一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

しゃべりまくる

2021-06-15 17:39:00 | 日記
昨日の
通報、児童相談所の訪問の件を、



地域の
発達支援の育児ママの
グループLINEに報告させてもらうと、



すごく反響があった。



みな、一様に
我が子の泣き方が尋常じゃない、とかで、
いつ
通報されるのか、って
ビクビクしてたり、
日頃から
「しつけがなってない」って目で見られて、
肩身が狭い思いをしていたり。

人ごとじゃない、って
私の気持ちに寄り添ってくれて、


いっぱい
応援、励ましの
メッセージや、


直接バス停で会ったときに
よりそう言葉をかけてもらったりしました。



朝、バス停から戻ると、
同じマンションの
長女みーちゃん同級生ママと会い、




昨日、児童相談所来てたねー、て、言われて、



あれ、きっと、ウチー。って
1時間ほど立ち話。。。



ずっと昔からこのマンションに住んでいて
同じ時を子育てしながら
乗り越えてきたママたちは、すごく理解があり、
支えてくれます。


が、うちのマンションは
子どもがいない世帯や、
分譲だけど、売買が激しく、入れ替わりが激しいので、
うちのことを知らない人もたくさん。


知ってもらうこと、理解してもらうことは
骨の折れる作業だけど、自分が
子育てしやすい
環境を整えるために
できることはしておきたい。




その後は、
昨年度の、PTA役員の
打ち上げ会を
zoomで2時間ほど。。。



これまた支援学校の保護者たち、なので、
障がいのある子の、
きょうだい児への対応
などについて
話が盛り上がりました。



そのあと、
地域の支援教育に携わってくださってる先生が



昨日のことを心配して
うちに覗きに来てくれました。
また少し話して。



その先生と
ともに
話をしながら、



時間が来たので、支援学校のバス停まで、一緒に
みーくんを迎えに行きました。



その先生とはバス停でおわかれし、
みーくん連れて帰ってくると、



すぐに、
みーくんの担任の先生から
電話がありました。



私が
連絡帳に
通報されましたー、って書いたからです。



ひととおり
お話しし、
イケメン担任は
「お母さん大丈夫ですか??。。。。。めっちゃしゃべりまくってるし大丈夫ですね!!!(笑)」

と言われました(笑)



担任の先生は
毎日
みーくんと触れ合って、お世話をしてくださっているし、



まだ1学期で、3年生になって初めての先生になったけど、



私とも
頻繁にお電話や連絡帳にて
丁寧にいつもご対応いただいて、
コミュニケーションを取り合ってます。



今回のことも「こそこそしながら生活なんてできないですよね」って、
私の気持ちに丁寧に寄り添ってくれながら、


互いにおもしろおかしく
笑い飛ばして、
みーくんのことで
笑いまくって、


気づいたら、だいぶ心が
晴れていました。



「いやいや、ほんとに正直、大変ですよ。」という先生。


「ほんとですよね、どう考えても5人の児童に2人の先生じゃ、手が足りないですよね!!」と私が言うと、


「はい、足を足しても足りないです!!笑」



「でも、大変だからこそ、
なにか出来たときの達成感とか喜びが
ほんとに凄いんですよねー、
まだまだ
みーくんも高みを目指しますよぉー!!
登れるところまで登るぞー!!」



