誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ハナカタバミ

2015-11-30 07:15:00 | 日記

ハナカタバミ;花酢漿草(カタバミ科)花言葉は、決してあなたを捨てない。日本に自生し、いたる所に自生する多年草。茎はよく分枝して地表を這い、先端部は立上がる。葉はハート形の木葉三枚からなる。5~9月、葉の脇から花茎を伸ばし、径8㎜ひどの五弁の黄花を1~5個つける。果実は円形で、熟すと多数の種子を弾き飛ばす。小葉は夜に閉じて下に垂れ、花は日が当たると開く。茎や葉にしゅ酸を含み、「本草和間名」には「酢母草 加多波美」とある。カタバミ科のうち、観賞用に栽培される西洋種のオリザリスは球根性のものは耐寒性があり、庭植えや鉢植えにされる。「かたばみのさやはじけ飛ぶ砌かな 村上鬼城」「かたばみや何処にても咲きすぐ似合う 星野立子」「かたばみを見てゐる耳のうつくしき 横山白紅」「露西亜語の文書く卓のオキザリㇲ 大野雑草子」。(オリザレス 好天あますところなし ケイスケ)


イチョウ

2015-11-29 07:44:03 | 日記

イチョウ(イチョウ科)銀杏は中国原産の雌雄異株で落葉高木で晩秋鮮やかに黄葉する。高いものは30mに及び、巨木となることもまれではなく、金色に黄葉したものは荘厳である。「銀杏」には寛容的に「いてふ」の仮名が使われている。九月頃球形直径2~3㎝種子が落下する。実を包む種革は黄色く悪臭があり、中の白くてかたい部分が銀杏である。花言葉は、長寿。銀杏は晩秋、一斉に黄金色の葉を落とす。青空を背景に輝きながら散り、秋の終わりを象徴する美しさである。世田谷区奥沢の浄真寺には昔から銀杏の大木が2本あり、東京都の特別銘木に推奨されている。「銀杏散るまつたゞ中の法科あり 山口青邨」「銀杏散る兄が駆ければ妹も 安住 敦」「銀杏散る一切放下とはこれか 村松紅花」「銀杏散る万巻書の頁より 有馬朗人」「銀杏を焼きてもてなすまだぬくし 星野立子」「天匂ふ落ちぎんなんをふたつ踏み 秋元不死男」「鬼ごつこ銀杏踏みつかまりぬ 加藤瑠璃子」「いてふ葉や止まる水も黄に照す 粛 山」「とある日の銀杏ち”のと遠眺め 久保田万太郎」「黄葉思慮ふかふかと銀杏の木 鷹羽狩行」「隣る木もなくて銀杏の落葉かな 道 彦」「一色に大樹の銀杏落葉かな 鈴木花蓑」「花の如く銀杏落葉を集め持ち 波多野爽波」「銀杏落葉一枚噛みて酒場の扉 土生重次」。(吹たまる銀杏の黄葉の鮮やかさ ケイスケ)

 


キチジョゥソウ

2015-11-28 06:33:53 | 日記

キチジョゥソウ(ユリ科;チゴユリ属)花言葉は祝福。山地のやや湿り気のある日陰に群生する多年草。よく栽培されている。この花が咲くと吉事があるという言い伝えから吉祥草の名がある。葉は線形で、長さ10~30㎝、幅1.2㎝あり、根元から束になつてでる。晩秋、葉の間から高さ8~13㎝の短い花茎をだし、淡紅色の花を穂状につける。花穂はやや肉質で8~10㎜.液果は球形で紅紫色。花期は9~10月分布地は関東地方以西、四国九州。「吉字草;吉事草;富貴草」ともいうが、「富貴草」には牡丹にも唱えられており、別種である。吉祥草を詠まれた句は見当たらない。(岩陰に 湧そめしたる 吉祥草 ;仏壇の中の暗きに吉祥草 (ケイスケ)


アゼトウナ

2015-11-27 06:12:07 | 日記

アゼトウナ(キク科;アゼトウナ属)花言葉は、変わらぬ恋。伊豆半島から西の太平洋岸の岩場などに生える10㎝ぐらいの多年草。ロゼット状にそう生する根生葉の間から斜上する枝を出し、その先にやや肉質で倒卵形の葉をつける。頭花は黄色。花期は9~12月。生育地は海岸;本州、四国、九州。同属にホソバボタン;ワダンがある。菊は春の桜と並び称される日本の代表的な花。古代中国から渡来したといわれる。菊には延命長寿の滋液がふくまれるという伝説があり、平安時代に菊酒を賜る行事が行われた。園芸用の多彩な品種が栽培されたのは江戸時代中期以降。豪華な大輪や懸崖菊などの菊花展で競われる。「菊の香やならにはふるき仏達 芭蕉」「白菊の目に立てて見る塵もなし 芭蕉」「有る程に菊なげ入れよ棺の中 夏目漱石」「菊咲けり陶淵明の菊さけり 山口青邨」「どの部屋も菊活けて海が見え 吉屋信子」「菊の鉢提げて菊の香のぼりくる 蓬田紀枝子」「こころもち懸崖菊の鉢廻す 橋本美代子」「山坂の影に入りけり菊車 吉田成子」。(ゆるるとも撓むことなきアゼトウナ ケイスケ)


