一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

自分と向き合う時が来た

2021-10-03 16:47:00 | 日記
今朝、夫に

自分が「嘔吐恐怖症だったわ」ってことを
告白した。


夫は
なにそれ?
そんなのあるの??と言いつつ、
真剣に私の話や生い立ち、症状を聞いてくれた。


ネットで調べた記事も読んで、
こんなのあるんやぁ。って
理解しようとしてくれてた感じ。



私がこれまで
こんな場面でこんなにも恐怖に感じて、
心臓バクバクしてたり、足もガタガタ震えてたんだよ、って


話せて、
スッキリした。





ぶりこさんの
嘔吐恐怖体験漫画引用させてもらいました☆とてもわかりやすかったので。




今日ちょうど
いつも相談に乗ってもらっている
作業療法士の先生の
面談の


キャンセル枠が出たので
都合がよければどうですか?と



お電話をいただいたので、
タイミング良い!!!


今まで向き合ったことのなかった、
自分の中の問題と
きちんと向き合おう、って思った。



ブログに申告したのもそうだし、
夫に申告したのもはじめて。




そして、作業療法士の先生にも、
自分の生い立ちから、
今に至るまで、の
嘔吐恐怖からくるさまざまな状況や症状の話をしてきました。



私の父親、母親、きょうだいなど
家族の話や、生育環境のことも
聞かれた。

けど、
うちは
ごく普通の一般的な(?)家庭。(だと思う。笑)


今も昔も特に不仲でもないし、
親に対して
なにか特別な感情を持っているわけでもない。




嘔吐恐怖が発症したきっかけとして
考えられることは、

やっぱり小2のときの
クラスメイトに
いつ吐くかわからなく、しょっちゅう吐く子が居たことがきっかけ。
せめて
横に洗面器でも用意しておいて、
そこに吐いてくれていたらなぁ、って今思えば思う。



その年、ちょうど、母が弟を妊娠し、
いつも元気なところしか見たことがなかった母が、
つわりで何度も吐いている姿も
目の当たりにし、

母がどうにかなっちゃうのでは。。。?という
不安に駆られていた。



その後、3年生くらいから、
乗り物に乗ったら不安になり、吐き気に襲われ、お守りがわりに
常に胃薬服用。



このころ、
母が弟の育児につきっきりになり、
不安感が強まって、



寝れないときも多くて、
夜中母親を起こして、
「気持ち悪い、寝れない」って
訴える日も多くあった。


母は弟育児中のため疲れていたので、
全然相手にしてもらえず・・・
「気持ち悪かったら吐いてきたらええやん」って冷たく言われるだけ。


私は母に心配してもらいたかっただけ。
そのとき優しく寄り添ってもらってたら
吐き気は、気持ちの問題で
ほんとに吐き気を催しているわけではなかった。


そのとき、父親が
代わりに優しくしてくれて、
一緒に寝てくれて、
私は安心して寝ていた。



小学生のころは
遠足のバスも
毎回、
泣きながら乗っていた。


自分が吐くわけではなく、
誰かが車酔いで吐くことの予測で
怖かった。
自分も吐き気に襲われてるような気になってた。(一度もバスで吐いたことない)



生い立ちの話では、
右手に障がいを持って生まれたため、
常に
奇異の目に晒されながら生きてきたから、



人の顔色や、人の心の裏側を読む癖がついた。



先生に
「生い立ちはもちろんのこと、
それ以前に、
もともとの性格で、
とても感受性が高すぎるところがあるね。


嫌な記憶も記憶力が良く、鮮明に残りやすい。
だから
トラウマになりやすい」


って言われました。




感受性が強い、かぁ。


初めてこういう自分について深い部分を打ち明けたから、
こういうことも、初めて言われました。


言われてみると、
嫌なことは全部鮮明に
言われたときの状況をよく覚えている。



マーライオンのように吐きまくっていたときの
子の名前や顔も覚えているし。




みーくんが
自閉症発症してから、
誰にも理解を得られなかったとき、



義母さんから、私のしつけが悪いと
叱られたときのこと。



傷ついたときの記憶の引き出しは
山ほどある。
どれもすべて鮮明に思い出せる。



フラッシュバックとかそこまでひどいものではないけど、
そのときの
感情も全部覚えてはいる感じ。




みんな
そんなもの、だっって思ってたけど、
違うの・???笑


人間って悪いこと、
喉元過ぎれば熱さは忘れても、

記憶には残ってるもんでしょ?って思ってたけど?



先生に
3箇所ほど
おすすめの精神科を紹介してもらいました。



夫のみーくんへの関わり方に不安を感じて預けられなかったり、
予期不安を感じて、
不眠のみーくんを
学校に行かせられなかったり、



すべての行動が
この
嘔吐恐怖症に左右されて、繋がってるね、ってこと。


私の行動を変えるきっかけに
したらどうかなぁって。



夫くんに安心して預けられるかどうかは
私次第ってこと。


夫は共感性も低いし、
経験から相手の気持ちを読むこともできないし、そこから
学ぶことも、少ない。
同じ場面で同じことができるわけでもない。


それはもう夫の特性で変わらない。


あとは、
私がどう割り切れるか。


自分の中の問題を克服し、
夫に、
もう命さえあればいいや、くらいな
気持ちで


あまり
神経質にならずに預けることができるか。
いろんな予期不安を起こさないように
認知を変えられるか。



夫は確かに特性は強いけれど、


自分にも
かなりの問題があったのだと気づいたところです。


てか、前から気づいてたけどさ、、、
向き合うって
なかなか難しいものなんだね。


このさい、
ちゃんと自分と向き合う時が来た,って思って、
いろいろはっきりさせたいです。