と言ってくださった。



ひととおり、私のボヤキを吐き出し、
私の気の済んだところで、




最近のみーくんの成長をまたまた教えてくれた。



「最近は、日直とか
朝の会を、
張り切ってて、急に仕切り出して(笑)
立ってる子がいたら、
手を引いて座らせるし、
スケジュールがしっかり頭に入ってますね」


「『ことばかず』でも自分から前に出て、やりたがったり、変わってきましたね」


「『ダンス』というワードを聞くだけで、
心の底から嬉しそうなポーズをしてます。笑」





地域の子育て支援の先生と



みーくんの学校の担任の先生と



話終わったら、




心のモヤモヤが
すっかりなくなって
晴れてた。



私って単純。
何回も
心が折れそうになって、
涙も出そうになったけど、



みんなに心配をかけたくないから、
誰の前でも涙は見せてない。




明るく笑顔で
豪快に笑い飛ばしていたら、モヤモヤも
どっかに行ってくれた。



昨日の夜は
相当にメンタル
ズッタズタのボロボロになっていたけどね。



なんでこんなにも
何も知らない人に
メンタルボロボロにされないといけないんや、、って思ったけど。



支えてくれる人がいてくれることに本当に感謝。




通報

2021-06-15 15:30:00 | 日記
昨日
うちの
マンションに、




「子ども家庭センター」(管轄の児童相談所)の方々が、
突如、
子育て世帯全部に家庭訪問に回っていたようで。。。



うちは、ちょうど、そのとき留守でしたが、帰ったら、ポストにお手紙が入っていました。



折り返し、電話くださいとのことだったので、電話をしました。



マンションのどなたかが、
「子どもの泣き声と、大人の怒鳴り声がすごい」と
通報されたようです。



心当たり有りまくりの我が家。。。
きっと、十中八九、、いや、確実にうちです。。。と
言いました。





うちには
自閉症で重度の知的障害の8歳の男の子がいます。

多動で、
常に大きな声で制止させないといけないことだらけで、
ついつい大声で怒鳴ります。

言っても笑ってるので
声はどんどん大きくなってる。





私の怒り声でみーくんが泣くってことはあまりないけど、


みーくん自身が思い通りにいかなかったり、なにか気に入らなくって
ものすごく泣くことはあり、


その泣き声は、
乳幼児のものとはまた違ってると思います。


私は慣れてるけど
他人が聞いたら、やはり
8歳の腹からの泣き声は
相当、奇妙なものだと推察されます。



自覚は確かにあります。、


それでも、育児は楽しんでやっていますし、
決して
困っているだとか、もちろん虐待とか、
心配されるようなことは一切ありませんから。



とご説明すると。


「はぁ、そうですか。
どういったときに、怒鳴られたりするのですか?」と



理解を得られず、淡々と義務的な
お役所仕事、、という感じの応対に



少々絶句。


どういうとき、、、と言われても、、、。


普通の子だったら
どういうときに怒ります、ってあるのもしれないけど、


重度の知的障害があるんだよ、
常に
問題行動、いつ、なにをするか
わからないんだよ。



どういうとき、って言われても
めっちゃ困る。


児童相談所の人なのに、
重度の知的障害のあるこどものこと、
いろんな子どもがいるってこと、

あんまり
分かってないんだなぁ。。。


困ってない、とか
虐待してない、と言うのも
イマイチ、信用してもらえていない様子で、



「また家庭訪問します」だとか、「夜にお伺いするかもしれません」とか、
「何か困ってることがあったらいつでも言ってくださいね(事務的)」

って言われた。



怒鳴るよー。確かに。
みーくんパワー全開だもん。


日常的に
ワー!!!やめてー!!!てなことするし。



怒鳴っても、えへへ〜グフフ〜だもんね。。。
悪いことなかなかやめてくれへんもん。


暴言も吐くよ。
ダウンタウンの浜ちゃんみたいなもん。


アホボケカス〜は、
挨拶、というか、息吸うようなもんで。。。(苦笑)


あかん、って正論言われたらなにも言い返せないけどさ。


普通の育児だって、怒鳴らないで男児育ててる人のほうが少ないんじゃ。。。



私もみーくんも
元気で声もデカイし、
パワー全開で




まぁうるさい、とは思うんだけど。
それが
我が家のスタンダードで。




なんでも通報ねえ。。。


「今年に入ってから、療育手帳の更新でそちらに伺いましたし、データも残ってると思いますよ、調べていただいていいですよ」っと言ったけど、





それについても「あ、そうなんですか。。」
イマイチ、よく分かっていないし、
「虐待の通報を受ける課」と
「障害児の療育手帳の手続きする課」は
横のつながりがない???と、いうような
微妙な反応だった。



「ご迷惑をおかけしていることは、確かだと思うので、今後は、声に気をつけるようにします」と言うと、


「はい、そうですね」と納得?された様子。


児童相談所としては、
通報うけたから、
決まり通り、48時間以内に訪問しに来た、ただそれだけ、という感じの対応。



通報した方も
ほんとに純粋に
みーくんの泣き声を心配になったのかもしれない、し、




もしかしたら
うちのこと、ではない可能性も、低いとはいえ、ある。




同じマンションなら
もっと、私たちのリアルな姿を
見てからでもいいのに。。


とても
肩身が狭い。
マンションに住みにくい。



生きてるだけでみんなに迷惑かける。
ずっと謝っていないといけない。



先日、下の階の住民が
水漏れの件で、うちに来られたときに、



ひとこと、
「いつもうるさくしてすみません。
8歳で支援学校に行ってる子どもで
知的障害があって。。。」と


(会うたびに謝りはするけど、
このときは理由をお話ししました)