サフラン

2015-11-26 06:53:30 | 日記

サフラン;泊夫藍(アヤメ科)花言葉は、愛への誘い。南欧およびアジア原産のアヤメ科の球根草で、9月に植えると、10月から11月頃、短い新葉の上に淡紫色の漏斗状の花をつける。花柱は鮮やかな橙黄色で、摘んで乾燥したものは染料や薬となる。春に咲くクロッカスも同種で、ことらは鑑賞を目的に栽培される。クロッカスは小アジアまたは南ヨーロッパ原産の観賞用に栽培されるアヤメ科の球根植物の花。春咲きと秋咲きに大別される。春咲きのものをクロッカスといい、早春、松葉状の葉の間から花茎を出し、可憐な花を咲かせる。種類によって黄.白。紫などがある。「日の庭に愛語撒くごとクロッカス 下村ひろし」「クロッカスいきなりピアノ鳴り出しぬ 宮岡計次」「並びいゐて日向日影のクロッカス 本井 英」「尖塔の空晴れわたりクロッカス 大木さつま」「サフランを摘みたる母も叔母もなし 青柳志解樹」「泊夫藍の咲く日無数の死を想う 大佐 優」。(吾もまた一人となりてサフラン摘む気なし ケイスケ)


カエデ

2015-11-25 06:36:15 | 日記

楓(カエデ科)花言葉は、遠慮。秋の半ばより木の葉が色ずくこと。「もみじ」の名は、赤く染めた絹地を意味する。紅絹に由来する。楓が代表てきである。「静かなる紅葉の中の松の色 越 人」「山くれて紅葉の朱をうばひけり 蕪 村」「かざす手のうら透き通るもみじかな 大 江 丸」「障子しめて四方の紅葉を感じをり 星野立子」「青空の押し移りゐる紅葉かな 松藤夏山」「全山のもみじ促す滝の音 山内遊山」「手に拾ふまで紅葉の美しき 和田順子」「全山の紅葉に対す一戸なり 長嶋靖子」「紅葉にあたらしき今空にあり 伊藤敬子」「御仏をふかく蔵して紅葉晴 今瀬剛一」「この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 三橋鷹女」「紅葉谿人ごゑ杭を打つごとく 宮沢寒々」「大津絵の鬼が手を拍っ紅葉山 桂信子」「乱調の鼓鳴り来よ紅葉山 木内玲子」「伊予晴れて海の匂ひの紅葉寺 井本濃一」「沙羅紅葉来世明るしとぞ思ふ 後藤比奈夫」「谷下りて水に手のひらうすもみぢ 細見綾子」「薄紅葉マリアの像を島うらに 飯島樹美子」「薄紅葉いま安達太良の山気かな 雨宮きぬよ」。東京近郊の高尾山は今まさに紅葉の最盛期で、海外の旅人まで多数観光に訪れて満員の状況のようだ。昔小生が登った頃より様子が変わり今や全山収入が大きく増加現象の様子。富士山の稼ぎを越えたようだ。今日東京も11℃夕方は雨で7℃まで下がる予想。いよいよ真冬の到来だ。(初雪の便りも近し小雪かな ケイスケ)


ネリネ

2015-11-24 05:20:30 | 日記

ネリネ(ヒガンバナ科)花言葉は、幸せな思い出。花びらに、金属的な光沢があり、日に当たるとキラキラ輝くことからきたダイアモンドリリーという別名がある。ネリネという名前は、ギリシャ神話にでてくる水の妖精の名前とのことである。どちらもこの花の現実離れした、不思議な名前といえるでしょう。花色は、ピンクをはじめ赤、白、オレンジ色など華やかで、欧米の女性にとくに好まれる花のひとつです。◎この日生まれのあなたは一時もっとしていないほどのエネルギッシュ。24時間を人の倍ぐらい有効に使います。趣味やサークルや仕事の研究会、ボランテイアなどいろいろに活躍います。◎花を贈るアイデアは、とてもエレガントな花なので大人っポイ花束に、レースフラワーをとりあわせ束ね、光沢のあるパール紙で包み、リボンは白のサテン製を奮発するとよいでしょう。昨日は勤労感謝の日であることを忘れ街に買い物に出ると、軒並み扉が閉じていたので、仕方なく、(オリジン)で、広島産カキ弁当を購入して帰宅すると、玄関先に(空缶;と空瓶)の回収日の為、皆が並べておいてあったので、私も750の瓶を6本、空缶数個を、買い物袋に入れて廊下に出たところで、何かの拍子で瓶が落ちそうになったので慌てて姿勢を名直すも床に転げてしまった。家に帰ると左頭部後ろを床にぶつけてしまいつた。頭に瘤はないのに、それ以来チョット触れると痛い、ベツトに横たわるも、枕に振れても痛い。風呂に這い入り、冷水で冷やすも痛みは取れない。切れてはいないので、2~3日様子を見ることとした。とんだ勤労感謝の日でした。小生にとっては、不幸な思い出の日となる。(タンコブ 無くても 痛がるのは、己の感情? ケイスケ)


