漂うことをいうのです。つまり、「夏の夜の秋」。歳時記では「秋の夜」は秋の季語ですが、「夜の秋」は夏の季語です。「夏と秋行きかふ空のかよひち”は かたへすずしき風や吹くらむ」凡 河内躬恒」「古今和歌集」夏の歌。この季節の表舞台を眺めるだけでなく、舞台裏へも想像力をめぐらせる。この季節の奥を「探る」という想像力こそ、日本人の繊細な季節感を培ってきた原動力なのです。「水無月のなごしの祓いする人は 千とせの命延ぶといふなり」『拾遺和歌集』より。とは言え凡人の吾は暑さに耐えられず、近代科学の武器『空調機』に頼る昨日今日です。(ケイスケの秋の夜)

 


浜朴

2015-07-29 05:36:20 | 日記

浜朴(アオイ科)花言葉は、楽しい思い出。葉低木で、ハイビスやカスと同じ仲間である。本州、四国、九州、沖縄北部など日本西南部の原産で、河口付近によく自生する。太平洋側の沿岸部では、。防風林や庭木として利用されている。高さ2m~4mに達し、円形またはハート形の葉を互生させる。開花は7~8月、花は鮮やかな黄色の盃状で中心部が暗紅色。径約6~10㎝である。漢名「黄槿」。「河原木槿」の名もある。「浜朴や涙のあとに風とゐて 東 玉泉」「浜朴と知ればにはかに潮の香 坂本ふく子」。(浜朴や男一人の昼の酒 ケイスケ)

 


コマクサ

2015-07-28 05:05:43 | 日記

コマクサ;駒草(ケシ科;コマクサ属)花言葉は、高嶺な花。高山の砂礫地に生える多年草。和名の駒草。花の形が馬の形に似ていることに依る。葉は根生し、数回にわたってこまかく裂け、パセリの葉に似ており、粉白色を帯びる。花茎は高さ5~10㎝、先端が淡紅色で約2㎝の花を2~7個やや下向きにつける。4個の花弁は内外各2個づつに分かれ、外弁は袋状で先はそり返り、内弁は幅がせまく先は相接して外へ突き出る。花期は7~8月分布地は、中部地方以北、北海道。この花の句は詠まれていない。今朝は曇天で、ここ数日間より多少温度が低い。


今週の見どころ

2015-07-27 10:58:41 | 日記

 大相撲も白鵬の優勝で決まり、明日からは全国高校野球(第97回地方大会)の出場校がきまりつつある。(西東京)早稲田実業校が5年ぶり29度目の出場が決まる◆1905年創部。2006年に全国制覇。選抜は1957年に優勝。OBソフトバンク。王貞治球団会長(私立)以来「第一回中等学校優勝野球大会」から100周年を迎える今夏、当時の出場校10校の中で、最初に甲子園出場を決めた。和泉監督は「節目の年で、やはり緊張していた」と明かし、こう続けた。「100年前の先輩たちに、この後輩たちを見せたいという思いだ」。伝統校の底力で大舞台への切符をつかみとつた。明日は神奈川県代表の横浜高校が決勝戦で勝てば両校の揃踏みが完成するが???結果を待つ日となる。??? 


マツバボタン

2015-07-27 06:18:26 | 日記

マツバボタン;松葉牡丹(スベリヒユ科)花言葉は、無邪気;可憐。南アメリカ原産。スベリヒユ科の一年草で、江戸時代渡来。草丈役10cm、強い夏の日差しを受けて五弁の花を開く。花色は鮮明な赤や桃,橙、黄、白など。花は径3cmほどだが、八重咲きもあり、牡丹のような華やかさがある。葉は多肉質で細く,松葉の様なので「松葉牡丹」の名がある。夏の日照りに強いので「日照草」。爪先で茎をちぎって差芽が出来るほど丈夫なので「爪切草」の名がある。●炎天に妍を競う華やかな姿には、力強い生命感や、元気溌剌な句柄がふさわしい。庶民的なイメージも大切にしたい。「松葉牡丹玄関勉強腹這ひに 中村草田男」「松葉牡丹日ざしそこより縁にこず 大野林火」「松葉牡丹七色八色尼が寺 松本 旭」「松葉牡丹子の知恵育つ睡る間も 古賀まり子」「松葉牡丹咲かせ近隣相似たり 島谷征良」「日照り草大工肘より手を洗ふ 上条絹子」「松葉牡丹てらてら敷居の高き家 両角直子」「遠くより幼馴染や爪切草 小川尚子」「あしうらの熱砂の記憶松葉牡丹 山田径子」「軒先に小さきものの干し日照草 島貫 恵」。毎日35℃の暑さに我慢出来ず冷房を入れて生活している。光熱費の高騰を機にしながら?何日続けられるだろうか?・・昨年の夏の思い出が出て来ないのは、年のせいだろうか?・・悩み多きこの夏の日である。(汗かいて 水風呂浴びし 歳おえり ケイスケ)