すると、
「なにか事情はあるんだとは思っていたけど。。。
「学校に行ってるの??いつもうるさいけど。」と

言われた。


毎日学校に行ってるので、その時間はうるさくないはず、夜も8時から9時には寝るので、うるさくない、



それでも、
「ずっとうるさい」と印象がついてしまっている。



「ご迷惑をおかけしてすみません」としか
言いようがない。



マンションであるかぎり、
うちじゃなくても
騒ぎ声や、子どもの泣く声、
走る足音は、うちだって聞こえることは毎日ある。



確かにうちは
お互い様、の次元を超えてるって思うから、
お互い様とは言わないけれど。。。








それからというもの、
心のモヤモヤが晴れず。そこに追い討ちをかけてきた今回の訪問。。。ずっと悲しい、悔しい、
涙が出てくる。



この気持ちをどうしていいのかわからない。



分からない人にはどうがんばってもわからない。


うちが人に
迷惑かけてることも事実。
人に迷惑をかけてよい、なんて、私は
思ってない。




虐待は早期発見、
国民は通報するのは義務。



実際、うちは
怒鳴りまくってる。迷惑もかけてる。


だから、通報されるのもしょうがない、って思う。



反面、



綺麗事抜きで、これだけ重い障害児の育児と
プラス2人の育児と
家事を
ひとりでずっとし続けることが
どんなことなのか、理解されていない
なんとも言えない辛さ。




そして、
私がどれだけみーくんのことを
大切に大切に
大事に育てているのか、


そこの部分は他人には見えない理不尽さ。



みーくん本人を見てもらえれば、
虐待されてるか否か、すぐにわかると思う。


それなのに、
不確実なことで
そういった対応で



首を締め付けられる。



育児はどれだけ大変でも
それに見合う幸せや楽しさをくれるし、




大切な我が子を守ることは
当たり前なので、
そんなに苦労は感じない。


子どもの幸せは、私の幸せやもん。



むしろ
苦労を感じるのは、


そういった
周りの無理解に苦しめられること。


人には人それぞれの
事情がある。




怒鳴られへんかったら、
どうやって
言うこと聞かす?


窓閉め切らないとあかん?




余計ストレスたまって
手が出そう。



管理人さんに
お話しして、
書面の掲示で




重度の自閉症、知的障害の子どもがいます、
ってことだけでも、伝えてもらおうと思ったけれど、
そういった対応は難しい、と
断られてしまいました。



でも管理人さんの対応は丁寧で
私の辛い気持ちにすごく親切に寄り添ってくださったので、それで救われたし、
ありがたく思いました。





ここからは
余談ですが、
今日そんなモヤモヤを抱えつつ、



ひとりでブラーっと買い物にいくと、



買い物かごを取るところで、
2人用の大きなベビーカーを押す若いママさんに出会しました。


わー、こんなにも縦に長いベビーカーを押すだけでも大変、、そのうえ買い物カートまで、、と思ってると、




ひとりは2歳になるかならないか、、の子で
ベビーカーから降りて、
カートを押したい、とか
子乗せカートに乗りたいとか、
なかなか
進まず。。。




私は、大変そうだなあ、
なにかお手伝いできないかなあーくらいに思っていましたが、



そのママさんが
私や周りに迷惑をかけてると思ったようで、



その2歳くらいの小さなお子さんに
「あんた!!!ちょっとどきなさいよ、周りに迷惑をかけてるのがわからんの???」と
強めの口調で怒鳴ったのです。




それを見て、




私は、その親子に対して、
迷惑だ、とか微塵も思ってない。





こんな大きなベビーカーを押しながら
小さな子に気配りしながら
買い物カートまで押して、
買い物することが、どれだけ大変なことなのか、
痛いくらいにわかるから。。。



そんなに焦らなくても大丈夫だよ、
迷惑かけてる、って思わなくってもいいよ、って


声をかけてあげたくなるくらいで、
見ていて
辛くなった。



このママさんも
人に迷惑かけるかも、って
周りの目を気にするから、



こんな小さな子どもさんに
迷惑とか、分かるはずないのに、
怒鳴らなければいけなくなる。



お母さんたちの心を追い詰めて、
イライラさせてるのは、


ほんとに
周りの大人や、社会、なんだ、って
改めて
感じた。



みんな
支えあって生きないと。


誰も
迷惑かけないで生きてる人なんていないはずよね?



この世に
私は清廉潔白、誰にも迷惑かけずに生きてます!!!なんて、人おる?


みんな赤ちゃんだった時代、
子どもだった時代もあるのにね。



待とうよ。見守ろうよ。




私も、



「みーくんや、私さんのこと
見たら
そんなこと思わない」


「みーくんの笑顔を守るのが、私さんやん。伝える努力しんどくて辛くて、
心折れそうになるけど、
頑張って」って



友達から
いっぱい、暖かい
応援メッセージをもらって、



少しずつ
気持ちを立て直しているところです。