ピラカンサ(トキワサンザシ)

2015-11-23 07:11:12 | 日記

ピラカンサ;トキワサンザシ(バラ科;トキワサンザシ属)。花言葉は、慈悲。トキワサンザシ属の総称で、トキワサンザシ;タチバナモドキ;カザンテマㇼノ3種類が栽培されてい折りこれらの総称してピラカンサと呼んでいる。常緑性の低木で、春に白い花を咲かせ秋から冬にかけて赤や柿色に変化する。ピラカンサはギリシャ語の「PYRO(炎)+ācanthā」(刺)が語源。火のような真赤な実をつけ、枝におは刺がある。中国南部原産(橘擬);常磐山査子はヨーロツパ南部の原産。この花を詠んだ句はない。(華やかな常磐山査子の赤観たし ケイスケ)


リンドウ

2015-11-22 05:58:39 | 日記
竜胆(リンドウ科)花言葉は、、正義。鐘状で先が五裂した青紫色の花は秋晴れの空の下でひときわ美しい。秋草の中でも竜胆は、秋の天と対峙しているような色を誇っている。それは早春に咲きだす犬風ぐり花が早春の空の色をしているのと似ている。深秋の空の色そのままに咲くこの花は、あきの七草の仲間入りをしていないのが、不思議なくらいである。竜胆はアフリカを除く全世界に分布していて、日本にも自生している。栽培種は咲きっぱなしで、しかも花を頂部だけだなく葉のつけねにも多くつけているが、野生の風情に欠けるきらいがある。白い色のものを笹竜胆と呼ぶ。笹竜胆は花期がやや遅れて晩秋の頃に咲く。「竜胆や厳頭のぞく剣岳 水原秋桜子」「壺の口いっぱいに挿し濃竜胆 川島展宏」「稀といふ山日和なり濃竜胆 松本たかし」「したりして一壺をみたす濃竜胆 渡辺千枝子」「竜胆や山路に入りて山隠る 下村ひろし」「竜胆や夕映きそふ岳いくつ 中村信一」「竜胆を畳に人のごとく置く 長谷川かな女」「りんどうに白雲うごき薄れけり 柴田白葉女」「竜胆のこの径夢に見たる径 橋 聞石」「朝市や竜胆ばかり抱え売り 中西舗土」「りんどうや机に倚れば東山 岡本 眸」「竜胆や声かけあひてザイル張る 望月たかし」「竜胆や風のあつまる峠口 木内彰志」「山上のことに晴れた濃竜胆 池上浩山人」「旅びとを濡らせる雨に濃竜胆 下村槐太」。(竜胆の花は動かず夕日さし ケイスケ)標記サイズ小文字に変更できない。フォントサイズが動作しません。なぜですか?

リュウノウキク

2015-11-21 05:56:47 | 日記

リュウノウキク(キク科)花言葉は、無常の美。万葉集には菊を詠んだ歌はないが、古今集には12首の歌があり、「心あてに折らばや折らむはつ霜のおきまどはせる白菊の花」などが有名である。つまり、菊は平安時代初期に中国から渡来したと推定され、当時は薬用だった。菊に宿る露を菊の露といってこれを飲むと長寿を保つとされたり、菊の上に綿を置いて露を含ませ香を移して身を拭くと病気をしない”きせ綿”の菊といわれたり、菊を浮かべ菊酒を酌み交わすと長寿を保つといわれたり、干した菊花を枕につめたものを菊枕といって頭痛を治したりするこれらの風習は中国のいわれにもとずくもので、菊は観賞するものでなく、薬と考えていたことが明らかである。江戸時代になって、それがやがて観賞用となり、百菊といわれるように多くの品種が生まれ、菊花展が開かれ、菊作りが盛んとなる。菊日和というのは秋の日我菊に輝いている日和のことで「菊うらら」などという使い方もある。曇った日は「菊曇り」雨の日は「菊の雨」となるし、夜は「夜の菊」とも詠む。菊は匂いがよいので「菊の香」や「菊かをる」などとも詠まれる。「白菊の日にたてて見る塵もなし 松尾芭蕉」「黄菊白菊そのほかの名はなくもがな 服部風雪」「歩をうつす千輪咲きの菊の前 軽部烏頭子」「ひと鉢の菊ありこの日蝶たえず 木津柳芽」「菊の香の闇ふかければ眠るなり 稲垣きくの」「下駄に乗る踵小さし菊日和 鈴木真砂女」「菊冷ゆる夜更けは珠のわが時間 福永みち子」。(枝のべて黄菊燃ゆる日和かな ケイスケ)