 


ムクゲ

2015-07-26 16:13:22 | 日記

ムクゲ(木槿;アオイ科)花言葉は、デリケートな美、柔和。芭蕉の「道野辺の木槿は馬に食われけり」の句から、木槿は草だと思っている人もいるようだが、アオイ科の落葉低木である。よく似ている花に芙蓉があるが、この方は花期が短い。木槿は早いものは梅雨のころから咲き始め、10月ごろまで咲き続ける。「槿花一朝の夢」と故事にあるように朝開き、夕方には閉じるが、寒くなると二日咲いているものもある。底紅のものを宗旦木槿と呼び、白いものを遠州木槿と呼び、初秋の茶花には欠かせない花である。夕方にはしぼむので、この花をいけた部屋に通された場合は長居をしないのが礼儀だとされている。ものをあからさまに話さない日本人が花に語らせていた一例であろう。「道のべの木槿は馬に食われけり 松尾芭蕉」「道すがらうかぶ木槿や徒労ばかり 石田波郷」「白木槿暮れて越後の真くらがり 森 澄雄」「一日づつ澄みゆく木槿その夕日 藤田湘子」「川音や木槿咲く戸はまだ起きず 北 枝」「あわれさを折りて持ちけり花木槿 樗 良」「掃きながら木槿に人はかくれけり 波多野爽波」「木槿咲く籬の上の南部富士 山口青邨」「木とぼしき花となりゆくも 鳥谷征良」「墓地こしに街裏みゆる花木槿 富田木歩」「町中や雨やんでゐる白木槿 松村蒼行」「水の面の雨脚せつに白木槿 岸田稚魚」「母の間に風すこし入れ白木槿 日下部宵三」「底紅の咲く隣りにもまなむすめ 後藤夜半」「底紅や黙つてあがる母の家 千葉皓史」。古い「パソコン」に外部から妨害侵入したために、使用不能となり、従兄の祐二君が新しい「NEC」を持参されてたので、今日以降ブログが書けるようになりました。感謝;感謝です。


日光黄菅

2015-07-24 06:00:25 | 日記

ニツコキスゲ;セツテイカウキスゲ;(ユリ科)花言葉は、日々あらたに;心安らぐ人。高原に咲く花として「日光黄菅」の名て”知られているが、日光た”けて”はなく、本州中部以北の山地草原にしばしば群生する。長さ約50㎝の線形の葉が根ぎわから二列に扇形出る。7~8月、高さ50~80㎝の花茎を伸ばし、その先端に百合に似た橙黄色の花を数個つける。花は径約8cm、花弁は六個、一日て”しぼむ。「禅庭花」「せつてか」の名があるが、その理由は不明。「日光黄菅咲きはじめくま蟹猟期くる 金子兜太」「日光きすげ風の濃淡流れたり 鍵和田柚子」「荷を降ろすニツコウキスゲの風の中 松尾隆信」「日光キスゲその名覚えてまた霧へ 加藤楸邨」。(きすげ咲く 茅野の山あり 遠くなる ケイスケ)茅野の山荘に通うたのは65歳頃まて”遠い昔となりにけり。


大暑

2015-07-23 14:54:03 | 日記

湿度湿度の高い日本は、気温が30度近くなると大変蒸し暑い。不快指数が80を越えると、大部分の人が耐え難く感じる。夜になっても気温が下がらず、寝苦しい熱帯夜となる。「大暑」は、春分や夏至なと”と同じく、中国伝來の語。「暑き日を海に入れたり最上川 松尾芭蕉」「百姓の生きてはたらく暑さかな 与謝蕪村」「暑き日は暑きに住ず庵かな 高浜虚子」「さそり座をめざす人語道ゆく熱帯夜 富岡鞠池路」「玉の緒のすがりて耐ふる大暑かな 富安風生」「大暑なり出て”訪はれぬ髪つめて 岩城のり子」。(我慢して 冷房つけぬ夜ごとの日 流石に点し 快眠す ケイスケ)